上川隆也、一日警察署長に!過去の“事故”について語る「よそ見をして…」
現在、好評放送中の木曜ミステリー『遺留捜査』で主演を務める上川隆也が8月2日(水)、京都府 中京警察署の一日署長を務め、交通事故の防止と特殊詐欺被害の撲滅に関するトークイベントに出席した。
『遺留捜査』第4シーズンの舞台が京都であることから今回、京都府 中京警察署の一日署長を務めることになった上川は、スーツにスニーカーというおなじみの“糸村刑事スタイル”で中京署を訪問。片山勉・中京警察署長から委嘱状とたすきを交付され一日署長を任命された。
その後、ゼスト御池“御幸町広場”で行われた交通事故の防止と特殊詐欺被害の撲滅に関するトークイベントにも一日署長として参加。上川演じる糸村刑事が自転車を愛用していることにちなみ、村上交通課長とともに自転車の安全利用についてトークを繰り広げた。
上川は「小学生の頃、自転車に乗っているときに、思いきりよそ見をして電柱にぶつかり、たんこぶを作ったことがあります」と子ども時代のエピソードを明かし、自転車も自動車やオートバイと同じように交差点では一時停止して安全確認する必要があるという交通課長の話に大きくうなずいていた。
また、自転車の安全利用に関するクイズにもチャレンジ。その問題を通して“自転車は車道通行が原則であること”や“ながら運転の禁止などをアピールし、「劇中で事件現場に駆け付けるときも、安全に、急いで向かいます」と約束した。
◆還付金詐欺の被害防止を呼びかける!
さらには、特殊詐欺被害の撲滅についても赤名刑事課長とともにトークを展開。
なかでも、中京署管内で多く発生している“還付金詐欺”について取り上げ、役所や保健所の職員を騙って高齢者をATMコーナーに出向かせる、その巧妙な手口について学んだ。
刑事課長が「還付金、ATMでは戻らない」というキャッチフレーズを考案し壇上で披露すると、上川も「ATMを使っても、絶対に還付金は戻ってこない。その根本的なことが実は知られていないということが大きな問題なんですね。このキャッチフレーズは効果的だと思います」と太鼓判。
イベントの最後に、上川は一日署長として「ATMを使った還付金詐欺の詳しい手口については僕も知らなかったので、大変勉強になりました。『還付金、ATMでは戻らない』というキャッチフレーズを、ぜひしっかり広めてください」と会場に詰めかけた観客たちに呼びかけるとともに、「『遺留捜査』は遺留品に固執する糸村刑事が、独自の捜査をしながら遺留品に込められた被害者の思いをくみ取り、人と人とをつなげていくドラマです。撮影は残りわずかですが、1話1話、心に響く物語をお届けしていきたい」と力強く語った。
◆現場に残されたチェーンをもとに糸村が真実を暴く
なお今夜、8月3日(木)放送の第4話では、資産家男性が自宅に押し入った強盗を射殺する事件が起きる。それは正当防衛だったのか、それとも…。糸村は、遺体が握っていた金のチェーンから衝撃の真実をひも解いく。はたして、その驚愕の結末とは?!
※番組情報:木曜ミステリー『遺留捜査』第4話
2017年8月3日(木)午後8:00~午後8:54、テレビ朝日24局