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『ポツンと一軒家』2時間SP!300年以上続く歴史ある家で思いがけない感動ヒストリー

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』

4月25日(日)は2時間スペシャル。ゲストに真矢ミキと伊藤淳史を迎えて放送される。

「とにかく虫が苦手なので、ポツンと一軒家暮らしは…」と苦笑いする伊藤だが、「ただ、2人の子どものことを考えたときに、自然のなかで暮らすことって羨ましいなと思うんです」と、親としては自然に囲まれた生活に興味もある様子だ。

一方の真矢は「私は虫たちのなかで育ったようなものなので、夜はウシガエルの鳴き声を聴けるほうがよく眠れるかもしれません(笑)。できることならポツンと一軒家で暮らしてみたいと思っていつも番組を拝見しています」と楽しみにしていたという。

◆子どもたちが案内してくれた秘境の秘密基地

和歌山県の太平洋近い山のなかに建物を発見。衛星写真で確認した林修が「“埋もれ度”がすごいですね」と驚けば、所ジョージも「この家に行くのは大変ですよ」と言うほどのかなり山深い場所に建っている。

真矢は「和歌山県なので、果樹園をされているんでしょうか。でも市場からはかなり遠いですよね…」と思案。対する伊藤は「自給自足で暮らしている人たちが何かの訓練をしている基地のような施設だったらワクワクしますね」と期待を込める。

捜索隊が向かったのは太平洋を見渡す海岸沿いの集落。さっそく見つけた住人に衛星写真を確認してもらうが、「これはどこやろう? こんなところに家なんかあったかな?」と見当がつかないようだ。その住民は「シシウチ(猟師さん)に聞いてみよう」と知り合いの男性を紹介してくれることに。

男性に衛星写真を確認してもらうと、「ここは農作業用の納屋で人は住んでいないよ」と一軒家ではないことが発覚する。しかし、男性は別のポツンと一軒家に心当たりがあるようで「あそこはホンマのポツンやで!」とまさかの情報提供が。

その場所とは、目指していた一軒家のさらに山奥! 集落からは車で40分以上もかかるという。さらに、その道のりもつづら折りの山道が延々と続く険しい道で、集落からはいくつもの山を越えてもまだたどり着かない。

そして「これは過去最長距離じゃないですか?」と捜索隊も不安な表情を見せはじめた頃、山道の奥に見事なまでのポツンと一軒家をついに発見する。

麓の集落からおよそ10キロ離れた一軒家で暮らしていたのは3世帯の家族。捜索隊はその山奥での生活に密着しつつ、仲よし兄弟が遊び場にしているという秘密基地にも案内してもらう。

◆300年以上続くポツンと一軒家で感動ヒストリー

徳島県、吉野川近くの山のなかに一軒家を発見。広く切り開かれた土地にいくつかの建物も確認できる。

伊藤は「このあたりってお遍路さんがいるでしょうから、修行をする道場のような場所ではないでしょうか?」と、四国八十八か所巡りの施設であることを予想。真矢は複数ある建物に着目し、「この細長い建物は鶏舎でしょうか? 徳島といえば、阿波尾鶏も有名ですし、地鶏を飼っていらっしゃるのでは?」と想像をふくらませる。

捜索隊は最寄りの集落へと向かうが、その道中がすでに険しい山道で両脇には竹林が広がっている。竹林を抜け、ようやく民家を発見。そこで情報収集をしていくと、目的の建物に思い当たる人と出会うことができた。

衛星写真を確認してもらうと「ここには大きな家がありますよ。もしかしたら麓に下りているかもしれないけど」と一軒家までの道のりも詳しく教えてもらうことに。捜索隊は教えてもらったとおりに集落から山へと続く道に進むと、山道沿いには満開の桜が咲いていた。

見事な桜街道を眺めつつ、山道はやがて尾根沿いの険しい道へ。尾根からさらに脇道へと入ると、そこは桜の美しい絶景から一転して道幅の狭い崖道に。捜索隊は慎重にハンドルを切りながら一軒家を目指す。

すると、山道を抜けた行き止まりの場所に赤い寄棟造りの屋根が印象的な建物が。捜索隊は「まさか、こんなところに家があるとは!」と驚きを隠せない。

話を聞くと、ここはおよそ300年前に先代が開拓したという代々続く歴史ある家だった。そして、この山頂にあるポツンと一軒家で、捜索隊は思いがけない感動ヒストリーに出会う。

※番組情報:『ポツンと一軒家 2時間SP
2021年4月25日(日)午後7:58~午後9:56、ABCテレビ・テレビ朝日系24局