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大原優乃、やり切った悪女役で新境地「視聴者に嫌いになってもらうくらいに…」<『僕らが殺した、最愛のキミ』リレーインタビュー>

動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」で配信中のオリジナルドラマ『僕らが殺した、最愛のキミ』。

人には言えない「秘密」をもつ小学生時代のクラスメート7人が、同窓会の招集を受け10年ぶりに再会するも、何者かによってビルに閉じ込められることから始まる未曾有の極限ラブストーリーだ。

本作にて、同窓会に集まる同級生の本多明日香を演じるのが大原優乃。

大原といえば、Dream5のメンバーとして活躍。グループ活動終了後はドラマ『ゆるキャン△』(2020年~)シリーズや『ただ離婚してないだけ』に出演するなど、女優としてめきめきと頭角を現している。

©テレビ朝日

今回演じた明日香は、認められたい・愛されたいという承認欲求が強い憎めないキャラクター。同窓会でビルに閉じ込められ窮地に追いやられた瞬間、承認欲求が炸裂し、男子たちを次々と誘惑していく。

テレ朝POSTでは、『僕らが殺した、最愛のキミ』出演者にリレーインタビューを敢行!

第5回目は大原が登場。新境地となった悪女の役どころについて、共演者6人の印象と感想についても語ってもらった。<取材・文:赤山恭子、撮影:映美>

◆やり切った“悪女”明日香役、「視聴者の皆さんに嫌いになってもらうくらいになれば」

――演じた明日香は、これまで見たことがない大原さんが見られるようなかなり濃い人物像でしたね?

そうなんです! 私自身、今まで本当に演じたことがないキャラクターでした。いろいろな男性に近づいていったりしてラブシーンもありますし…、視聴者の皆さんが明日香を一言でいうならば「悪女」になるんだろうなと(笑)。

実は、明日香という役は「こんな大原優乃を観たい」という当て書きでいただいたんです。当て書きで役をいただいたことがこれまでなかったので、本当に「私でいいの?」と思うほどで。

こんなに挑戦できる役をいただけたのがありがたいですし、明日香に出会えた感謝の気持ちがすごく強いです。

――皆さんの反応も楽しみですね。実際、大原さんは明日香をどう受け止めていたんですか?

演じている私としては、明日香は自分に自信がなくて人に愛されたい・認められたいという承認欲求がすごく強い子。

本当に全部計算してその行動をしているかというと、そうではなくて。自分が、そのときどきで7人の中で存在するためにやっていることが、結果的に悪女みたいに見えるというか…そうなればいいなと思ってやっていました。

どんどん豹変していくキャラクターでもあるので、出しすぎず、抑えすぎずという加減を毎シーン監督と相談して演じていました。

――大原さんの新境地と言える本ドラマを多くの方に観ていただきたいですね。

本当にそう感じています。私たちキャストもですが、製作してくださった監督、脚本家さん、スタッフさん含め、皆さんが強い思いでこの作品を作っていました。

個人的には、ひとりの男の人に誘惑するシーンでも友情関係がありつつの誘惑だったりもするので、いろいろな戦略をもってやっています。

ストーリーでは3話くらいから本格的にかき乱していきます。私としてはやり切れたので、皆さんに明日香を嫌いになってもらえるくらいまでいくといいなと思っています。

――もしも、男性キャストが演じた5人の役の中から選ぶなら、誰と付き合いたいですか?

え~、どうですかね! 零(高橋文哉)の全員にやさしい感じはすごく惹かれます。

あと…これは明日香としての意見になっちゃうんですけど、大翔(若林時英)がかわいいなって思っちゃいます(笑)。最初の同窓会で集まったばかりの楽しいシーンでは、明日香と大翔が夫婦喧嘩みたいなアドリブを結構やっているんです。そこも楽しみに見てください。

◆6人の共演者への熱い思い、「次回はもっと平和な作品で(笑)」

――ここからは、共演した皆さんの印象を教えてください。まずは、W主演の高橋文哉さん&鈴木仁さんから。

文哉くんとは以前バラエティ番組で共演してお話をしたことはあったんですけど、作品でご一緒するのははじめてでした。本当にまじめな方で年下ですけど責任感がすごく強く、主演の文哉くんとしてずっと現場にいてくださったので、空気感をしっかり作ってくれました。

仁くんは3回目の共演になるんですけど、しっかりお話できたのは今回がはじめてでした。仁くんの元としてのお芝居をリハーサルで見たときに「あ、雰囲気が変わった」と思ったんです。佇まいや間の感じなどが変わっていて、戦友としてもすごく刺激をもらえました。

あとは、お互いに漫画が好きなので漫画の情報をずっと共有して(笑)。休憩時間に読んだりしていました。

――唯一の女性キャスト、井桁弘恵さんとも仲良しだったそうですね。

はい! 弘恵ちゃんは以前、映画で共演させてもらって2度目の共演になります。

今回は男性5人・女性2人だったので、もう一人の女性キャストが弘恵ちゃんで本当によかったなと毎日思っていましたし、お姉ちゃんみたいですごく頼らせてもらっていました。

控え室は仕切りがあるんですけど隣だったので、いつも空き時間に一緒にゲームしたりして。でも、話が進んでいくにつれて役の影響があったので、段々お互いの口数も減っていき…(笑)。次回は、もっと平和な作品でまたご一緒できたらいいなと思います!

――次は、夫婦喧嘩的やり取りもあったという若林時英さんの印象をぜひ。

時英には、この作品で助けてもらった部分が本当にすごく多かったです。私がひとりで考え事をしているときに、何も言わずに隣にきてくれたりして。「よーい」と本番が始まるまでの待機時間、私は考えたり準備したりしながら待ちたいタイプなんですが、同じ空気感だったので心強かったです。

時英がセリフを一言発するだけで、7人の空気がガラッと変わるようなこともありましたし、本当にすごい役者さんで尊敬しています。

――古川毅さんも共演経験がありますよね。

はい。毅くんとは2度目ですけど、しっかりお話するのは初の現場でした。

毅くんは悠真と似ている部分がちょっとあって、みんなで話しているときは一歩引いて、俯瞰して見ているような人。でも、ギャップがあるのも毅くんの魅力なんです。

悠真は役的に単独行動が多かったので、カットがかかると毅くんが「寂しかった~」とみんなのところに来て。そういう一面があるのも素敵ですよね。

――最後に、皆さんに愛されている末っ子・宮世琉弥さんの印象をお願いします。

本当にワンちゃんみたいで、すごくかわいかったです(笑)!

薫のキャラクター自体、とても難しい役どころだったと思うんです。見事に演じ切られていて、まだまだ10代なのに今後より活躍されていくんだろうなと思いました。

オンとオフのギャップがすごくある人で、薫を演じた宮世さんは普段と全然雰囲気が違うと思うので、(本編を見るのが)楽しみです。

※番組情報:TELASAオリジナルドラマ第2弾『僕らが殺した、最愛のキミ』
【第1話・第2話】2021年9月17日(金)20時~配信中(※第1話は無料配信)
【第3話・第4話】2021年9月24日(金)20時~配信スタート
【第5話】2021年10月1日(金)20時~配信スタート
【第6話】2021年10月8日(金)20時~配信スタート
「TELASA(テラサ)」公式サイトはこちら!

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