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自由に使えるのは“手”だけ。女性初の日本代表選手が人生をかけるスポーツ「動くことが大好きになりました」

テニスの現役を退いてから「応援すること」を生きがいにしている松岡修造が、東京オリンピック・パラリンピックや未来に向けてがんばる人たちを応援する「できる宣言」。

今回紹介するのは、生まれつき全身の筋力が徐々に低下していく難病を患う永岡真理さんだ。

◆はじめて知った“動けるよろこび”

永岡さんの病名は「脊ずい性筋萎縮症」。体勢を変えるときも食事するときも、24時間の介護が必要だ。

そんな彼女が自由に使えるのは“手”。その手を使ってできるスポーツに、彼女は人生をかけている。

“電動車いすサッカー”という障がい者スポーツのひとつで、もっとも障がいの程度が重い人たちがプレーするサッカーです」(永岡さん)

競技に用いるのは、それぞれの障がいにあわせて作られた電動車いす。永岡さんは手の指でコントローラーを駆使するが、ある選手は口で、またある選手は足の指で操作し、車椅子を巧みに操る。

車いす同士も激しくぶつかり合い、重い障がいのある人にとってはその激しさも魅力となるスポーツだ。

一度も自分の力で立って歩いたことがないので、歩き方もわからないし、一歩前に足を出すやり方もわからないで、途中から電動車いすに乗り替わって、自分で動けるよろこびを知って動くことが大好きになりました」(永岡さん)

永岡さんは男女混合で行われるこの競技で女性初の日本代表に選出。パラリンピック競技にこそなっていないが、永岡さんにとって電動車いすサッカーは、まさに生きる希望だ。

「障がいの進行や体調によっていつサッカーできなくなるかわからないので、『この試合が最後だ』といつも思いながら試合をやっています」(永岡さん)

◆コロナ禍でも“今できることを全力で”

しかし、コロナ禍によって状況は一変。練習する場もなくなってしまった。重い障がいがある選手たちにとっては、感染は命にかかわる大きな問題である。

そんななか、永岡さんはときには家の廊下で、またあるときには人の少ない時間に公園で自主練習をつづけ、今できることに全力で取り組んでいる。

なんでこんなときにサッカーやるんだとか、こんなときにやらなくてもいいじゃないかと言う方もいます。だけど、動けない体でもできることを唯一見つけてやっているので、それを突き詰めていきたい」(永岡さん)

そうまでしてサッカーをつづける永岡さんには夢がある。それは、電動車いすサッカーをパラリンピック競技にすること。自身の活動を通して多くの人にその存在を知ってもらおうとしている。

そんな永岡さんのできる宣言は、「夢はパラリンピックで回転シュート!全力で今を生きる!」。修造は「真理さんだから全力できる!」とエールを送った。

※番組情報:『TOKYO応援宣言
毎週日曜あさ『サンデーLIVE!!』(午前5:50~)内で放送、「松岡修造の2020みんなできる宣言」も好評放送中、テレビ朝日系

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