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樋口新葉、絶望の淵で誓った“決意”「自分のスケートのすべてを伝えたい」悲願の五輪出場にかける思い

「前回行けなかったオリンピックに絶対に出たいという気持ちが本当に強いです」

そう語るのは、フィギュアスケート女子の樋口新葉(20歳)。11月19日(金)からはじまるグランプリシリーズ第5戦フランス大会に登場する。

4年前のオリンピック選考で惜しくも代表の座を逃した樋口にとって、今シーズンは勝負のシーズン。並々ならぬ思いをもって臨んでいる。

◆夢破れた4年前の“あの日”

3歳のときにフィギュアスケートをはじめた樋口。

2016年に15歳の若さでシニアデビューすると、グランプリシリーズ初戦でいきなり表彰台に立つなど活躍し、パワフルなジャンプとスピードを武器に世界の舞台で戦ってきた。

そんな彼女には、ジュニアの頃から繰り返し口にしてきた“夢”がある。

「オリンピックで優勝することです」

憧れの舞台を目指して日々練習に励み、平昌オリンピック代表をかけたシニア2年目のシーズン。

グランプリシリーズで2戦連続表彰台に立ち、グランプリファイナルにも進出。オリンピック代表の有力候補と呼ばれるまでに成長を遂げた。

しかし、代表選考会の全日本選手権で4位という結果に終わり、夢は叶えられなかった。

落選した日の夜、自身のSNSで樋口が振り絞った言葉は…。

「悔しい、もちろん悔しい。でも前を向くしかない」「頑張れるって思えるように これから倍返しの始まりだ」

平昌オリンピックが行われた2018年2月。樋口は遠征先の宿舎でその戦いを見届けた。

「最初はオリンピックがはじまるのが怖かったから、見たくないなと思ってたんですけど、みんな頑張ってるから私も頑張らないと、と思いました」

ライバルたちの戦いに刺激を受け、海に向かって叫んだのは再スタートの決意。

「やってやる!」

◆苦しみの末ようやくつかんだ“武器”

北京冬季オリンピックで代表の座をつかむため、樋口は新たな武器「トリプルアクセル」の習得に取り組んだ。

「これからは絶対に跳んでいかなきゃいけないジャンプだなと思うので、本当に完成させたいというか、絶対に跳びたいですね」

恐怖心と闘いながら練習を繰り返し、ついに昨シーズン、実戦のプログラムに組み込む。

グランプリシリーズNHK杯ではじめて着氷したトリプルアクセルは、惜しくも回転不足で成功まであと一歩。その後もコロナ禍で練習ができないこともあったが、失敗を恐れずチャレンジを続けた。

そして北京冬季オリンピックを控えた今シーズン。10月に開催されたグランプリシリーズカナダ大会で、ようやく国際大会で初めてとなるトリプルアクセルに成功する。

総合順位は6位と表彰台こそ逃したものの、確実な手ごたえをつかんだ。

◆「自分のスケートのすべてを伝えたい」

トリプルアクセルという新たな武器を得て、勝負のシーズンに挑む樋口。ここ2シーズン使用していたプログラムをショート・フリーともに変更し、滑り込んでいる。

新しいフリーのプログラムに選んだのは、以前から滑りたいと思っていたディズニーの名作『ライオンキング』だ。

「動物を演じるというより、女王とか強いものがどういう気持ちでいるのか考えながら練習をしています。最後のステップで全部を巻き込んだ感情みたいなものを出し切りたいなと思っているので、そこがうまく伝わったらいいなと思ってます」

こだわりのプログラムで勝負のシーズンに挑む。見据える先は、悲願のオリンピック出場。

次の4年となったらすごくいろんなことが変わると思うので、自分がオリンピックに抵抗なく挑戦できるのは今回が最後なのかなと思っています。今までやってきたことや感じてきたことをすべてフリーに入れて滑って、自分のスケートのすべてを伝えたいです

放送情報:『フィギュアスケート・グランプリシリーズ2021』フランス大会

◆地上波
11月19日(金)深夜3:00~ 男女ショート(関東地区)
11月20日(土)深夜3:40~ 男女フリー(関東地区)

◆CSテレ朝チャンネル
全競技・全選手・会場音のみで放送
12月1日(水)あさ7:00~

◆ABEMA
地上波放送(競技部分)を見逃し配信

◆テレ朝動画
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