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『ポツンと一軒家』で紹介してから約2年…棚田をゴルフ場に造成した男性、“大変な事故”に遭っていた!

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組ポツンと一軒家

11月29日(日)放送の「あのポツンと一軒家は今」では、岩手県の山奥で、ひとりでゴルフ練習場を造成してしまった男性家族と、愛媛県にある山頂付近で見事な日本庭園を造ったという男性家族のその後を追う。

©︎ABCテレビ

岩手県の深い山のなか、青森との県境近くにある山頂で広大な土地をもつポツンと一軒家。およそ2年前に訪れたのは冬で、あたり一面には雪が積り道路も凍結しているなかでの捜索となった。

集落で話を聞いてみると、家までの行き方は教えてもらえたものの「多くの枝道が別れていて、途中で迷ってしまうと帰ってこれなくなりますよ」と、その道のりはかなり複雑なようだ。実際に迷路のように分岐の多い道だが、教えられたとおりに進むと横長の広大な敷地をもつ一軒家が姿をあらわした。

そこは山を切り開いたとは思えない見通しのよい場所で「一面芝生で、すごくきれいな景色です」と捜索隊も驚くほどだ。

そこにいたのは当時85歳の男性。元々は棚田だった土地を、定年退職後に受け継ぎ、わずか半年で全長400mのゴルフ練習場に造成したのだという

男性は「人に集まってもらいたくて」とゴルフ練習場造成の経緯を話すが、本人はなんとゴルフ経験なし。しかし、造成当時は多くの仲間が集まったという。

男性が気にかけているのは近くを流れる小川が氾濫してしまうこと。「この川が気がかりで病気をしても山に行かないと心配で気がすまないんです」と話していた。

あれから1年10か月。捜索隊が電話で連絡を取ると、夫婦で88歳を迎え、ますます元気そうな笑顔を見せた。放送後には多くの来客も来て、男性は大いに喜んだというが、その一方で大変な事故にも遭ってしまったという



◆美しい日本庭園を一人で造り上げた男性

愛媛県東部の山頂付近で発見した、600坪の庭園のあるポツンと一軒家のその後を追跡。

麓の集落で聞き込みをしている際に、山頂付近に一軒家があるという情報を入手した捜索隊。一軒家の住人の親戚と出会うことができ、家まで案内してもらえることに。その道のりは、狭くて細い崖の道だ。

捜索隊も「どこまで行くんだろう…」と不安になるような長く続く急勾配の林道を登った先、標高800mあたりの山頂付近に、ついに一軒家を発見した

急な斜面を切り開いた広大な土地には、手入れの行き届いた植木が並んでいた。そこで暮らしていたのは当時88歳の男性とその妻の夫婦。話を聞くと、男性が一人で600坪の土地に70年近くかけて植木をしてきたのだという

その美しい植木の数々は、急斜面に沿うように枝を垂らした「懸崖」、「しだれ梅」など、目をみはるものばかり。自作の滝や池も見事にレイアウトされ、日本庭園と呼ぶにふさわしい空間が広がっていた

あれから1年8か月。放送後にはなんと日本各地から多くの見学者が訪れ、多いときには65人ものお客さんで溢れたという。89歳になった男性は、今も植木の手入れに余念がないというが、現在の庭園の様子に迫る。

※番組情報:『ポツンと一軒家
2020年11月29日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系24局

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