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『ポツンと一軒家』登場で世界各国から連絡が!所ジョージ&林修も興味津々の日常

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』

12月6日(日)の放送では、「あのポツンと一軒家は今」をお届け。

およそ1年前、余命宣告を受けながらも愛知県の山奥で充実した日々を過ごしていた男性と、同じく愛知県の山奥で独創的なポツンと一軒家で創作活動を行う世界的アーティストのその後を追う。

およそ1年前に愛知県の深い山のなかで発見した一軒家。

まず、捜索隊が最寄りの集落を訪れ、農作業をする人だかりを発見。話を聞いてみると、衛星写真を見るやいなや知人の一軒家であることが判明。しかも、一軒家の主の妻も紹介してもらい、行き方を詳しく教えてもらえることに。

道順は教えてもらえたものの、集落から山道へと入るとその先にはただ森が続くばかり。そんな山道を越えた先、深い山の奥にようやくポツンと一軒家を発見する。

そこにいたのは、当時75歳の男性だった。元自衛隊の施設科で、道路や橋の復旧作業、被災者支援施設の建設などに携わっており、自衛隊を退職後は2級建築士の資格を取得。基礎工事会社を設立したのだという。

定年後、趣味で炭焼小屋を作り、自作の炭でバーベキューや芋煮会を行うなど、今では地元の人たちが集まる憩いの場に。

がんで余命宣告を受けたが、山奥の小屋で充実した時間を送っていた男性が「残りの人生を楽しんでいます」と見せた笑顔が印象的だった

あれから1年。捜索隊が電話で連絡を取ると、「相変わらずですよ。体調も異常ありません」と元気な声が返ってきた。宣告された余命をこえたというが、現在の男性の様子に迫る。

◆独創的なポツンと一軒家で創作活動

先ほど登場した元自衛隊員の男性からの紹介で訪れたポツンと一軒家では、世界的に有名なアーティストが夫婦で暮らしていた。

屋根も壁も傾いたデザインの独創的な一軒家で、家のなかには大きな石垣が貫いており、そこはまるでトリックアートのような家だ。

そこで暮らす男性は、当時81歳。アメリカでの個展を機に海外で活躍していたが、60歳で故郷の愛知県の山奥へと引っ越してきたのだという。

家のデザインは知人の建築家に頼んだというが、あまりに独創的なデザインの家に「最初は目眩したほどでしたよ(笑)」とか。しかし、「自然の多いところに憧れをつねにもっていたので。自然のなかで自分がどうあるべきかを意識して、作品作りにも活かしています」と創作意欲はますます盛んだった。

あれからおよそ1年。捜索隊が電話で連絡を取ると、放送後にはさまざまな反響があったそうで「世界各国から“番組を観たよ”という連絡がありまして、お互いにまだ元気でやっていると確認できて喜んでくれました」と話す。さらに、地域の方々との交流も膨らんだという。

山奥で暮らすアーティストの日常に、所ジョージと林修も興味津々のようだった。

※番組情報:『ポツンと一軒家
2020年12月6日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系24局