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ダイノジ大谷、嫉妬に駆られて相方を骨折させた過去…。頭を下げ謝罪、涙の結末に

過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティ『しくじり先生 俺みたいになるな!!』

2月8日(月)の放送では、お笑いコンビ・ダイノジ(大地洋輔、大谷ノブ彦)による「自意識高めで周りから嫌われないための授業」後編をお届けした。

前編では、カリスマ気取りの勘違い行動で全方位から嫌われまくっていた過去を激白した大谷。

今回の授業では、自身のしくじりを懺悔し謝罪・感謝をすると、それを受けた相方・大地が「僕らはちょっと遠回りしただけ。コンビ組んでよかった」と涙ながらに語る感動の結末となった。

◆“カリスマ”大谷、「M-1」で“真のカリスマ”にビビる

後編の授業は、カリスマを気取った大谷が周囲の芸人仲間に嫌われながらも『爆笑オンエアバトル』(NHK)で好成績を残した2000年、2002年を振り返るところからスタート。

その“オンバト”の戦績で調子に乗った大谷は「ネタのダメ出し中に口笛を吹く」「打ち上げでもらった番組のマスコットをぶん投げる」「“前説”の仕事を放棄して帰る」などの行動を取り、スタッフにまで嫌われまくることになったと明かした。

さらに『M-1グランプリ2002』でファイナリストになったときのエピソードも。

大谷はカリスマ気取りだったのにもかかわらず、故・立川談志さんやダウンタウン・松本人志など“真のカリスマ”審査員にビビり、本番直前に突然“攻めたネタ”から“営業用のつかみネタ”に変更してしまったと告白する。

これについては、“一匹狼”を目指していたのに、そのときは“一羽うずら”だったと形容。約20年経った今でも怖くて当時の映像を見られないと、2人揃って心情を吐露した。

◆嫉妬に駆られ…大地を骨折させてしまった大谷

そんな大一番での失態が響き、テレビの仕事がどんどん減ってしまったダイノジ。このとき、捨て鉢になった大谷が大地に提案した“ある発言”がコンビの運命を変えたと打ち明けた。

それは「お前、エア・ギターの大会に出てみろよ」という一言。そこから大地はあれよあれよという間にエア・ギターで世界一になり、見事2連覇をはたす。

すると、コンビ間の立場が逆転、一気に“じゃないほう芸人”になってしまった大谷は嫉妬に駆られ、大地をライブ中に投げ飛ばして骨折させてしまうという行動に。その結果、結成以来もっとも売れていた時期だったにもかかわらず、すべての仕事がなくなるという状況を生み出してしまった。

当時「受け身を取れないお前が悪い」と大地を責めた大谷は、いまだに謝罪をしていないと告白。教壇で「あのときはすみませんでした」と頭を下げた。

◆互いに感謝の思いを伝えあう結末に

嫉妬によるいら立ちで相方を傷つけ、自分がカリスマではなく単なる嫌われ者でしかないという現実に直面した大谷はメンタル崩壊。「ある日、気がついたらビルの屋上に立っていた」と激白する。

しかし、絶望の淵で心に浮かんだのはやはり相方・大地の顔だったと話し、「ボクは(相方が)大地さんじゃなかったらとっくに芸人を辞めています。ありがとうございます。感謝してます」と、またまた相方に頭を下げた。

そして最後、大谷が人生の教訓を発表。その教訓とは、「若いときにちゃんと先輩づきあいしていないヤツは、後輩を引き連れちゃダメ!」というもの。そこには、自分のように欠点のある人間は、勇気を振り絞って先輩のところに行き、いっぱい怒られてダメなところを知るべきだという思いがあった。

大谷がすべてをさらけ出して語った授業の最後、大地は「こうやって大谷さんが人前で…」と言ったあと、言葉が続かず、涙、涙。

みんなが速く進むところを、僕らはちょっと遠回りしただけ。コンビを組んでよかったと思います」と互いに感謝を伝えあう感動の構図となり、授業は終了した。

◆麒麟・川島が「スーパー戦隊シリーズ」のしくじりを解説

そして2月15日(月)放送の同番組には、麒麟・川島明が登壇。「スーパー戦隊シリーズのしくじりから人生の教訓を学ぼう」と題した授業をお届けする。

川島いわく、スーパー戦隊シリーズの長い歴史の中には、マンネリを打破するべく少々迷走してしまった激動の3年間があったという。はたしてスーパー戦隊シリーズのしくじりとは。

また、地上波放送直後、深夜0:45からお送りする「ABEMA」では、ダイノジ先生の後編授業完全版のほか、「ジェラードンとネルソンズの違いを考える」第3弾を配信中だ。

※番組情報:『しくじり先生 俺みたいになるな!!
毎週月曜 深夜0:15~深夜0:45、テレビ朝日

※放送終了後から「ABEMA」でも配信!

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