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片桐仁、まさかの“笑わない男”役!『遺留捜査』最終回でハードボイルドな新境地を披露

事件現場に残された“遺留品”がもつ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセ ージを代弁。事件そのものを解決するだけでなく遺族の心情をも救う優しさと、超マイペースで空気を読まない不思議キャラで視聴者を虜にしてきた刑事・糸村聡(上川隆也)の活躍を描くドラマ『遺留捜査』

3月18日(木)に最終回を迎える同作のメインゲストとして、片桐仁が登場。さらに2020年12月開催の「ホリプロタレントスカウトキャラバン」で特別賞「17LIVE 賞」を受賞した佐竹桃華がドラマ初出演をはたす。

糸村が第6シーズンの最後に挑むのは、探偵・西野伸太郎(片桐仁)が殺害された事件。現場にはなぜか“江戸時代の人骨”が残されていた。西野はなぜ200年も前の人骨を所持していたのか。謎に満ちた“骨”に導かれ糸村が探し当てたのは、西野が捜し出した家出少女とその家族の“秘密”だった。

『遺留捜査』史上もっとも衝撃と感動が詰まった“3分間”が待ち受けているといっても過言ではないほど、切なすぎる物語が展開していく。

◆怪優・片桐仁が“笑わない探偵”役に

片桐仁が演じた被害者・西野は、家出人捜索専門の探偵。

「探偵ということで最初は怪しい感じかな〜?とイメージしていたんですが、監督から“ハードボイルドでいきましょう。笑わない男です”と言われて“僕が?”と思いました…」と最初は戸惑ったものの、現場では見事に監督のオーダーに対応。数々の作品で独特のインパクトを放ち、“怪優”として名高い片桐が、本作では“孤高の探偵”を体現してみせた。

さらに、「家出人専門探偵という、今までやったことがない役なので、新たな片桐仁を楽しんでもらえるとうれしいです」と片桐。自身の新境地をアピールしている。

今回そんな片桐を驚かせたのが、自身初となる東映京都撮影所での撮影。「正直、“京都は怖い”というイメージがあったのですが、現場は“プロ集団”だな〜と感心しまくりでした。早すぎるセッティングと撤収、スタッフさんのムダのない動き…本当にビックリしました!」と、伝統を受け継ぐ東映京都スタッフの“現場力”に感心しきりの様子だった。

◆期待の新星・佐竹桃華がドラマデビュー!

また本作では、2020年12月に行われた「ホリプロタレントスカウトキャラバン」で特別賞「17LIVE賞」を受賞した期待の新星・佐竹桃華も出演。物語の鍵を握る少女・大山環奈役を演じている。

受賞から約3か月、早くも念願のドラマ初出演が実現した佐竹は「ドラマに出ることが憧れだったので、聞いた瞬間は、まさか!!と信じられない気持ちと驚きでいっぱいでした」とオファーに大喜び。

しかし演じるのは、両親に反発して家出した15歳という繊細かつ難しい役柄。佐竹は「環奈は親に対して反抗的な言葉や態度を取りますが、それだけが本心ではなく、戸惑いや寂しさなど、自分でもうまくコントロールできない感情もあるということを考えながら演技しました」と瑞々しい感性をフルに働かせ、揺れ動く少女の心情をきめ細やかに表現した。

劇中では片桐に頬を打たれるシーンもあったが、「片桐さんのセリフからはもちろん、目の奥からもいろいろなものが伝わり、自然と環奈の気持ちになれたように思います」と、初演技ながら“女優魂”を発揮して演じきったことを告白。

糸村の決めゼリフをもじって「みなさん!1時間でいいので私に時間をいただけませんか? 『遺留捜査』、 最終話です。ぜひぜひご覧ください!!!」とキュートに呼びかけている。

最終話には片桐、佐竹のほか、モロ師岡、山下容莉枝ら演技巧者たちが揃い、上川をはじめとするレギュラーメンバーはもちろん、ゲストたちの力演が『season6』のラストを切なく感動的に盛り上げる。

◆糸村&村木が山で遭難寸前!

なお3月11日(木)放送の第9話では、糸村と科捜研研究員・村木繁(甲本雅裕)が2人で登山に出かけ遭難しかける、という異色のストーリーをお届けする。

2人は辿り着いた避難小屋で男の遺体を発見。そこに同じく下山途中の謎の美女(青山倫子)も飛び入り、奇妙な一夜を過ごすことに。亡くなった男性がもっていた遺留品のアロマキャンドルに興味を示す糸村に対し、飛び入り美女に淡い恋心を抱く村木。

はたして被害者が山にアロマキャンドルをもち込んだ驚きの理由とは。そして村木が絶体絶命の窮地に陥ったとき、糸村は…?

◆片桐仁(西野伸太郎・役)コメント(全文)

――西野伸太郎役を演じるにあたって、どんなことを心がけたか、教えてください。

探偵ということで、最初は怪しい感じかな〜?とイメージしていたんですが、監督から「ハードボイルドでいきましょう。笑わない男です」と言われて「僕が?」と思いましたが、現場に入ってからは、 それを意識しつつも、不自然にならないように演じることができたと思います。

――はじめて東映京都撮影所でお仕事されましたが、現場の雰囲気を教えてください。

正直、“京都は怖い”というイメージがあったのですが、皆さんがとにかく優しくしてくださって、安心しました。現場は“プロ集団”だな〜と感心しまくりでした。

「一日で撮影できるのか?」という分量のシーン数でしたが、さすがの現場力! 早すぎるセッティングと撤収、スタッフさんのムダのない動き、専属タクシーでの移動、そのおかげで夕方までに終わったので、本当にビックリしました!

殺されるシーンを最初に撮ったので、着ていた服に血糊が付いてしまう。その後、殺される前 のシーンを撮るときに血がついているとおかしいので、背中部分だけ二重に生地を張って、血がついた部分を剥がして再利用するという、プロの技に感動しました。

――大山環奈役の佐竹桃華さんはドラマ初挑戦でしたが、共演した印象を教えてください。

はじめてのドラマということで、とにかく初々しくて、「初心忘れるべからず」という言葉を思い出しました。やっぱり“新鮮さ”はなくしちゃいけないな〜と実感しました。

――視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!

家出人専門探偵という、今までやったことがない役なので、新たな片桐仁を楽しんでもらえると うれしいです。

◆佐竹桃華(大山環奈・役)コメント(全文)

――本作がドラマ初出演ですが、オファーを受けたときのお気持ちを教えてください。

ドラマに出ることが憧れだったので、聞いた瞬間は、まさか!!と信じられない気持ちと驚きでいっぱいでした。そして徐々に実感が湧いてきて、うれしい気持ちはもちろん、頑張るぞ!という気持ちになりました。

――撮影はいかがでしたか?

はじめてのドラマだったので緊張しましたが、スタッフのみなさん、共演者のみなさんがとても優しかったので、安心して撮影することができました。

演技に関しては、セリフがないときの表現が難しかったです。ですが、間の取り方、相手の言葉の受け方、言葉の発し方、表情など、細かく監督さんに教えていただきながら撮影しました。

素敵な役者さん方と演技をすることはもちろん、空いた時間に共演者の方々とお話ししたことなども楽しかったです。すべてのことにおいて勉強になり、本当にいい経験をさせていただきました。ありがとうございました!! あと、お弁当が美味しかったです(笑)。

――大山環奈役を演じるにあたってどんなことを心がけたか、教えてください。

環奈は親に対して反抗的な言葉や態度を取りますが、それだけが本心ではなく、戸惑いや寂しさなど、自分でもうまくコントロールできない感情もあるということを考えながら演技しました。

――主演・上川隆也さんにお会いした印象は?

外での撮影のときにカイロを下さったり、優しく声をかけて下さったりと、とても優しくて落ち着いた方だなぁという印象です。そしてとにかく声が素敵でした!!

ですがカメラが回ると、目の前にいるのは上川さんではなく糸村聡に切り替わっていて、さすがだなぁと思いました。

――視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!

大山環奈という役を通して、ドラマデビューすることができ、うれしい気持ちでいっぱいです。

まだまだ役者として駆け出しで、勉強中の未熟者ではありますが、精一杯この役に向き合い、 撮影してきました。なので、みなさん! 1時間でいいので私に時間をいただけませんか? 『遺留捜査』、最終話です。ぜひぜひご覧ください!!!

※番組情報:『遺留捜査最終話
2021年3月18日(木)午後8:00~午後8:54、テレビ朝日系24局

※『遺留捜査』最新回は、「TVer」にて無料配信中!(期間限定)

※過去回は、動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」で配信中!

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