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沢口靖子、『科捜研の女』撮了で名残惜しい気持ちを口に「少し寂しいような…」

10月22日(木)のスタート以来、好評を博してきた沢口靖子主演の科捜研の女 season20

12月17日(木)に迎える最終回を前に、先日無事クランクアップを迎えた沢口靖子が、節目のシリーズを完遂した思いを明かした。

『科捜研の女 season20』最後の撮影は、おなじみ科捜研メンバーが勢揃いしたセットでのシーン。監督の「カットOK!」の声がかかった直後、スタッフ一同から大きな拍手がわき起こり、沢口をはじめキャストたち科捜研メンバーは達成感あふれる表情で互いに健闘をたたえ合った

「座長」として細やかな気配りで常に撮影チームの士気を高めてきた沢口には、ひと際盛大な拍手とともにマリコのテーマカラーであるピンクの花束が贈呈され、沢口もスタッフの温かい気持ちに大感激。キャストはもちろん、スタッフに「ありがとうございました」と何度も深々と頭を下げ、感謝の思いを伝えていた。

沢口は「みんなで感染対策を徹底させ、無事に笑顔で『season20』のクランクアップを迎えることができ、喜びもひとしおでした」とクランクアップの瞬間、万感の思いが込み上げてきたことを報告。

また、2019年にお送りした『season19』で通年放送に挑んだ際、その挑戦を“フルマラソン”に例えていたことを振り返りながら、「昨年は“フルマラソン”だったこともあり、あっという間に最終回を迎えた気もいたしました。少し寂しいような…。ファンの皆さまからも『もう終わりなの!』というお声をいただき感激です!」と名残惜しい気持ちも口にした。

◆沢口自身も驚きの“重大発表”。「最後までお見逃しなく!」

そんな最終回2時間スペシャルでは、土門薫刑事(内藤剛志)が見知らぬ男の遺体とともに監禁されるという前代未聞の事態が発生。

しかも、さらなる事件が起き、榊マリコ(沢口)らは鮮血に手を染めた土門を目撃する。

そんな土門最大のピンチに、マリコが科学の力で立ち向かう。

沢口は「最終回2時間スペシャルでは、“科捜研”のなかでも“リモート会議”のテストがはじまります。そこに何と、土門さんの衝撃映像が飛び込んでくるのです。土門さんの身にいったい何が起きたのでしょうか! 根底には“命の使い道”という重いテーマも流れています。目が離せない展開に、どうぞご期待ください!」と、波乱のストーリーをアピール。

そしてすでに、最終回2時間スペシャルの最後に「重大発表」があることが発表されているが、沢口自身、「私も重大発表について聞いたときは驚きました」とその衝撃度の大きさを語り、「最後の最後までどうぞお見逃しなく!」と呼びかけている。

◆沢口靖子 コメント(全文)

――『season20』の撮影も無事終了しましたが、オールアップの瞬間のお気持ちを教えてください。

思えばクランクインしたのは、緊急事態宣言解除後の6月中旬のことでした。「無事に撮影を続けることができるのかしら」と不安がよぎったことを、ふと思い出しました。でもみんなで感染対策を徹底させ、無事に笑顔で『season20』のクランクアップを迎えることができ、喜びもひとしおでした。

昨年は“フルマラソン”だったこともあり、あっと言う間に最終回を迎えた気もいたしました。少し寂しいような…。ファンの皆さまからも「もう終わりなの!」というお声をいただき感激です!

――最終回2時間スペシャルのみどころを教えてください。

最終回2時間スペシャルでは、“科捜研”のなかでも“リモート会議”のテストがはじまります。そこに何と、土門さんの衝撃映像が飛び込んでくるのです。土門さんの身にいったい何が起きたのでしょうか!

根底には“命の使い道”という重いテーマも流れています。目が離せない展開に、どうぞご期待ください!

私も重大発表について聞いたときは驚きました。最後の最後までどうぞお見逃しなく!

◆最終回2時間スペシャル あらすじ

京都府警本部でウェブ会議システムを導入することとなり、榊マリコ(沢口靖子)ら科捜研がモニターとして体験してみることになった。

科捜研にはシステムを開発したプログラマー・名村康祐(井俣太良)と営業担当者・椎木智里(佐藤玲)が説明に訪れ、メンバーのほか、土門薫刑事(内藤剛志)や蒲原勇樹(石井一彰)にも科捜研の会議専用のIDとパスワードを発行することとなった。

翌朝、さっそく科捜研の面々でウェブ会議を開いていたところ、土門が参加してきた。だが、土門の様子がどこかおかしい。画面に映っているのは薄暗い空間で、顔も汚れているようだ。

その直後、土門の口から出たのは、驚くべき言葉だった。なんと土門は、バー経営者・安在志津枝(南野陽子)とともに何者かに監禁されてしまったというのだ。しかも現場には、身元不明の男性の遺体もあるという――。

実は昨夜、土門はコンビニエンスストアで取り乱した様子で金をおろす志津枝と遭遇。不審に思って聞いたところ、志津枝のもとに見知らぬ男の遺体が映った動画が届いていたことが判明。

場所は彼女が営むバーの地下倉庫らしく、動画には「お前の店で人が死んでいる。今すぐ100万円もって来い。誰かにバラしたら動画をネットにさらして店の評判を落とす」という謎の脅迫メッセージが入っていたとわかる。

さっそく彼女の店に向かった土門は、地下倉庫につながる階段を下りていたところで何者かに後頭部を殴られ昏倒。目覚めたときには、地下倉庫内で手錠をかけられ、携帯電話も奪われていたという。

志津枝も同様に監禁されていたが、土門は彼女をしばりつけていたヒモをなんとかほどくことに成功。手錠で身動きが取れないため、志津枝に室内を調べてもらい、遺体の下から1台のノートパソコンを発見。志津枝に頼んで、マリコたちのリモート会議にアクセスしてもらったのだ。

店の場所を聞いたマリコは蒲原に依頼、すぐに刑事たちが駆けつけ地下倉庫に突入するが、そこには誰も予想だにしなかった光景が広がっていた――!?

その後、マリコは手がかりを求めて監察医・風丘早月(若村麻由美)とともにリモートで検視に挑むことに…!?

※番組情報:『科捜研の女 season20』最終回2時間スペシャル
2020年12月17日(木)午後8:00~午後9:48、テレビ朝日系24局