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“ポツンと一軒家”に住みながら趣味を謳歌する89歳女性!健康の秘訣は「アイドル」

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』

2021年最後の放送となる12月26日(日)は、ゲストに石坂浩二と葵わかなを迎えて「年末3時間スペシャル」をお届けする。

ポツン暮らしについて、「通信販売が届く範囲ならいいです。(趣味の)プラモデルだろうが絵の材料だろうが、なんでも買えますから」と話すのは石坂。

一方、葵は「自分ですべてのことをしなきゃいけない…体力も知識もないので、難しそうです。でも、自然は好きなんです」と語る。

◆第二の人生は趣味を謳歌、ひとり暮らしの89歳女性

鹿児島県、薩摩半島の山の中でポツンと一軒家を発見! 衛星写真で見る限り、木々に埋もれるように建っている一軒家で、田畑もなさそうだ。

所ジョージは「これまで見てきた中でも相当な山奥ですよ」とそのポツンぶりを語るほど。「埋もれていて道もないんです」という林修に、石坂は「絵描きとか、芸術系の方が暮らしていらっしゃるのかも…」と自由に想像を働かせる。

捜索隊が向かった最寄りの集落は、田園風景が広がる見渡しのいい地域。その通りがかりに発見した70代の男性に声をかけ、衛星写真を確認してもらうことに。すると「知っているけど…」と端切れは悪いものの心当たりがあるよう。聞けば、かつては何件かの家があったが、今は住んでいるかどうかはわからないのだとか。

その男性はおもむろに携帯電話を取り出し、ポツンと一軒家に詳しい人に電話をしてくれた。すると、現在でも高齢の女性が暮らしているという。しかも、家までの案内役も買って出てくれ、捜索隊は男性が運転するバイクの先導で一軒家を目指すことに。

集落から山道へと向かうと、捜索隊も「この道は一見では気づかないなあ!」と思わず声が漏れるような細い林道を下っていく。どこまでも続く狭い林道を奥へと向かい、急坂をのぼると森の中にいきなり一軒家が現れた! その一軒家は不在だったものの、奥にあるもうひとつの建物に人の気配が!

その家にいたのは、89歳の女性とその娘だった。話を聞けば、隣の家にも80代の女性がひとり暮らしをしているが、今は病気療養中とのこと。66年前にこの地に嫁いできたそうで、かつては稲作とタバコ農家を兼業していたそう。

夫を33年前に亡くしてから、ひとり暮らしをしているという女性の健康の秘訣は、なんとアイドル! 大好きなアイドルの話になると目を輝かせ、コンサートにも足を運ぶという、とても元気な女性だった。第二の人生は趣味を謳歌しているという89歳の女性のポツン暮らしとは?

◆数々の職を経てたどり着いた一軒家。70代男性の波乱万丈の人生ストーリー

そして、鹿児島県・薩摩半島の山の中でさらにポツンと一軒家を発見!

実は、先程の一軒家まで案内してくれた男性から、別の集落にあるポツンと一軒家情報を仕入れていた捜索隊。「顔は知っているけど知り合いではない」と、詳しいことはわからないそうだが、家までの案内を快く引き受けてくれた! 先程の山とは別の道へと向かい、今度は舗装された山道を延々と登り続けていく。すると、その道沿いに大きな建物を見つけることができた。

捜索隊は案内をしてくれた男性に丁寧にお礼をし、その家で暮らしている78歳の男性に話を聞くことに。

この家は30年ほど前に購入した家らしく「決め手は海が近いことだったのですが、実際に購入してみたらかなり離れていて山の奥だったんです。ちょっとそそっかしかったですね」と笑う男性。10年前に妻が入院生活となり、現在はひとり暮らしをしているという。

「コロナ禍で面会ができない状況ですが、落ち着いたら会いに行きたいですね」と語る男性。夫婦で20年を過ごしたこの家で、現在はどんな暮らしをしているのか? これまでに数々の職に就き、波乱万丈の人生を経てこの一軒家へとたどり着いた人生ストーリーも明らかに。

※番組情報:『ポツンと一軒家』3時間スペシャル
2021年12月26日(日)午後7:00~午後9:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット