池江璃花子、白血病を克服した奇跡のラガーマンから激励。熱く温かい言葉に笑顔を見せる
新型コロナウイルスの感染拡大により、日常生活が一変した2020年。しかし、その未曽有の苦難のなかでも、とびきりの笑顔で日本中を幸せな気分にさせてくれた人たちがいる。
テレビ朝日ではそんな笑顔に注目し、1年を振り返る番組『笑顔の瞬間スペシャル2020~幸せ量産地球号~』を12月19日(土) に放送する。
総合司会は、羽鳥慎一と徳永有美。テレビ朝日の“朝 『羽鳥慎一モーニングショー』のメインキャスターと、夜”『報道ステーション』のメインキャスターが初のタッグを組む。
◆池江璃花子選手が仲間に見せた“笑顔”の意味
この番組は、夢や希望、勇気を与えてくれたアスリート、アーティストたちの笑顔の瞬間に迫る特別企画。最大の注目は今年10月、競泳の池江璃花子選手がインカレ水泳(日本学生選手権水泳競技大会)でチームメイトに見せた笑顔だ。
2020年、白血病から復帰したばかりの池江選手が、インカレ水泳で出場するのは女子50メートル自由形だけのはずだった。しかし、チームメイトの体調不良などのため、急遽、女子4×100メートルリレー予選の第3泳者として出場。
競技復帰してから練習をしていなかった100メートルだったが、ぶっつけ本番にも関わらず、56秒1という好タイムを記録。見事、決勝進出につなぐことができた。
池江選手は100メートルを泳ぎ切った後、チームメイトに笑顔を見せたが、実はこのときの表情は、彼女の新たな決意を物語っていた。このレースで何が変わったのか。その知られざる思いに、富川悠太アナウンサーが迫る。
また、池江選手は、ラグビーオーストラリア代表でジャパンラグビートップリーグ『NTTコミュニケーションズシャイニングアークス』に所属するクリスチャン・リアリーファノ選手とも対談。
彼は2016年に池江選手と同じ白血病を患いながら、2年後に現役復帰をはたし、3年後には2019年ラグビーワールドカップのオーストラリア代表としてグラウンドに立った奇跡のラガーマンだ。
以前より「池江選手を励ましたい」と熱望していたリアリーファノ選手は、彼女に向けてどんな激励を送るのか。白血病を克服したリアリーファノ選手の熱く温かい言葉に、池江選手が深くうなずき、笑顔を向ける。
◆ミルクボーイやブルーインパルスに届いた笑顔にも!
番組ではこのほか、新作漫才にこだわり、笑顔を広げる漫才コンビ・ ミルクボーイにも密着。
『M-1グランプリ 2019』の王者で、2020年は大ブレイク間違いなしと目されていた彼らだが、 新型コロナウイルスの影響で次々と仕事が中止に。しかも、舞台などの活動が緩和されていた9月に、内海崇の感染が判明した。待機期間中、味わった思いや、今見えてきたものが明らかになる。
また2020年5月、医療従事者などに敬意を込めて東京上空を飛行した航空自衛隊ブルーインパルスにも注目。チームに届いた笑顔の後日談にも迫る。
◆羽鳥慎一 コメント
今年は多くのことが当たり前のように当たり前ではなくなりました。私が毎年楽しみにしているプロ野球も、大きな影響を受けましたが、終盤には観客も入り、選手も含めて球場にあふれた笑顔にうれしくなりました。
徳永さんの横だと、『報道ステーション』みたいで、『モーニングショー』のようにお気楽に笑いながらできるか不安です(笑)。
◆徳永有美 コメント
去年の今頃、こんな1年になるとは想像だにしなかった2020年。コロナに覆われ、笑顔のこぼれにくい1年だったと思いますが、だからこそ、私は大坂なおみさんの真っすぐな言葉と戦い終えた後の笑顔に、立ち止まって深く考える時間をもらいました。
羽鳥さんとはお会いしたことがないので、今回お話しをいただきとてもうれしく思いました。毎朝子どもを見送ったあと、ひと息つく時間にモーニングショーを見ながら「鉄人みたいな方だなぁ」と感じています。
羽鳥さんの冷静沈着できめ細やかな進行と絶妙なツッコミを間近で見られるのかと思うとドキドキです。羽鳥さんと「笑顔」をテーマにこの大変な1年を振り返り、味わえるのを楽しみにしています。
※番組情報:『笑顔の瞬間スペシャル2020~幸せ量産地球号~』
2020年12月19日(土) 午後6:30~午後8:00、テレビ朝日系24局