マスク荒れ対策のSPスキンケアを伝授!河北麻友子も勘違いしてた“ワセリンの使い方”
2月5日(金)深夜に放送されたテレビ朝日のビューティバラエティ番組『BeauTV ~VOCE』は、「この春、美容スイッチを切り替えよう」をテーマにお届け。
マスクをする機会が多い今、気になるスペシャルスキンケアがレッスンされました。
教えてくれたのは、美容医療のスペシャリスト・貴子先生。日本形成外科学会認定専門医の知識を生かして、雑誌やメディアはもちろん、スキンケア商品もプロデュースするなど幅広く活躍しています。
そんな彼女が今回は、マスク荒れ対策を伝授。
「マスクかぶれをする方は、もともと肌のバリア機能が弱い方が多いんです。外からの刺激に弱い。保湿がしっかりされている肌であれば、バリア機能というのは正常な方が多いんです」と貴子先生。マスクの肌荒れを防ぐには、保湿することが大切なのだそう。
“バリア機能が正常な肌”になるには、皮膚の最表層である角質層の水分量が保たれていることが大切だという貴子先生。
角質層の水分量を高める、マスクの肌荒れにオススメのスペシャルスキンケアとなります。
まずはスチーマーを使ったスキンケアから。
「スキンケアのときに、こすったり叩いたりする方がいるのですが、そういう摩擦で表面が乱れてバリア機能が低下することが多いんです」と貴子先生。
「自分でスキンケアをしても肌荒れが治らないという方は、摩擦を起こさずにスキンケアで角質層に水分を入れていく必要がある。そのうえで一番有用なのがスチーマーなんです!」と解説します。
そこで、温スチームを2分ほど浴びます。
肌がしっとりしたら、続いては化粧水。
今回使ったのは、化粧水を入れてミストとして噴霧できるスチーマー。化粧水も手でつけるのではなく、スチーマーを使えば肌の摩擦が防げます!
「新しい化粧水やスキンケアを使うのは心配なこともあると思うので、もともとご自分がお持ちの自分の肌に合う化粧水を使って、導入していけるというのはすごくいいと思います!」と貴子先生。肌がしっとりした実感も出てきます。
ここで、スチーマーを使わない場合のスペシャルケアも紹介。
家にスチーマーがない人は、こんなミスト状の化粧水を使うのも効果的。
「このスプレーはミストがかなり細かいので、このあとに“とろみ系”の化粧水を入れていくと、浸透が良くなると思います!」とのこと。
「あとはブースターですね。そういうものを使って、化粧水の浸透を良くしていくといいと思います!」と貴子先生。洗顔後にブースターを取り入れる方法も試してみてください。
ここで、「肌荒れしているとき、みなさんよくワセリンを使うんですけど、使ったことありますか?」と貴子先生。保湿をして肌を整えるつもりが、逆にニキビができちゃったりしたこともあるのでは?
「乾燥がひどいときや肌荒れしているときは、化粧水や保湿系の美容液、そういうものでしっとり潤してからワセリンを塗るのはいいのですが、直接ワセリンを単体でぬっても、あまり乾燥を抑える効果はないんです!」とのこと。
ワセリンを使うときは、先に肌を潤すことが大切なんです。覚えておきたいですね!
番組MCの河北麻友子さんも「勘違いしてることが多かったですね。ワセリンもこってりして、それが保湿につながると思っていたんですけど、ちゃんと最初に化粧水をして導入液をつけてからワセリンをするのが大切なんですね!」と勉強になったようでした。
肌荒れを防ぐコツは、たっぷり潤して肌のバリア機能をアップさせること。しっかりスキンケアして、マスクをつけても荒れない美肌を目指しましょう。
番組ではこのほか、「春カラーを使いこなす!2パターンのアイライナーテクニック」を紹介しています。
※『BeauTV ~VOCE』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
※番組情報:『BeauTV ~VOCE』
毎週金曜 深夜1:50~(※毎月最終週は休止)、テレビ朝日