大人気YouTuberエミリン、実はYouTuberをバカにしていた「面白くない最底辺の職業」
過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー『しくじり先生 俺みたいになるな!!』。
5月3日(月)放送の同番組では、人気YouTuber“エミリン”こと大松絵美が登壇。
声優、アナウンサー、キャスター、芸人、そしてYouTuberと、周囲に流されて目指すものをコロコロと変えてきた彼女が、これまでのしくじり人生を激白する。
◆人気YouTuberがもっていた“偏見”
チャンネル登録者数約153万人を誇る大人気YouTuber“エミリン”。
トップYouTuberから大物芸能人まで次々とコラボを実現し、動画の総再生数は驚異の約7億6000万回(2021年4月時点)。今ではバラエティー番組にも出演し幅広く活躍している。
そんな大成功を収めているエミリンだが、ほんの数年前まではYouTuberに対し、こんな思いをもっていたという。
「スゴく面白くない人たちがスゴく面白くない動画を作っている、最底辺の職業」
YouTuberを「クソほどバカにしていた」というエミリンが、なぜなりたくなかったYouTuberになったのか? そこには、人の意見に流されやすいという彼女の性格が関係していた。
◆簡単に人の意見に流されてしまう
高校生のころから「なんでもいいから有名になりたい」と思っていたエミリン。当時は「声がイイから声優になれば?」と友人にすすめられ、声優を目指していた。
しかし、声優養成所への入学を両親に反対されると、あっさりとこの夢をあきらめ、今度はアナウンサーにあこがれるように。
大手事務所主催のバラエティ・タレント・キャスター部門のオーディションに参加するが、いざ会場に着くと「やっぱりバラエティタレントになろう」とこれまた方向転換。自分より容姿のいい参加者たちを見て一瞬で気が変わったのだ。
こうしてバラエティタレントを目指してオーディションに挑んだエミリンは、持ち前の強心臓で「もし劇団四季の人が童謡『ぞうさん』を歌ったら」というネタを披露し、見事バラエティ・タレント・キャスター賞を受賞。大手事務所への所属が決まる。
その後、22歳で上京してからは、本格的に芸能活動を開始。
当時のマネージャーから「女芸人で売っていこう」とすすめられ、「自分にはお笑いの才能がある」と自信をもっていたエミリンは、“エミリン星からきた姫”という不思議ちゃんキャラで芸人活動をスタートさせる。
今回は、当時の貴重な映像の数々を見ながら、エミリンのこれまでの歩みを紹介する。
◆「バカリズム」を目標にするも鳴かず飛ばず
不思議ちゃんキャラとして芸能活動をスタートしたエミリンだったが、芸人としての実力不足のため、なかなか芽が出なかった。
「本当になりたかったのはバカリズムさんみたいな芸人」というが、ネタライブに出演するも鬼スベリし、芸人仲間もできず、テレビ番組に出演しても自己紹介以外全カットというありさま。
人の意見に流され続け、不思議キャラ系芸人になるもまったく日の目を見ず、孤独な日々を送っていた。
そんなとき、“キャラ芸”の先輩でもある小倉優子のある告白を聞き、さらなる絶望へと突き落とされたというが…。
はたしてエミリンは、ここからどんな経緯でYouTuberになったのか? そして、YouTuberになってみて抱いた思いとは?
※番組情報:『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
2021年5月3日(月)深夜0:15~深夜0:45、テレビ朝日
※放送終了後から「ABEMA」でも配信!
(1週間無料配信。その後は1年間、有料にて配信)