劇団EXILE・小野塚勇人が『遺留捜査』にゲスト出演！“闇のある男役”で新たな姿を披露

2021.02.11

事件現場に残された“遺留品”がもつ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁。事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う優しさと、超マイペースで空気を読まない不思議キャラで、視聴者を虜にしてきた刑事・糸村聡（上川隆也）の活躍を描くドラマ『遺留捜査』。

2月18日（木）放送の第6話に、劇団EXILEのメンバー・小野塚勇人がゲスト出演。事件の鍵を握る青年・拓斗を演じ、新たな姿を披露する。

第6話では、有名ジャズサックスプレイヤー・新庄リュウ（葛山信吾）がライブ中に毒殺される事件が発生。

恨みを抱くバンドメンバーによる犯行なのか。糸村は被害者が所持していたリードに記された数字から、事件の謎をひも解いていく。

小野塚が演じるのは被害者の付き人で、駆け出しのサックス奏者でもある満島拓斗。やがて拓斗は被害者にデビューのチャンスを潰されたことが発覚。彼に疑惑が集中することに。

◆不安を乗り越え、小野塚がサックス初挑戦！

2010年に初舞台を踏み、2016年に『仮面ライダーエグゼイド』で九条貴利矢／仮面ライダーレーザー役に挑んで大きく飛躍した小野塚。以降もドラマや映画、舞台と多彩な活動を続け、2020年は『共演NG』（テレビ東京）や舞台『勇者のために鐘は鳴る』などで活躍した。

『共演NG』でも“付き人”を演じ、本作でもまたまた付き人役を演じることとなった小野塚。「学生の頃の給食の献立がカレーで、帰ってきたら家の晩ご飯もカレーだったみたいな体験でした（笑）。でも当たり前ですが作品が違うので、テイストから人物から別の人間ですし、いつもと変わらず楽しんで演じさせていただきました」と、今回の役柄に新たな気持ちで挑戦したことを告白。

また小野塚は「明るい人生というよりは苦労が多い人生なので、どこか年齢の若さと反比例して妙に落ち着きがあるというか、“闇”がある感じを意識しました」と、拓斗の過去をくみ取りながら屈折した役柄を構築したと話す。

そんな拓斗は新進サックスプレイヤーでもあるため演奏シーンが随所に登場するが、小野塚は本作がサックス初挑戦。

「まったく触れたことのない楽器だったので不安99％でした。もちろん音はそんなすぐに鳴らせないので、雰囲気やニュアンスを重視して練習させていただきました。そして思った以上に重かったです。これを何時間も首から下げて練習や公演をしている奏者の皆様、尊敬いたします」と、慣れない楽器演奏での大奮闘を明かした。