2丁拳銃・川谷&野々村友紀子、家事・育児が原因で大ゲンカ!ジャージに着替え「表に出て殴り合いしよや!」
過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる、反面教師バラエティ『しくじり先生 俺みたいになるな!!』。
12月7日(月)の放送では、川谷修士&野々村友紀子夫妻による授業前編をお届け。2人は、家事・育児が原因で離婚の危機が起きていたことを激白したほか、妻をイラつかせる夫のNG発言について講義した。
川谷修士は、お笑いコンビ“2丁拳銃”のツッコミ担当。妻の野々村友紀子は元芸人で、現在は放送作家、コメンテーターとして活躍している。2人は3年間の交際期間を経て2002年に結婚、14歳と12歳の娘がいる夫婦だ。
今回この夫婦が、衝撃のしくじりを告白。それは、かつて家事・育児が原因で大ゲンカし、真剣に離婚を考える状態にあったという事実。夫への不満がたまりにたまったとき、野々村はひとまずジャージに着替え、「表に出て殴り合いしよや!」ともちかけたこともあったと暴露する。
さらに野々村は、家事・育児をすべて抱え込んだ結果、過労で救急搬送されてしまった過去も告白。
ところが、このとき川谷は妻がなぜ倒れたのか、まったくわかっていなかったと話す。なぜなら川谷は、自分のことを「家事育児も手伝う、いい夫」と自負していたから。
しかし、野々村は夫に対して「家事も育児もコイツ、まったくやらへんやん!」と不満を募らせており、家事や育児の意識に関して、2人の間にはかなりのズレが存在していたことが明らかになる。
実は、この意識のズレは世の夫婦にも多く見られること。野々村がひも解いた共働き世帯への調査によると、「家事の分担はパートナーより自分のほうが大きい」と思っている女性が9割を占める一方、「パートナーと家事を分担できていると思う」と思っている男性は7割超。
相反する結果に、野々村は「勘違いすんなよ!(家事)できてへんねん!!」と世の夫たちに向かって怒りをぶちまけた。
◆絶対に妻に言ってはいけない、NGワードを解説
夫婦は続いて、「夫が言ってはいけない7つのNGワード」を発表。結婚前はともにいい夫婦になろうと考えていたにもかかわらず、家事・育児の認識のズレから徐々にギスギスしてしまった2人。その根源となったのが、川谷が発したNGワードだという。
そのひとつが、「やれるときは手伝うよ」。野々村は「言われたらやる、というスタンスがいちばんイヤ!」と、妻が家事をすることが大前提、という認識への疑問を口にする。
また、川谷は「うちの嫁、家事好きやから」と周囲の友人たちに言っていたことも反省。実は結婚前、“家事レベルゼロ”だった野々村は毎日懸命に家事をこなしてきたため、「誰も好きで(家事を)やっていない。苦労をわかっていない!」と怒り心頭だ。
生徒の高山一実からも「3年もつきあって、奥さんの本当の気持ちに気づけないものなんですか?」と厳しいツッコミが。
さらに、自分も育児に積極的に関わっていると思いこんでいた川谷は、野々村が家事、仕事、育児で睡眠不足になっていることにも気づかず、3つ目のNGワード「俺ってめっちゃイクメンやで!」を恥ずかしげもなく周囲に放っていたことも懺悔。
そして野々村を最高にイラつかせたのが、川谷が妻を気づかうつもりで放ったひと言「なんか手伝うことあったら言ってや~」。
オードリー・若林正恭や平成ノブシコブシ・吉村崇は「え? これダメなんですか?」とビックリするが、野々村は「受け身なのが腹立つ」「言う前に自分でやることを見つけてほしい」と妻の本音を吐露した。
◆「言ってくれたらやる」は、単なる自己満足
そんなしくじりを経て、夫の川谷は「“言ってくれたらやる”はやさしさでもなんでもない」という教訓を発表。川谷は、「助ける気があるなら自分から動くべき。“なんか手伝うことあったら言ってや~”は自己満足にすぎない言葉」と猛省した。
野々村も「世のなかの男性はよかれと思って(この言葉を)言って、知らず知らずのうちに妻をキレさせていることがある」と指摘。教室の男性陣に向かって「絶対言うなよ!!」と厳しく指導し、前半の授業を終了した。
次回の完結編では、残り3つのNGワードを大発表。主婦の大変さをまったくわかっていなかったダメ夫が、一発で改心した転機を語る。
また、地上波放送直後、深夜0:45からお送りする「ABEMA」では、川谷・野々村夫妻の授業前編の完全版と、お笑い研究部「かもめんたる・う大先生に評価されたいを考える」の第2弾を配信中。
※番組情報:『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
毎週月曜 深夜0:15~深夜0:45、テレビ朝日
※放送終了後から「ABEMA」でも配信!
(※1週間無料配信。その後は1年間、有料にて配信)