相葉雅紀、3年ぶりの連ドラ主演!佐々木蔵之介&段田安則と“マスコミ一家”に<和田家の男たち>
2021年10月期のテレビ朝日金曜ナイトドラマで、相葉雅紀主演の『和田家の男たち』が放送されることが発表された。
息子は“ネットニュースの記者”、父は“テレビ局報道マン”、祖父は“新聞記者”――3世代がそれぞれ異なったメディアに携わっている“マスコミ一家”の「和田家」を舞台に、男だらけの家族が織り成す“異色のホームドラマ”をお届けする。
◆相葉雅紀、3年ぶりの連ドラ主演!
2018年放送の『僕とシッポと神楽坂』以来、3年ぶりに連続ドラマ主演を務める相葉。今作では15年勤めた会社がコロナ禍で突然倒産し、デリバリーサービスの配達員に勤しむ37歳の男・和田優を演じる。
ひょんなことから、20数年ぶりに祖父・寛と再会をはたし、さらに疎遠になっていた父・秀平に「一緒に住まないか」と提案されたことで、なぜか3人はひとつ屋根の下で一緒に生活することに。
デリバリー配達員を続けながら、和田家の家事全般を担っていたある日、大学の後輩のツテでネットニュース編集部の記者として記事を書きはじめることとなり…。
同枠ではこれまでにカメラアシスタントやバーテンダー、そして獣医師とさまざまな役柄に挑んできた相葉。それぞれの作品において、相葉ならではのカラーでキャラクターに息を吹き込んできた。
はたして『和田家の男たち』では、ネットニュースのライターという職業を通じて、和田優という青年をどう体現していくのか?
◆相葉の父に佐々木蔵之介、祖父に段田安則
優の父・秀平を演じるのは、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍を続け、7月期の木曜ミステリー『IP~サイバー捜査班』での“スペシャリスト”ぶりも好評の佐々木蔵之介。
テレビ局の報道番組「フロンティアニュース」の総合プロデューサーを務める秀平は、実は亡くなった優の母・りえの“再婚相手”。25年前にりえが亡くなって以来、血の繋がらない優を男手一つで育ててきた。
しかしテレビ局の報道マンとして昼夜問わず忙しい日々を送っていたため、家の中の大抵のことは優がこなし、結果的に息子は家事の一切が万能な青年へと成長。その後、大学卒業と同時に独立した優とは別々に生活し、コロナ禍においてなんとなく音信不通になっていたが、ひょんなことから再会し一緒に暮らすことに。
そして秀平の父で優の祖父・寛を演じるのが段田安則。『ドクターX ~外科医・大門未知子~』など数々の作品で圧倒的な個性と存在感を放ってきた段田が、今作では元新聞社の社長で現在は論説委員としてコラムを寄稿している新聞界のレジェンドともいうべきマスコミ人を演じる。
◆脚本家・大石静が描く異色のホームドラマ
今作の脚本を担当するのは、数々のホームドラマを手掛けてきた大石静。今春放送された『あのときキスしておけば』からは一転、男ばかりの“令和の家族の姿”を描き出す。
新聞記者としての確固たる理念を持ち続ける寛、テレビの報道マンとして最前線で指揮を執る秀平、そして現代社会における情報ツールとしてもっとも身近であるネットニュースの記者になった優。
ひとくくりに「マスコミ」といえども、三者三様に異なる職業倫理、価値観、矜持をもつ「和田家」の面々。そんな彼らが日々の食卓を主な舞台に、事件の大小を問わず今何が問題なのか? それを伝えるマスコミとは何か? それぞれのメディアの立場から、意見を闘わせ、時代と対峙していく。
さらに今作は、大石ならではのテンポのいい会話劇も大きな見どころのひとつ。3人の男たちが突然一緒に暮らすことになったきっかけ、そして優の亡き母・りえの死の真相にもある秘密が隠されている。
◆相葉雅紀 コメント
今回の作品は、台本の台詞ひとつひとつが思いもよらない伏線になっていたり、コメディー的な部分とシリアスな部分の対比が絶妙で、こんな風に言ったら大石さんに怒られるかもしれないですけど(笑)、とてもおもしろいんです!
僕が演じる和田優がしばらく会っていなかった父、祖父と再会し、まさかの男3人暮らしをスタートさせる中で、少しずつ打ち解けながら、記者としても成長していくといった物語になっていますので、優と一緒に僕自身も回を重ねながら成長していきたいと思っています。
また、今回の作品では大先輩の段田安則さん、佐々木蔵之介さんとご一緒できるということもとても楽しみです。蔵之介さんとはドラマでは初共演なのですが、作品を拝見するとどんな役も演じられて、とてもセクシーで優しくて素敵な方だという印象を抱いています。
段田さんとは20年前に連続ドラマで共演させていただきました。嵐になってはじめて出させていただいた作品だったのですが、それ以来、20年ぶりにご一緒させていただくので、うれしい気持ちでいっぱいです。
3年間、連続ドラマの現場から離れていましたが、戻ってきました! マスコミという珍しい題材のドラマですが、皆さんの金曜の夜の癒やしになれたら嬉しく思います。全力を尽くし、すべてを出し切るつもりで頑張ります!
◆佐々木蔵之介 コメント
このドラマでは、報道に関わる三者三様の「この時代をどう生き抜くか」ということが描かれていると思います。それぞれの年齢、キャリア、社会的立場によっていろいろな価値観がある中で、“ホームドラマ”ということで、食卓を囲みながら、その価値観をぶつけ合っていく、今までにない感じがおもしろいなと感じました。
この3人の家族も、これまでにあまり顔を合わせていなかったんですけど、コロナ禍だからこそ3人が顔を合わせてそれぞれがお互いのことを見聞き知って、助け合いながら生きていくような、未来に向かっていくような、そんな素敵なお話だなと思いました。
僕が演じるのはニュース番組のプロデューサー。カッコいい役ではあるんですが、想像がつかないなあ…(笑)。報道マンとしての彼の矜持であるとか、使命であるとか、彼の礎がどのようなものか考えながら気概をもって演じていこうと思います。
相葉さんが演じる優は出会う人、一人ひとりに対して丁寧に親身に接しその人を尊重し、その人の思うことを受け入れて、そして聞き上手で癒してあげる、まさに名前の通り、優しい人間で、相葉さんにぴったりだなと思いながら台本を読みました。
段田さんが演じる寛は、揺るぎない精神をもったとてもまさにかっこよくチャーミングな役。段田さんしかなし得ない、嫉妬を覚えるぐらいおもしろい役だと思います。心強い仲間と3人で一緒にやれることが、楽しみですし、幸せです。
とてもおもしろい、豊かなドラマになると思いますので、もしよろしければご家族で楽しんでいただけたらと思います。
◆段田安則 コメント
最初に台本を読んだときから「おもしろい作品だな」と感じました。男3人で暮らす、というその“男”の中に僕が入っていいのかな、とちょっと驚きはしましたけどね(笑)。
僕が演じる和田寛は“新聞界のレジェンド”と呼ばれる人物で、女性にもよくモテる。僕も女性はもちろん大好きですけど、「よくモテる」という部分に関しては、これからしっかりと準備をして臨まないといけないなと思っておりまして…。
“新聞界のレジェンド”たる貫禄と、女性を魅了するフェロモン、というこの2つの高い壁に挑んでいこうと、今、固く決意をしたところであります。
俳優というのは、普段の自分ではないものになれる、その落差が楽しくもあるわけですので、犯罪者を演じることもあれば、その犯罪者を追う刑事になることもある――そんな経験のひとつとして、今回の和田寛というキャラクターを演じたいと思います。
相葉くんとは、20年ほど前にドラマでご一緒して以来、久しぶりの共演です。蔵之介さんともしっかりと一緒にお芝居するのはほぼはじめてなので、とても楽しみにしています。相葉くんのおじいちゃんには見えなくもないかもしれないけど、蔵之介さんのお父さんに見えるかな…と、そこは少し心配ではありますが…(笑)。
親子三代にわたる男たちの物語、最近ではなかなかなさそうな作品ですが、とってもおもしろそうです。僕が視聴者なら絶対に見ます! ぜひ楽しみになさってください。
※番組情報:『和田家の男たち』
2021年10月スタート!毎週金曜よる11:15~深夜0:15、テレビ朝日系(一部地域で放送時間が異なります)