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玉木宏、悪魔に魂を売った“エリート警察官”に!警察内部の出世バトルを描く衝撃作が登場

映像作品の世界において、今も昔も不動の人気を誇る刑事ドラマ。犯人vs.警察の構図を主軸に描かれることが多かった同ジャンルに、“常識を180度覆す衝撃作”が登場する。

その作品とは、テレビ朝日が木曜ドラマ枠で放つ完全オリジナルドラマ『桜の塔』。

桜が咲き乱れる4月にスタートする本作では、桜の代紋を掲げる警察で巻き起こる“大乱”を描出。警視庁を舞台に、その頂点である警視総監を目指して巻き起こる組織内の“パワーゲーム”を描きながら、“野望と正義が入り乱れる究極の人間ドラマ”を描いていく。

脚本を務めるのは、『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(2019年)でネット社会の闇に警鐘を鳴らし、東京ドラマアワードグランプリなど数々の賞を総なめにした今最も旬な脚本家・武藤将吾。

強烈なメッセージを投げかけ続ける稀代のストーリーメーカーが、『桜の塔』では“警視総監というたったひとつのポストをめぐる壮絶な権力争い”を糸口に、組織内部の思惑に満ちた人間ドラマを鮮やかに描き出す。

そんな『桜の塔』で主演を務めるのは玉木宏! シリアスな役からコミカルな役まで、臆することなく演じてきた彼が“玉木宏史上、最もダーティーな男”に扮し、またも視聴者の度肝を抜く。

◆玉木宏、エリート警察官に!

玉木が演じるのは、幼少期の“ある出来事”が火種となり、権力を手に入れることを渇望するようになった警視庁捜査共助課の理事官・上條漣。

ゆくゆくは、ほかでもない自分が警視総監になるため! まずは自らが属する派閥のトップが警視総監になることが出世の近道と考えた彼は、どんなに汚い仕事もためらうことなく遂行し、“野望の階段”を駆け上がっていく。

この役を演じるにあたり、「漣はきっと熱い部分をもっているのだけれど、それを悟られないようにコントロールしている男。冷静に見せるということは、ともすればフラットな演技に見えがちなので、そうならないようにどうしようか…と考えているところです。誰といるかによって、漣のなかにある温度差も表れてくるような気がしますので、皆さんと一緒にお芝居をするのが待ち遠しいです」と意欲をにじませる玉木。

彼が綺麗ごとだけでは片付けられない、人間心理の暗部にも深く斬り込みながら“悪魔に魂を売った男”を完全立体化する。

◆広末涼子ら豪華キャストによる“壮絶な芝居合戦”も開幕

警察内部の出世バトルを描く『桜の塔』では、エンタメ界の猛者たちによる“壮絶な芝居合戦”も開幕。なんと今回は玉木を筆頭に、豪華な実力派キャストが集結した

主人公・漣の幼馴染で、正義感に燃える警視庁捜査一課の水樹爽を演じるのは広末涼子! 野心に燃える漣と対立しながらも、密かに彼を想う爽は“漣の野心に火を点けた過去”を唯一知る人物でもある。そんな“キーパーソン”をときに凛と、ときに繊細に…。広末が丹念に演じる。

一方、漣と爽の関係性と出世レースの両面で、不穏な一石を投じそうな存在・千堂優愛を演じるのは仲里依紗。警視庁刑事部長を父にもち、欲しいものは何でも手に入れてきた彼女は、漣の魅力に取りつかれ固執していくことに! 仲の怪演への期待が高まる役どころだ。

さらに、権力闘争の中心に鎮座するスリートップを圧倒的存在感をもって演じてくれるのは光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平。光石演じる「東大派」の警務部長・吉永晴樹、吉田演じる「薩摩派」の警備部長・権藤秀夫、そして椎名演じる「外様派」の刑事部長で、漣に目をかける千堂大善。三者三様の攻め方で虎視眈々と警視総監の座を狙う、現代の戦国三英傑の動向から目が離せない。

また、漣に徹底マークされる銀行強盗事件の被疑者・蒲生兼人には森崎ウィン、漣の情報屋として暗躍する刈谷銀次郎には橋本じゅん、漣を気にかける銀座の高級クラブのママ・小宮志歩には高岡早紀をキャスティング。

彼らがどんな場面でどんな絶妙なスパイスを効かせてくれのか、注目だ。

◆玉木宏 コメント(全文)

出演オファーをいただいた時点で、一筋縄ではいかない警察ドラマだと聞き、「どんな内容になるのだろう!?」と楽しみになりました。

実際に台本を読んだら、警察組織内の権力争いに焦点を当てた物語だけあって、主人公のみならず各派閥の上層部のキャラクター像もみんなカラーが違い、すごくおもしろい! 広末涼子さん演じる水樹ら現場の刑事など、いろんな立場の人間の温度差がテーマの一つになってくると思いました。

そんななかで、漣はきっと熱い部分をもっているのだけれど、それを悟られないようにコントロールしている男。周りには本心が見えにくく、何を考えているのかわからない人物像になっていると思います。

冷静に見せるということは、ともすればフラットな演技に見えがちなので、そうならないようにどうしようか…と考えているところです。誰といるかによって、漣のなかにある温度差も表れてくるような気がしますので、皆さんと一緒にお芝居をするのが待ち遠しいです。警察上層部の先輩方がどんなお芝居をされるのか、またそれを受けて現場で漣を作り上げることが楽しみで仕方ありません。

漣のような“高みを目指していく強さ”は僕自身ももちたいと思いますが、彼が権力を握ったときに何をしたいのかまではまだわからないので、そういう意味では僕もハラハラしながら彼の動向を見守っています。彼の最終的な目的も、回を重ねるごとに見えてくるかもしれませんので、そこも楽しみです。

『桜の塔』は皆さんが見たことのない“人間ドラマに重きを置いた警察ドラマ”。登場する人間一人一人をじっくり見ていただけると、物語がより一層おもしろくなると思います。ぜひご覧ください。

◆広末涼子 コメント

武藤将吾さんの脚本ドラマにまた出演させていただけること、玉木宏さんとはじめて共演させていただけることがうれしくて「楽しみだ!」と思いました。

今回の脚本もやっぱりおもしろかったです! 警察組織内のダークな部分や、同時進行する事件解決に向けての問題提起、それに加えてドラマの中心となる主人公・漣の生い立ちや闇。とにかく気になることだらけで、次が読みたくなります! 視聴者の方にも「次が見たい!」と思っていただけるように頑張ります。

爽は正義感が強く、真っ直ぐな女性。漣とは対照的なピュアさで、彼を傷つけてしまうこともあるのではないかと感じました。けれど、爽の信じる正義と漣を思う気持ちをしっかり貫ける女性として演じきれるように、心掛けたいと思います。

◆仲里依紗 コメント

今回は警察が舞台ということで、ここまで大きな組織を描いた作品は経験したことがないな、と思いました。お話をいただいたときは「私も警察側なのかな?」と思いましたが、違いました(笑)。

私が演じる優愛は、世間知らずで苦労をしたことがない、わがままな子なのかなと思いました。でも、親の愛情を受けて育っていると思うので、品よく演じていきたいです。

武藤将吾さんが書かれた台本からは、「人」に対してのスリルを感じ、楽しく拝見させていただきました。オリジナルの作品は、先々を想像しながら読めるので楽しいです。今後の展開が気になります。

◆森崎ウィン コメント

『桜の塔』に出演できて、純粋にとてもうれしいです。2018年のドラマ『ハゲタカ』でお世話になったスタッフの皆さんとまたご一緒できるのも、本当にありがたいですし、感謝しかないです。

また、今回は数々のヒット作品を生み出している武藤将吾さんの世界に入り込めるのもとてもうれしいです。

第1話の台本を読んで、最後やられましたね。伏線の回収にとてもワクワクしました。とにかくおもしろいです。刑事・警察ドラマで、警察組織内の権力争いに焦点を当てていて、とても挑戦的な作品だと感じました。

今、世界各地でもリアルタイムで起きているであろうこの“権力争い”。この時代に問いかける作品になる気がしています。“権力争い”の果てはどうなっていくのか、とても楽しみに次の話の台本を待っているところです。

◆橋本じゅん コメント

去年コメディードラマ(『極主夫道』)で共演させていただき、最高にクールでラブリーに役を演じられた玉木宏さんがメインという情報だけを最初に伺って、即「ぜひどんな役でも少しでもやりたい!」と思いました。そんななか、武藤将吾さんが書かれた脚本を読んだら、もうおもしろい! 次が気になりました!

今回は警察組織内の権力争いをテーマにした作品。キャスト表を見ずに台本を読んだ後配役を見たので、今はパワーバランスがどう表現されるのか非常にワクワクしています。上から目線みたいですが、違います。誤解ですから(笑)。シンプルに、ゾクゾクなメンバーの競演にワクワクしてます。

僕が演じる刈谷は、いびつなカタチかも知れませんが、何をしてもすべてが、彼なりの愛情表現オンリーの…「え? それが?」と言われても「はい、愛情です」と。そんな謎なキャラクターになると思います(笑)。

◆高岡早紀 コメント

主演の玉木宏さんとは初共演になるので、とても楽しみです。また、脚本を読んで、今何が起こっているのか、今後何が起きるのか、そして過去に何があったのか…というスリル感が、とてもおもしろいと感じました。

今回は警察組織内の権力争いをテーマにした作品ということで、さまざまな人たちの思惑が複雑に絡み合い、何が悪で何が善なのかを考えさせられる物語。最終的にどこに着地するのか、とても楽しみです。

私が演じる志歩は「元警察官の高級クラブのママ」という、複雑味にあふれた役です。どのように漣を見守っていけるか、模索していきたいと思います。

◆光石研 コメント

出演のお話を頂いたとき、なんとも意味深な題名である上に、警察内部のヒューマンドラマだと聞き、ワクワクしました。

今回は警察組織内の権力争いという、アンタッチャブルな題材に果敢に攻める作品。どんどん登場人物の糸も絡み合っていく物語になっているので、その絡まった糸が今後もつれるのか切れるのか、はたまた綺麗に解けるのか…。先の展開が楽しみです。

僕が演じる吉永はインテリで切れ者、隙がない男でしょう。頑張って、クールにやりたいと思います。しかし、そんな男がつまずいたときの不恰好さ。そんなシーンがあればおもしろいですね。

◆吉田鋼太郎 コメント

テレビ朝日の刑事ドラマが大好きなので、毎年恒例の『刑事7人』に続いて、また刑事モノに出させていただけて光栄です。主演の玉木宏くんとも、僕がはじめて出演した連続ドラマ『ギルティ 悪魔と契約した女』(2010年)でご一緒して以来の再共演ですし、うれしいこと尽くめです!

今回は警察組織内の権力争いに焦点を当てるという、一風変わった視点のドラマで、すごく興味が湧きます。僕も権力争いの一端にいるわけですけど、争う相手が椎名桔平さんに光石研さん…と、一癖も二癖もある方ばかりで争い甲斐がありますし、ぜひ勝ちに行きたいと思っております(笑)。

また、権藤は無骨かつ豪快で、人情味があると同時に、腹黒さや権謀術数ももつ男。さらにチャーミングな面もあったり…と、いろいろ相反するキャラクターが混在しているように見えればいいな、と思います。

とにかく今回は、皆さんがこれまで見たことのないドロドロした世界がご覧になれると思いますので、ぜひご期待ください。豪華出演陣、とくにおじさんたちにご注目ください(笑)。

◆椎名桔平 コメント

骨太な人間ドラマが少ない現在、連続ドラマで濃厚な警察エンターテイメントと聞いて、「よし! 待ってたぞ!!」という気持ちになりました。

武藤将吾さんの脚本はとてもしっかりしていて、オリジナリティーを強く感じます。気骨のある台詞と、ウイットの効いた台詞のバランスが、私は大好きですね。

“事件解決モノ”はおもしろくないわけではありませんが、あまりにたくさん作られてきたため、刑事ドラマの主流になった感じがありますよね。ですが、私はやはり“人間”を捉えた作品が好きなので、今作では警察組織を題材に、人間の心の機微を表現することが楽しみです。

まだすべての台本があるわけではないのですが、千堂はとても魅力的な人物に思えます。ただし、そこにある種の共感性をどう持ち込むか…。そこは現場で悩みながら作っていこうと思っています(笑)。

※番組情報:『桜の塔
2021年4月スタート!毎週木曜 午後9:00~午後9:54、テレビ朝日系24局

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