「年が離れていても夢の共有をしている」海を愛する者たちが集う“ホームポート”
2021.06.17
世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。
6月11日(金)の放送では、神奈川県の油壺にある「月光ハウス」を特集した。
1955年に誕生し、世界の舞台でその名を轟かせたレーシングヨットチーム「月光」。そのホームポート「月光ハウス」は、三浦半島の油壺マリーナにある。
今のチームオーナーは、4代目の中澤信夫さん。月光の扉を叩いた18歳の時は、まだ“旧月光ハウス”の時代だった。
「飯炊から雑巾掛けまですべてやっていました。最初は船にも乗せてもらえなかったです」(中澤さん)
新月光ハウスが完成したのは2003年。門標の文字は、セーラーでもある石原慎太郎さんが書いた。
室内に個室はなく、すべてをみんなで共有するのは旧月光ハウス時代から。ハウスの目の前にはヨットハーバーが広がる。
「セーリング大好き。レースに出たら勝ちたい。勝つために何をしたらいいのかをやる中で、海で一緒に遊ぼうと。年が離れていても夢の共有をしているんです」(中澤さん)
ひとつの夢を追う者たちが、集う場所。油壷の海への愛も受け継がれてきた。
なお、次回6月18日(金)放送の『港時間』では、神奈川県三浦市のリビエラシーボニアマリーナを特集。今年で76歳になるヨットデザイナーを紹介する。
※『港時間』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
※番組情報:『港時間』
毎週金曜 深夜0:15~0:20、テレビ朝日系列(※一部地域を除く)
(ABCでは毎週金曜 よる11:10~、メ~テレでは毎週日曜 午後4:25~に放送)
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