『刑事7人』で初の海老沢(田辺誠一)フィーチャー回!苦節10年の昇進試験目前、まさかの人質に
東山紀之演じる天樹悠を中心に、海老沢芳樹(田辺誠一)、水田環(倉科カナ)、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)の刑事たち、そして法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)という個性あふれる7人が、時代とともに複雑化する超凶悪犯罪や難解な未解決事件に挑む人気シリーズ『刑事7人』。
8月11日(水)放送の第4話では、いよいよ海老沢が10年目の挑戦となる昇進試験を迎えることになる。
過去、試験の度に直前で事件が起こったり、娘が産気づいたりと、昇進を目指し続けて苦節10年の海老沢だが、今回はすでに合格率50%の超難関と言われる予備試験に合格済み。あとは筆記試験を突破するのみで、本人も「受ければ受かる」と自信満々だ。
ついに喜びの瞬間がやってくる…かと思いきや、またしても大きな壁が立ちはだかることに!
◆昇進試験を目前に海老沢がまさかの人質に!
海老沢が翌日に10回目となる昇進試験を控える夕方、天樹ら専従捜査班に刺殺事件発生の連絡が入る。
容疑者は宝石店窃盗事件で実刑判決を受けたものの、収監前に逃亡し手配中だった男。事件現場で目撃された後にまたしても逃亡を図るが、すぐに緊急配備が敷かれ事件解決は時間の問題かと思われた。
しかし、そこから思わぬ展開に! 海老沢が捜査中にひとり立ち寄ったトイレで容疑者と遭遇し、慌てて後を追ったところ、託児所の様子を伺う容疑者の姿が。入室を止めようと容疑者ともみ合いになった末に、なんと海老沢は子どもや保育士たちとともに人質になってしまう。
立てこもる容疑者を前に夜が更けていき、試験開始までのカウントダウンがはじまるなか、天樹たち専従捜査班は事件解決に導けるのか、そして海老沢は試験に間に合うのか?
◆田辺誠一「稲妻シュートを見せたい」
拓海とともにシーズン4から『刑事7人』に登場している海老沢だが、フィーチャーされる回が放送されるのは今回がはじめて。
田辺は「フィーチャーされるのは役者としてもうれしいですし、大変な分やり甲斐もあるので、ここで稲妻シュートを見せたいと思います」と語り、気合十分だ。
「人生を懸けて臨む試験を前に事件に巻き込まれてしまうのは、不運ではありますけど、海老沢らしいですね。試験開始まであと何時間とカウントダウンされますが、はたして試験に間に合うのか、合格できるのか。その緊張感を楽しんでいただけたらと思います」と田辺が語る第4話。
一体どんな結末が待ち受けているのか。
◆海老沢を巻き込む容疑者役は味方良介!
そんな人生最大の山場を迎える海老沢を事件に巻き込んでしまうのが、刺殺事件の容疑者で人質を取って託児所に立てこもる登戸和馬。演じるのは、舞台で培った高い演技力に注目が注がれる味方良介だ。
2011年のデビュー以降、舞台を中心に活躍し、つかこうへいの舞台『熱海殺人事件』(2017)では木村伝兵衛役を史上最年少となる24歳で見事に演じたことで話題に。さらに、ドラマ初出演となった『教場』(2020)で一躍注目を集め、今や舞台やドラマで活躍するもっとも勢いのある俳優の1人だ。
『刑事7人』に出演することが決まった味方は、「長く続く魅力的であり、さまざまな年齢層に愛される作品のピースになれることが素直にうれしかったです」と喜びをあらわに。
撮影では「今まで経験したことのない役どころだったので、自分がどうなるのか撮影当日までイメージがわかなかったのですが、演者の皆さん、スタッフの皆さんのチームワークが素晴らしく、アットホームかつスピーディーな現場で、即座にいい意味でその空気感に巻き込まれて自然体で撮影することができました」と手応えを感じていた様子。
また味方は、「田辺誠一さん演じる海老沢芳樹の正義感、そして優しさが滲み出ている回になっているかと思います。僕の演じる登戸和馬がどのような立場かはぜひ観ていただいて、感じて欲しいです」と語っている。
◆田辺誠一(海老沢芳樹・役)コメント(全文)
第4話では海老沢が昇進試験を前に事件に巻き込まれてしまいますが、海老沢らしい巻き込まれ方ですし、事件の背景には入り組んだ事情があって、すごく人間味を感じる回だなと思いました。犯人の事情や、事件の裏に隠された謎解きですとか、子どもたちが絡んでいる部分もあり、さまざまなテーマがこの1話に凝縮されています。
それと同時に海老沢もいろんな面が出ていて、もちろん海老沢らしいドジっぽいところもあるのですが、事件はどんどん深刻になっていくので、そのあたりはさじ加減を図って演じさせていただきました。とくに子どもに関しては、子だくさん、孫だくさんの海老沢なので、普段の警察としての正義感プラスアルファ、個人的な感情みたいなものも表れていると思います。
海老沢は合格率がものすごく低い最難関の予備試験には受かっているので、毎回話には出てきていたものの、やっぱり勉強し続けていてすごいなと思いましたね。
自分は、個人的に語学を勉強しようと思っているのですが、テキストを買って1日やったきり半年経ってしまったり、またやらなきゃと思って今度はポッドキャストに入れて勉強しようと思っても、結局聞かなかったり…挑戦する意志はあるのですが(笑)。
そんな頑張ってきた海老沢が、人生を懸けて臨む試験まであと何時間と劇中でカウントダウンされますが、はたして試験に間に合うのか、合格できるのか。その緊張感をぜひ楽しんでいただけたらと思います。
◆第4話あらすじ
夕方、天樹悠(東山紀之)ら専従捜査班のもとに、廃屋で男性の刺殺体が見つかったという知らせが入った。翌日、10年目の挑戦となる昇進試験を受ける予定の海老沢芳樹(田辺誠一)は定時で退庁しようとしていたところだったが、天樹たちとともに急遽、現場に向かう。
殺されたのは投資会社社長・友永三郎(金井成大)で、容疑者は宝石店窃盗事件で実刑判決を受けたものの、収監前に逃亡し手配中だった登戸和馬(味方良介)。登戸は近隣住民に現場で姿を目撃された直後、またしても逃走したという。すぐに緊急配備が敷かれ、逮捕は時間の問題と思われた。
ところが、現場付近の聞き込みに当たっていた海老沢は、ひとり立ち寄った公衆トイレで偶然、登戸と遭遇! 慌てて後を追ったところ、登戸はなぜか雑居ビル内にある託児所の様子をうかがっていた。入室を阻止するべく飛びかかった海老沢だったが、ナイフを手に脅す登戸を前にしてなすすべなく、保育士や子どもたちと一緒に人質となってしまう…。
託児所に立てこもった登戸は、自分は窃盗も殺人も無実だと主張し、裁判のやり直しと、友永を殺した真犯人を探せと要求する。登戸の主張は真実なのか!? だとしたら、真犯人はいったい…!?
一方、天樹は、登戸が現場から離れた託児所に立てもったことに何か目的があるのではと直感。登戸や被害者・友永の周辺を洗いなおす中、ある“新事実”に気づくのだが…!?
はたして専従捜査班メンバーは真相を明らかにし、人質を救い出すことができるのか!?
夜が更けていき、昇進試験の時刻が刻々と近づいていくが――海老沢は試験に間に合うのか…!?
※番組情報:『刑事7人 season7』第4話
2021年8月11日(水)よる9:00〜よる9:54、テレビ朝日系24局
※『刑事7人 season7』最新回は、TVerにて無料配信中!
※過去回は、動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」で配信中!