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田中圭、八村塁らも応援!高校バスケの甲子園「ウインターカップ」、史上初の試みも

コロナ禍で様々なスポーツの大会が中止になった2020年。高校バスケでもインターハイや国体が中止となり、全国の高校生たちが落胆したなか、12月23日(水)から「SoftBank ウインターカップ2020」の開催が決定した。

全国高等学校バスケットボール選手権大会、通称「ウインターカップ」(前身の全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会含む)は1971年から続く歴史ある大会で、“高校バスケにおける甲子園”といわれている。3年生が出場できる最後の大会で、チームの完成度が高くなるため、真の高校バスケ日本一を決める大会、高校バスケの最高峰としても知られる大会だ。

過去にはこの大会において、日本人初のNBA選手の田臥勇太(能代工業高校)や現在NBAで活躍する八村塁(明成高校)が3連覇を成し遂げるなど、スター選手を輩出。日本バスケのタレントが集結する場となっている。

今大会ではファッション誌『Seventeen』の専属モデルがオフィシャル応援団を結成。団⻑の大友花恋をはじめ、岡本莉音、永瀬莉子、雑賀サクラ、ブリッジマン遊七が、試合会場での応援や取材をおこなう予定だ。

◆全国の出場校キャプテンが番組出演という史上初の試み

このウインターカップの組み合わせが、11月26日(木)配信の番組『SoftBank ウインターカップ2020 組み合わせ発表&キャプテンミーティング』(スポーツナビ)にて、発表された。

配信番組での組み合わせ発表ははじめての試みだという。スタジオのMCを務めたのは、ウインターカップ出場経験を持つ俳優の副島淳とフリーアナウンサーの船岡未沙希。

出場する120校のキャプテンがZoomでつながり、MCが要注目高校の選手たちの声を聞く形式となっていた。

前回まで2連覇を達成している福岡第一高校のキャプテンふたりは、今大会の目標に3連覇を掲げ、「2連覇を目指して準備していたので、インターハイの中止は残念でした。現在はウインターカップに向けて全員がモチベーションを保って、練習を頑張っています」(松本宗志)「自分たちのやるべきことは常に変わらないので、3連覇を目指して自分たちらしいバスケットをやるだけです」(ハーパージャン・ローレンス・ジュニア)と抱負を語っていた。

女子の前回優勝校・桜花学園高校の江村優有は「圧倒的に勝って優勝!」という目標を掲げ、「今年のチーム結成時からの目標です。持ち味であるディフェンスからのブレイクで、優勝して(高校バスケ生活を)終わりたい」と意気込んだ。

また、かつて高校9冠(高1から高3まで3つの全国大会で優勝)を成し遂げた田臥勇太が所属していた名門・能代工業は、来年から学校の名前が変更されることとなり、“能代工業最後のキャプテン”となった中山玄己。「最後の年なので注目され、プレッシャーもありますが、結果を残したい。目指すのは日本一です」と目標を語った。

◆現役NBA選手から有名俳優、ミュージシャンからの応援メッセージ

番組の最後には、サプライズで様々な著名人からの応援メッセージが配信された。(※一部抜粋)

◆大友花恋(Seventeen専属モデル)

このたび、Seventeenのモデル5人でウインターカップ応援団を結成しました。私は応援団長を努めます。今年はインターハイをはじめ、いろんな試合が中止になって、高校生のみなさんは悔しい思いをされたかと思います。

このウインターカップでは、その思いも込めて、試合を熱く盛り上げていきましょう。私も試合を応援したり、取材をしたり、みなさんと一緒に戦いたいと思います。一緒に頑張りましょう!

◆田臥勇太(宇都宮ブレックス)

今年は大変な状況のなか、インターハイや国体がなくなってしまい、残念で悔しかったと思います。ただ、ウインターカップが開催されるということで、嬉しく思っています。

(高校時代には)僕も3年間ウインターカップに出ましたが、非常に思い出に残っている大会です。3年生にとっては最後の大会だと思うので、悔いのないようにやってもらいたいですし、1〜2年生は3年生のぶんと、その先につながるように全力を尽くして、悔いのないようにプレイしていただきたいです。応援しています。

◆田中圭(俳優)

コロナ禍でインターハイがなくなって、学校も行けなくなってみんなに会えない、練習もできない日々が続いて、大変な1年だったと思います。

そんな思いをすべてウインターカップにバーンとぶつけられるように、応援しています。バスケットボールは僕も慣れ親しんだスポーツなので、大会をとても楽しみにしています。全力でぶつかって、悔いのないよう、精一杯楽しんでください。

◆SWALLOW(ミュージシャン、大会テーマソングを担当)

このような大きな大会に関わることができて、誇りに思います。メンバーのポチも、長い間バスケをやっていたので、とても嬉しく思っています。

夏のインターハイは中止になりとても残念ですが、高校3年生のみなさんにとっては、このウインターカップが最後の大きい大会だと思うので、精一杯頑張ってください。応援しています。

◆野田洋次郎(RADWIMPS)

僕自身、中学と高校でバスケをやってきて、ウインターカップは憧れの舞台でした。そこに出場するみなさんを尊敬しますし、誇りに思います。

今年はインターハイもなくなってしまい、みなさんも言葉に表せないくらい悔しい気持ちだったと思います。きっと何十年後も忘れないぐらいの、悔しい悔しい思いだと思いますが、これもみなさんのこれからの人生の糧というか、バネになると思うので、その悔しさを忘れずにいてほしいです。

この大会も、悔しさを晴らす場として、思う存分皆さんで力を発揮して、素晴らしい大会にしてほしいと思います。

僕も試合を見に行きたいと思っています。みなさんの熱い戦いとチーム力を、とても楽しみにしています。思う存分、やり尽くしてください。応援しています。

◆八村塁(ワシントン・ウィザーズ)

今年はコロナもあって思うように練習できなかったり、インターハイがなくなって大変な思いをしたと思うけど、ウインターカップでその思いをぶつけてほしいと思います。

また、この場にいるキャプテンのみんなは、チームをまとめるなどバスケ以外のことも気をつけて苦労も多いだろうけど、チームメイトはみんな感謝していると思うよ。

ウインターカップは最高の舞台だから、後悔のないように楽しんでね。

 

著名人たちも注目するウインターカップ。出場する120校がどんな熱い戦いを見せてくれるのか、楽しみだ。

※関連番組情報
:『熱冬~高校バスケSoftBankウインターカップ2020~
毎週日曜日 午後5:25~5:30(11月1日の初回から全9回放送)、テレビ朝日(関東地区)
:『熱冬バスケ~高校No.1への道~』
12月23日(水)~29日(火)7日間連日テレビ朝日(関東地区)にて放送
:『高校バスケSoftBankウインターカップ2020 男子決勝』
12月29日(火)午後12:00~1:54、テレビ朝日にて放送
:『高校バスケSoftBankウインターカップ2020 女子決勝』
12月28日(月)午後12:00~2:00、BS朝日にて放送