藤川球児「坂本龍馬は非常に身近な存在」 バーチャル修学旅行で坂本龍馬の志と行動を学ぶ
テレビ朝日ライブシンポジウムプロジェクト『バーチャル修学旅行で歴史を学ぼう第二弾 坂本龍馬が駆け抜けた青春 高知・長崎・北海道編』が、3月21日(日)オンラインで実施される。
新型コロナウイルスの感染が広がり、早1年。その間、修学旅行の中止が相次ぎ、中高生の校外での学習の機会が失われている。
テレビ朝日ライブシンポジウムプロジェクトでは、「バーチャル修学旅行」を企画し、2020年10月24日に広島、長崎、沖縄編を生配信。25校700名の中高生が参加した。
いまだ先行きが見えないこの時代をどう生きていくか。中高生のみならず、大人にとっても重要な課題だ。
同じように先行きが見えなかった幕末期、のちの明治維新につながる活動で「事を成した」のが坂本龍馬。
その二大功績とも言える「薩長同盟」と「大政奉還」を通じて、仇敵同士であった薩摩と長州を同盟させ、その薩長と徳川を結び付けようとする。血を流すのではなく、「和解」を通じて新たな時代を作ろうとした龍馬の精神は、「分断の時代」と言われる現代を生きる私たちにとっても大きなヒントになるはずだ。
故郷高知での少年時代、青年期に活躍した長崎において龍馬はどう「志」を立て、「事を成す」にいたったのか。また、龍馬は新たな時代を見ることなく凶刃に倒れるが、その「志」は北海道で脈々と生きている。
本企画では、龍馬の足跡を追体験できる映像など通じて、その「志」と行動を学ぶ。
メインパネリストには、元阪神タイガースの藤川球児。高知県出身で、2020年「龍馬賞」を受賞。龍馬への思い入れも深い藤川が、自らの生き方も含めて中高生に貴重なメッセージを送る。
さらに特別ゲストとして、龍馬の子孫である郷士坂本家十代目当主・坂本匡弘、ご意見番として高知県立坂本龍馬記念館チーフ(学芸担当)・三浦夏樹を招き、龍馬の知られざる話、歴史を解説する。
◆藤川球児 コメント
坂本龍馬は同じ高知県ということも、自分にとっても、非常に身近な存在です。
坂本龍馬の深さ、どういう道を歩いたか、皆さんと一緒に勉強したいと思います。よろしくお願いいたします。
◆坂本匡弘 コメント
坂本龍馬は志高く土佐藩を脱藩いたしました。その後、薩長同盟締結から大政奉還へと導きました。最終的には北海道開拓を行おうと計画しておりましたが、志半ばで暗殺されてしまいます。その遺志を継いだ坂本家は一族を連れて北海道の開拓を行っていきます。
今回のバーチャル修学旅行では高知から脱藩、そして志を継いだ坂本家について理解を深めていただければ幸いです。
◆三浦夏樹 コメント
坂本龍馬という人は、日本を新しい近代国家へ生まれ変わらせるきっかけを作った人で、偉大な人物といえます。
どの分野でも偉大な人の考え方には共通点があり、藤川さんと龍馬にも多くの共通点があります。学生の皆さんが、二人から生き方のヒントを見つけられるよう、手助けができれば幸いです。
※概要:テレビ朝日ライブシンポジウムプロジェクト 『バーチャル修学旅行で歴史を学ぼう第二弾 坂本龍馬が駆け抜けた青春 高知・長崎・北海道編』
開催日時:2021年3月21日(日)13:00~14:30
料金:無料
※参加希望申し込みは、こちら!