加藤清史郎、小芝風花との“淡い恋”で新境地に挑戦「僕でいいのでしょうか？（笑）」

2020.12.22

若手演技派として確かなポジションを築く小芝風花が、テレビ朝日系連続ドラマをはじめて執筆する脚本家・橋部敦子の作品にはじめて挑む、2021年1月期の土曜ナイトドラマ『モコミ～彼女ちょっとヘンだけど～』。

小芝演じる主人公・清水萌子美の心の成長を、家族との関わりのなかで描く本作。自分の殻に閉じこもってきた萌子美が自分らしく生きようとするなか、はじめて向き合う淡い恋の相手役として、加藤清史郎の出演が決定した。

萌子美はヌイグルミや石や植物など、感情をもたないとされているモノの気持ちがわかってしまう繊細な“感覚”をもち、そのことで周囲の人に変に思われないか？と常に不安を抱いていた。

一方で「自分を変えたい！」と勇気を出して一歩前に踏み出したとき、岸田佑矢（加藤）という青年と交流する機会が。その佑矢との出会いこそが、萌子美を新たな世界へ誘うことになる。

◆加藤も新たな役柄に「僕でいいのでしょうか（笑）」

2009年に放送された大河ドラマ『天地人』（NHK）で主人公の幼少期を演じ、一躍注目を集めた加藤清史郎。その後もCMで演じた「こども店長」が人気を博し、10歳で映画『忍たま乱太郎』（2011年）に主演するなど、華々しい活躍を続けてきた。

テレビ朝日系では連続ドラマ『11人もいる！』（2011年）にレギュラー出演。キャストとしてだけでなく、10歳ながらナレーションも担当した。さらに『相棒season16』（2018年）の第19話では、無戸籍の少年を熱演。このエピソードも大反響を呼んだ。

成長とともに演技に磨きをかけ役の幅を広げている加藤が今回演じるのは、萌子美が自然と心を開く青年・佑矢。萌子美にとって佑矢は、外の世界との懸け橋になる、とても重要な存在だ。

テレビ朝日系連続ドラマのレギュラー出演は『11人もいる！』以来10年ぶりとなる加藤。今回のオファーについて、「主人公から好意を寄せられる役なんて、僕でいいのでしょうか（笑）。はじめての役柄にドキドキしていますが、萌子美の目に映る佑矢が素敵な青年に見えるよう頑張ります！」と意気込みを語ってくれた。

◆「視聴者の皆さんもほっこりしてください」

佑矢は萌子美に“ちょっとヘン”なところがあるとわかっても態度を変えることなく接する青年。

萌子美を演じる小芝は2人の関係について、「萌子美と佑矢はきっと、感覚や考え方が似ているのだと感じました。家族さえ理解していなかった“本当の萌子美”をすんなり受け入れてくれて、一緒にいてすごく心地のいい相手だということが見ている皆さんに伝わればいいなと思います」とコメント。

今回初共演となる加藤についても、「元気がいい方というのは知人から聞いていました。実際にお会いすると、私より年下なのに本当にしっかりされていて、それでいてノリもよくて楽しい方でした」と語り、「佑矢は萌子美にとって、とても重要な役。加藤さんとしっかりコミュニケーションを取り、視聴者の方が2人のやりとりをみてほっこりするような、ちょっと微笑ましくなるようなシーンを作っていきたいと思います」と、佑矢との場面がドラマのなかで大きな見どころのひとつになることを教えてくれた。