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桃田賢斗「あの負けは自分を強くしてくれた」 五輪敗退後初の大会で誓う“涙のリベンジ”

9月26日(日)に開幕した『世界バドミントン男女混合国別対抗戦2021スディルマンカップ』。

2年に1度、世界16の国と地域からトップ選手が集結し、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5試合を戦う世界一決定戦だ。

前回大会準優勝の日本はグループリーグを全勝で突破し、10月1日(金)に準々決勝に進出する。

“史上最強”の称号を取り戻す日本チームのキャプテンは、エース・桃田賢斗

東京オリンピックでは世界ランク1位として金メダルを期待されながらも、まさかの予選リーグ敗退という結果に終わった。

今大会はオリンピック後初の国際大会であり、準優勝だった前回大会の悔しさを晴らすチャンスでもある。

◆桃田が試合で流した初めての涙

2019年5月に開催された前回の『スディルマンカップ』。

優勝候補だった日本は、世界ランク1位の桃田や女子ダブルスの福島由紀・廣田彩花ペアなど、各種目のトップランカーを擁して大会に臨んだ。

準決勝まで順調に勝ち進み、決勝では中国と対戦。先に3勝したチームが勝利というルールの中、2試合(2種目)で敗れて後がなくなった状況で、第3試合の男子シングルに桃田が出場した。

「自分が勝てば逆転できる」――そんな重要な局面でエースの活躍を期待された桃田。

しかし、試合は予想外の展開となった。

第1ゲームこそ桃田が奪ったものの、2ゲーム、3ゲームと、これまで4勝1敗と勝ち越してきた相手に主導権を握られ、2対1の逆転負け。自らの敗戦により、目標としていた日本の初優勝を逃す結果となってしまう。

試合後、桃田は悔しさと不甲斐なさで初めて涙を流した。

もう本当に何も考えられないくらいすごくショックでした。日本代表みんなで優勝をとりにいったなかで、自分が負けて(チームの)負けが確定するっていう。自分のコートの反対側で中国選手たちが喜んでいるのを見て、すごく悔しかったですし、自分が情けないと思いました」(桃田)

試合に負け、初めて流した涙。その悔しさが、桃田の闘志に火をつけた。それからは、練習に対する気持ちがより一層強くなり、プレーも変化していく。

涙の敗戦から3カ月後に開催された世界バドミントンでは、全6試合1ゲームもとられることなく、連覇を達成。さらに、ツアー5連勝に国際大会で史上最多の年間11勝と、圧倒的な強さをみせつけた。

次は絶対に負けないぞっていうエネルギーが湧いてきたので、あの負けは自分を強くしてくれた負けだったと思います」(桃田)

チームを勝たせられなかった涙の敗戦が、さらなる強さを手に入れるきっかけになった。

◆「今はやるぞっていう気持ち」

そんな悔しい経験から約2年。桃田は前回大会のリベンジに燃えている。

「前回準優勝に終わってしまって、僕自身すごく悔しい思いをした大会だったので、今回はその悔しさを晴らせるようにしたいです。苦しい場面もたくさんあると思いますけど、そこから逃げないように取り組んでいきたいと思います」(桃田)

さらに今大会で桃田は、高校生以来というキャプテンも務める。日本代表のパク・ジュボン監督が、オリンピックの敗戦から這い上がるきっかけを与えたいという思いから桃田をキャプテンに指名した。

「オリンピックが終わって自分の中でも気持ちを切り替えて、団体戦なので自分ひとりじゃないですし、『試合に選ばれなかった人の分まで頑張ろう』『今はやるぞ』という気持ちです」(桃田)

日本のエースとして自信を取り戻し、前回大会のリベンジをはたすために――。桃田賢斗は『スディルマンカップ』で新たな一歩を踏み出す。

※番組情報:『世界バドミントン男女混合国別対抗戦2021スディルマンカップ』
◆テレビ朝日地上波(関東地区)
<準決勝>
10月2日(土)深夜3時~
<決勝>
10月3日(日)深夜2時25分~

◆CSテレ朝チャンネル2
<準々決勝>
10月1日(金) ごご4時~、よる10時~
<準決勝>
10月2日(土) ごご4時~、よる10時~
<決勝>
10月3日(日) よる7時~

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