『ドラえもん』幻の最終回。未来に帰ったドラえもんに、のび太が放った切ない“ウソ”
家で過ごす時間が多い年末年始は、名作アニメを見て感動するのもいいかもしれない。
テレ朝動画では、アニメ『ドラえもん』の見放題パックを提供中。約800話と豊富な話数のなかから、過去の名作エピソードの数々を視聴することができる。
テレ朝POSTが今月おすすめする作品は、「さようならドラえもん」。
『ドラえもん』ファンの間でも人気が高い、のび太とドラえもんの友情を描いた心温まる作品だ。
原作のエピソードは雑誌掲載時に最終回となるはずだったが、その後つづきが書かれたことから、“幻の最終回”としても知られる本作。ここでは、その魅力を紹介する。
◆いつも一緒だった2人の突然すぎる“別れ”
「さようならドラえもん」は、のび太とドラえもんの“別れ”がテーマ。
22世紀に帰らなくてはならなくなったドラえもんが、のび太に別れを告げることから物語ははじまる。
のび太は突然の告白にショックを受け、「ぜったいにいやだ!」と泣きながら大反対。
しかし、「のび太がつらいように、ドラえもんだって同じくらいつらいんだ。ドラえもんの気持ちをわかってあげなきゃ、ドラえもんも帰るに帰れないじゃないか」というパパの一言で、ドラえもんを笑顔で送り出そうと決意する。
◆ドラえもんのためにがんばるのび太に感動
「ひとりで大丈夫?」と心配するドラえもんに、「ちゃんとやれる。心配しないで」と精一杯の強がりを言うのび太。
ジャイアンに喧嘩を売られ、いつもならドラえもんに助けを求めるところだが、「僕だけの力で君に勝てないと、ドラえもんが安心して帰れないんだ!」と叫び、誰の力も借りずに一人で立ち向かう。
ボロボロになりながら、「勝ったよ、僕。だから安心して帰れるだろ」と強がるその姿に、感動して涙を流すドラえもん。
お互いを思いやる2人の友情に胸が熱くなる。
◆切ない“ウソ”が導く驚きの結末
そしてこの物語のカギとなるのが、ひみつ道具「ウソ800」。
飲むとしゃべったことが“ウソ”になるというこの道具は、ドラえもんがのび太のために最後に残したもの。
のび太は「ウソ800」を使ってジャイアンやスネ夫に仕返しをするが、ドラえもんはもう戻ってこないという事実に直面し、さびしさから“ある言葉”を口にする。
すると、その言葉が「ウソ800」の力で “ウソ”になり、意外すぎるどんでん返しに結び付く。
◆思い出に残っているみんなの『ドラえもん』
テレ朝動画では、映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の公開を記念し、「ドラえもん思い出に残っているおはなしキャンペーン」を実施。
映画のベースとなった名作「おばあちゃんのおもいで」にちなみ、思い出に残っているドラえもんのおはなしをツイッターで募集した。
今回紹介した「さようならドラえもん」をはじめ、たくさんの作品を挙げる声が寄せられたが、ここではとくに応募数が多かったお話と思い出のエピソードの一部を紹介する。
作品はすべてテレ朝動画で公開している。
◆「のび太の結婚前夜」
<投稿いただいた思い出のエピソード>
あの当時、私も結婚を控えていたのですごくしずかちゃんの気持ちがわかって泣きました。素敵なお話です。
◆「45年後…~未来のぼくがやって来た~」
<投稿いただいた思い出のエピソード>
45年後ののび太のセリフにジ〜ンときました。
◆「バイバイン」
<投稿いただいた思い出のエピソード>
栗まんじゅうを見ると必ずこのお話が思い浮かんでゾクゾクします。宇宙大丈夫かな…?
◆「きこりの泉」
<投稿いただいた思い出のエピソード>
綺麗なジャイアンがめちゃくちゃ印象的でした。やっぱりジャイアンはジャイアンじゃないと!
テレ朝動画ではそのほかの『ドラえもん』のエピソードも配信中。気になる作品があったらぜひチェックしてほしい。
※配信情報:テレ朝動画『ドラえもん』月額見放題パック
月額500円(税抜)
アニメ『ドラえもん』800話以上が見放題。過去の名作エピソードの数々を視聴できる。
新しいエピソードは毎週火曜日と金曜日に追加され、テーマや季節に沿って厳選した「おすすめ」も紹介している。
※番組情報:『ドラえもん』
毎週土曜日 ごご5:00~ごご5:30、テレビ朝日系24局