M-1王者アンタッチャブルが「人ってこんな笑うんだ」と圧倒された漫才師!その衝撃ネタ作り方法
アンタッチャブルとサンドウィッチマンがMCを務め、芸人たちがその磨き上げたネタを披露する『お笑い実力刃』。
「関西実力刃芸人スペシャル」と題した5月26日(水)の放送には、FUJIWARA、テンダラー、矢野・兵動の3組が登場。
30年以上にも及ぶ芸歴で培われたスキルを存分に活かした珠玉のネタ、そして爆笑トークをたっぷり1時間にわたりお届けした。
番組では、過去にお笑いライブで共演したアンタッチャブル・山崎が「人ってこんなに笑うんだ」と圧倒されたという、矢野・兵動の“おもしろさ”の裏側が明らかに! MC陣一同が驚がくしたそのネタ作りとは?
◆矢野・兵動、“ネタの打ち合わせ一切なし”!衝撃のネタ作り秘話
1990年にデビューをはたした矢野・兵動。その後関西の劇場でしゃべくり漫才の腕を磨き、2009年には「上方漫才大賞」で見事大賞を受賞するなど、まさに“実力派”コンビだ。
MC陣がゲストに数々の質問をぶつけ、その“おもしろさ”のワケをひも解いていくトークコーナー「オハナシ実力刃」では、矢野・兵動が“ネタ作り秘話”を赤裸々に語った。
矢野・兵動のネタ作りは、兵動いわく、「僕が実際に起きた、おもしろいなと思ったことをただ喋っていくスタイル」とのこと。
また兵動から「(矢野に)何も教えず舞台に立っていた」と、かつてネタの打ち合わせを一切せずに舞台に出ていたという衝撃発言が飛び出すと、アンタッチャブル・柴田は「えっ!?」と目を丸くする。
というのも、2人で同時に話しはじめると、口達者な矢野に喋りで負けてしまうという兵動。それゆえに矢野・兵動の特徴でもあるお互い引けを取らないハイテンポな掛け合いを実現するため、事前に矢野にネタの情報を与えず、いわば兵動に有利な状態で臨んでいたのだそう。
また兵動が劇場までの道中で見つけた“おもしろいこと”がその日のネタとなり、それを矢野が即興でツッコんでいたことを明かすと、MC陣は衝撃を受ける。
そんなまさかのネタ作りに唯一気づいた人物が、千原ジュニア。臨機応変にツッコミを繰り広げる矢野に、ジュニアが「ハードやな」と感心したというエピソードも披露した。
◆まさかの結成秘話も判明!「コンビを組んだ覚えがない」
またコンビ結成から31年を迎えるにもかかわらず、「コンビを組んだ覚えがない」と話す兵動。
じつはNSC時代、お互いコンビを組んでいなかった2人は試しに漫才をしてみたものの、そのときはコンビ結成には至らず…。
その後の授業で、兵動が講師の前で一人喋りをおこなおうとしたところ、何の前触れもなく矢野が現れ、突如ツッコミを連発! この出来事を発端にコンビ結成の流れになったようで、当時から発揮されていた矢野のお笑いセンスに、柴田は「初見のネタで全部つっこんだのはすごい技術」と舌を巻いた。
このほかトークコーナーでは、矢野・兵動が同期・ナインティナインについて語る場面も! 矢野が驚いたナイナイの第一印象とは?
さらに番組では、「おっさんの立ち話」をイメージしたというアドリブ満載の矢野・兵動の漫才、そして芸歴32年の集大成ともいえるFUJIWARAのコントも披露!
一方テンダラーが披露したのは、ビートたけしが大絶賛した伝説の漫才。テンダラーにしかできないスピード感のある漫才、注目だ!
※『お笑い実力刃』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
※過去回は、動画配信プラットフォーム「テラサ」で配信中!
次回の『お笑い実力刃』は「話芸の実力刃スペシャル」!
人気講談師の神田伯山と、さまざまな著名人を取材し、そこから組み立てた人生を語る「かたり」という独自の芸を切り開いた山田雅人が登場。MC陣も思わず引き込まれた、神田伯山の迫力満点の講談は必見!
さらに、一見難しいと思われがちな講談の基本情報や楽しみ方についてわかりやすく解説!
山田雅人はアンタッチャブルを徹底取材して構築した「アンタッチャブル物語」を披露。誰も知らない2人の素顔が明かされる…!?
話芸の達人2人が繰り広げる圧巻のネタ、そして知られざるエピソードの数々に引き込まれること必至の1時間!
※番組情報:『お笑い実力刃』
毎週水曜 午後11:15~深夜0:15、テレビ朝日系24局(一部地域を除く)