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ジャルジャル、KOC制した絶対的コント王者が感じる“漫才の難しさ”「漫才ってすごいんですよ!」

アンタッチャブルとサンドウィッチマンがMCを務め、芸人たちがその磨き上げたネタを披露する『お笑い実力刃』。

「テレビ初の実験ネタ3連発!ジャルジャルだけ1時間スペシャル」と題した7月21日(水)の放送では、ジャルジャルが2度目の登場! 3本の実験ネタをテレビ初披露し、さらにストイックすぎるお笑い論を展開するなど、その魅力にとことん迫る1時間となった。

番組では、ジャルジャルのネタ作り秘話が明らかに! またMC陣も驚いた2人の意外な“弱点”とは?

◆月間150本作成!ジャルジャルのネタ作りは?

ジャルジャル(後藤淳平・福徳秀介)は2003年に結成。“ジャルジャルワールド”といわれる独特な世界観のネタを武器に、2020年の『キングオブコント』では悲願の優勝をはたし、唯一無二の存在感でお笑い界に君臨している。

じつに8000以上の持ちネタを誇るという驚異の“量産力”をもつジャルジャルだが、そのネタ作りは一体どのように行われているのか?

「2人きりの空間でないとネタが作れない」という福徳。楽屋などで“他に誰も居ない状況”にし、2人きりでネタ作りに励んでいることを明かす。

また、テーマを考えたり台本を用意したりはせず、どちらかが即興ではじめた言動に乗っかり、そこからネタとして形になるかどうかを試していくのがジャルジャルのスタイル。この方法で、1か月になんと150本ものネタを作るという。

そんなストイックすぎるネタ作りは、彼らが高校生の頃から始まり、続いていた。

高校の同級生でもある後藤と福徳。当時、世間話をするような間柄ではなかったにもかかわらず、休み時間にはいつも即興コントをしていたのだとか。

学生時代からすでに発揮されていた2人の天才ぶり、そしてお互いを高め合う関係性に、アンタッチャブル・山崎は「才能と才能で付き合っているみたい!」と舌を巻く。

◆「M-1のとき苦労した…」漫才への本音

また、ファンから寄せられた質問をぶつけるトークコーナー「実力ファンからの切れ味質問」では、「もう漫才の新ネタは作らないんですか?」というド直球な質問が!

ジャルジャルといえばコントのイメージが強いが、過去に『M-1グランプリ』で4度の決勝進出を経験。コントだけでなく、漫才でも定評を得ている。

彼らの漫才を心待ちにしているファンも多いが、福徳は「漫才のネタができればやりますけど、必死こいて漫才をつくろうとはならないですね!」と本音を漏らす。

一方の後藤も「M-1のとき苦労したんで…」と、意外にも漫才のネタ作りには苦戦を強いられていたことを吐露。

というのも、コントでは月100本以上ものネタを作り上げているのに対し、漫才は1年で1、2本程度。ジャルジャルの中で、漫才は唯一の苦手ジャンルなのだという。

その理由について福徳は「漫才ってすごいんですよ!」と前置きし、「縛りが多いし、(芸人の)人間勝負じゃないですか!」と説明。

キャラクターになりきって世界観を表現するコントと違い、漫才では“素の自分”のしゃべりで勝負せねばならず、それが難しいポイントだと感じるのだそう。

さらに後藤は「M-1のときは、素のジャルジャルとしてやるという僕らなりのルールで…」と、苦手意識を克服するためにしていた工夫を明かした。

このほか番組では、単独ライブの裏側を告白! ジャルジャルがライブで“幕間VTR”を使用しない理由とは?

そして芸人としての実力が試される即興コントや独創的な漫才など、3本のネタをテレビ初披露! サンドウィッチマン・伊達が「これこそがジャルジャルの神髄!」と大興奮した珠玉ネタ、必見だ!

※『お笑い実力刃』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

※過去回は、動画配信プラットフォーム「テラサ」で配信中!

次回の『お笑い実力刃』は、なすなかにし、Aマッソ、ラニーノーズ、プラス・マイナス、オズワルドら実力派漫才師5組が集結し、アンタ&サンドが考えた4つのワードを使って30分でネタ作り…なんと即興漫才を披露! 超過酷な芸人腕試し企画をお見逃しなく!

※番組情報:『お笑い実力刃
2021年7月28日(水)午後11:15~深夜0:15、テレビ朝日系24局(一部地域を除く)

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