「ヨットに何か恩返しをしたかったんだ」未来のセーラーを育む、80歳のいぶし銀
2021.05.06
世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。
4月30日(金)の放送では、ニュージーランドのケリケリマリーナを特集した。
複雑な海岸線が絶景を織りなす美しい入江に、ケリケリという名のマリーナがある。
この日は子ども向けのセーリングレッスン。
8歳から12歳までのセーラーの卵たちが参加し、80歳のダグ・フランスさんがボランティアでコーチを務めていた。
「リタイアした後、今まで楽しませてくれたヨットに何か恩返しをしたかったんだ」と話すフランスさん。
ヨットへの恩返し――それは、子どもたちにセーリングのすばらしさを伝えること。穏やかなケリケリの海は、ぴったりの教室なのだ。
「外国へ航海したり、セーリングを楽しんでほしい。そしていつかレースに出て、金メダルを取ってもらいたいね」(フランスさん)
いつか、どんな荒波も乗り越えられるようになってほしい…。ダグさんは、ボートに乗られなくなるまでコーチを続けると決めている。
なお、次回5月7日(金)放送の『港時間』では、ニュージーランドのトゥトゥカカマリーナを特集。港で開かれるマーケットに出店する12歳の少女を紹介する。
※『港時間』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
※番組情報:『港時間』
毎週金曜 深夜0:15~0:20、テレビ朝日系列(※一部地域を除く)
(ABCでは毎週金曜 よる11:10~、メ~テレでは毎週日曜 午後4:25~に放送)