英才教育でスーパーキッズを生み出す!スポーツ幼児園の「できる」を学ぶ特別授業
テニスの現役を退いてから「応援すること」を生きがいにしている松岡修造が、東京オリンピック・パラリンピックや未来に向けてがんばる人たちを応援する「できる宣言」。
今回紹介するのは、東京都・世田谷区にある「バディスポーツ幼児園」。出迎えてくれたのは、なんと三点倒立をする園児たち!
さらに鉄棒で回る園児や、バック転を決める園児まで。まさにここは、スーパーキッズの宝庫だ。
この幼児園がスポーツに力を入れる理由について、創設者の鈴木威さんはこう語る。
「幼児園のころ何が大事かというと、『やればできる』という気持ちを覚えさせること。どこへ行っても『できない』と言ってしまったら、もう前へ進めないんですよ」(鈴木さん)
スポーツは成功と失敗がはっきりしているため、「できる」を実感しやすい。なかでも「やればできる」を学ぶための独自の授業があった。
◆培った成功体験が子どもの自信に
バディスポーツ幼児園に入園した子どもが必ず取り組むのが、年少でスキーをすること。3日間の合宿でマンツーマンの指導を受けた後は、全員が滑れるようになるという。
実はこのスキーでの成功体験が、次の挑戦のカギとなっていた。
「『三転倒立やるぞ』と言うと、子どもから最初に出る言葉が『できない』。そのときに『じゃあスキー思い出してごらん』と言ってあげる。すると子どもは練習してできるようになる。何だってやればできるようになるんです」(鈴木さん)
そんな園児たちの集大成となるイベントは、毎年秋に行われる運動会。
幼児園児とは思えない演技を披露し、最後は華麗に側転からのバック転を決めて集大成を飾る。
そこには、できなかったことに立ち向かい、成長した園児たちの姿があった。
修造:「鈴木さんはどういうことを夢見てらっしゃるんですか?」
鈴木 :「(園児に)この教室から世界に飛び出てほしい。オリンピックに飛び出てほしい。スポーツのオリンピックだけじゃなくて、いろいろな道のオリンピックがある。芸能界でも勉強でもどこでもいいですよ。そういうことも人生のオリンピックだと思います」
スポーツを通した教育を実践する鈴木さんのできる宣言は、「やればできる!目指せ自分オリンピック!」。
修造の「そうだ!みんななら」の掛け声に合わせ、園児全員で「できる!!」と叫んだ。
※番組情報:『TOKYO応援宣言』
毎週日曜あさ『サンデーLIVE!!』(午前5:50~)内で放送、「松岡修造の2020みんなできる宣言」も好評放送中、テレビ朝日系