240キロの豪速球を神キャッチ!二刀流キャバ嬢キャッチャーの夢は「ダルビッシュの球を捕りたい」
“激レア”な体験を実際にした「激レアさん」をスタジオに集め、その体験談を紐解いていく番組『激レアさんを連れてきた。』。
5月10日(月)の放送では、ダルビッシュ有も絶賛した野球ギャルが登場。
「朝キャバのアフターでおじさんたちと草野球していたら、時速240キロの豪速球を捕れるようになっていた人」として激レアな半生を明かした。
◆野球トークができるキャバ嬢
子どもの頃から運動全般が得意で、小学校からはじめたソフトボールでは全国ベスト8になった経験もあるメグさん。
中学では県選抜に抜擢され、高校もソフトボールの強豪校に進学。その後ソフトボールは引退するが、今度はプロボウラーを目指し、ボウリング場でアルバイトをしながら腕を磨く日々を過ごしていた。
しかし、勤務していたボウリング場で嫌がらせにあったことをきっかけに、心が折れて夢を挫折してしまう。
目標がなくなったメグさんが次の職場に選んだのは、なんと錦糸町の“朝キャバ”。仲のいい友人から誘われるがまま、18歳でお水の世界に飛び込んだ。
18歳なのでお酒が飲めず、トークも上手ではないメグさんは、はじめこそ客をつかむのにてこずったものの、ソフトボールをしていた経験が役に立って、野球の話でおじさんたちと大盛り上がり。
それからは、“野球トークができるキャバ嬢”として人気になった。
◆おじさんたちを見返すために大活躍
しかし、ファンが生まれると同時に、思わぬ弊害も生まれた。
「クチで言うだけでしょ?」「実際のプレーはできないよね」と、メグさんがプレーできることを知らない野球経験者の客からイヤミを言われることが増えたのだ。
最初は笑って聞き過ごしていたメグさんだったが、いつまでもやまない挑発に対し、こんな風に啖呵を切る。
「じゃあ私のプレー見せてやるよ!」
おじさんたちを見返そうと、メグさんは朝キャバ終わりに飛び込みで草野球に参加し、打って守って走って大車輪の活躍を見せた。
意外すぎる活躍に、おじさんたちは「こいつ…本物だ!」とうなったそう。
こうして河川敷で大活躍したことで、噂を聞きつけた野球ファンが店に殺到。生活は一変し、朝はキャバ嬢、昼は草野球の助っ人という二刀流生活がはじまった。
◆まさかの大物から絶賛
大切なお客さんのため、朝キャバ終わりでほぼ毎日草野球に参加したメグさん。走攻守マルチに活躍し、あっという間にキャッチャーとしての才能を開花させた。
さらに、元プロ野球選手も籍を置く強豪草野球チームにスカウトされ、正捕手としてチームに参加することになる。
毎日のように剛速球を受け続けた結果、メグさんのキャッチング技術はめきめきと向上していった。
そんなある日、YouTuberの活動もするチームメイトからある誘いを受ける。
「時速200kmのボールを捕ってみない?」
沼津に200 kmのボールを投げるバッティングセンターがあるので、それをキャッチする動画を撮ろうというのだ。
メグさんはその誘いを受け、見事200 kmのキャッチングに成功する。さらに、動画の中で「ダルビッシュの球を捕るんだ!」とコメント。
すると、驚くことにダルビッシュ選手本人がこの動画に反応し、「球が自分の3倍くらい速くて草」というコメントをツイートする。
◆240kmの神キャッチに成功
ダルビッシュ投手が反応したことで大きな話題となり、動画の再生回数は300万回を越えた。めぐさんは「豪速球動画がバズる!」と思い、さらなる豪速球を捕ろうと決意する。
それが、時速240 kmのボールキャッチだ。
240kmがどれほどすごい豪速球かというと、野球史上で人類最速のボールがメジャーリーガー・チャップマン投手の約170km。めぐさんがチャレンジした240kmのボールはピッチングマシンによるものだが、バッティングセンターにおける国内最速の豪速球だ。
前代未聞の挑戦に挑んだメグさんは、ここでも神業的なキャッチ力を発揮。あまりの速さにキャッチャーミットが破れるほどの衝撃を受けながら、最後には見事成功し、世界初という偉業を成し遂げた。
神キャッチ動画が世に認められたメグさんは、現在「野球系ギャルYouTuber めいちゅん」として活躍中。
最後は、「ダルビッシュの球を捕りたいというのが一番の目標です」と抱負を語っていた。
※番組情報:『激レアさんを連れてきた。』
毎週月曜 よる11:15~深夜0:15、テレビ朝日系列(※一部地域を除く)
※『激レアさんを連れてきた。』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
※過去回は、動画配信プラットフォーム「テラサ」で配信中!