小芝風花、女優としての新境地に挑む!感涙必至のヒューマンホームドラマで、難役に挑戦
土曜ナイトドラマ『妖怪シェアハウス』で民放連ドラ初主演を務めた小芝風花が、再び連ドラに主演することが決定。この冬、土曜ナイトドラマ枠で感涙必至のヒューマンホームドラマに挑む。
◆ヒューマンドラマの名手・橋部敦子との初タッグが実現!
近年、『トクサツガガガ』(NHK)、『美食探偵 明智五郎』(NTV)、『妖怪シェアハウス』と主演作やヒロイン作が相次ぎ、変幻自在な演技が好評を得ている、当代きっての演技派若手女優・小芝。
次なる主演作が期待されていた小芝がこの冬、土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』で主人公を演じる。
今回は『僕の生きる道』シリーズ(CX)を筆頭に、数々のヒットヒューマンドラマを手がけてきた脚本家の橋部敦子との初タッグが実現。 少し変わった“感覚”をもつ主人公という難役に初挑戦し、こちらもはじめて挑むハートウォーミングなホームドラマで、見る人の心に温かな灯をともす。
◆主人公の成長と、彼女を見守る家族の絆と再生を描く珠玉の物語
本作は、テレビ朝日系連ドラ初登板となる橋部がオリジナルで脚本を手がけるヒューマンホームドラマ。
小芝が演じる主人公・清水萌子美は、ヌイグルミや石、植物など、感情をもたないとされているモノの気持ちがわかってしまうという繊細な“感覚”のもち主。そんな不思議な感覚をもっているがゆえ、他人との関わりを極力もたないようにして生きてきた。
ところがあることをきっかけに、自分自身を狭い世界に閉じ込めていた彼女が広い世界に踏み出すことを決意。さまざまな経験を重ねながら、成長していく姿を綴る。
さらに、萌子美が自分の足で歩み出したことから、「一見平穏だけれど、実はバラバラだった家族」も影響を受け、それぞれが本音をぶつけ合い、自分自身と向き合うことに。萌子美だけでなく、家族の再生をも描いた物語となっている。
◆土曜ナイトドラマ枠で初のヒューマンホームドラマ
土曜ナイトドラマ枠で、初のヒューマンホームドラマとなる『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』。
小芝演じる萌子美の家族は、誰もが萌子美を思いながら、ときに優しいだけではいられない人間らしい感情をもった人たちばかり。家族役のキャストには豪華演技派の面々が集結し、物語にさらに厚みをもたせる。
2020年、世界は大きな困難に見舞われ、親しい間柄でも“ソーシャルディスタンス”が求められている。それが“心の距離”さえも遠ざけるような事態を招き、はがゆく思うことも。
これまでと“日常”が大きく変わり、さまざまな不安を抱えて生きる人が多いこんな時代だからこそ、この作品では誰にとっても身近な存在である家族の大切さを、圧倒的な優しさとともに真摯に描く。そんな“人間賛歌”のドラマがこの冬、一番の感動をお届けする。
◆小芝風花 コメント
――民放連続ドラマで2回目の主演となります。感想をお聞かせください。
また土曜ナイトドラマで主演を務めさせていただけることがうれしいです! 『妖怪シェアハウス』同様、頑張ろう!という気持ちでいっぱいです。
今回は眠る前のひととき、見てくださる方の心がホッコリするような、気持ちよく眠れるような、一週間頑張ったご褒美になるような作品にしたいです。
――本作の脚本を読んでの感想をお聞かせください。
コロナという大変な問題が起こり、今年は人との距離をどう取ればいいのか、あらためて考えた年になったと思います。この作品ではとても近い距離にある家族の関係を描いていて、萌子美たち家族は一見平穏だけれど、実は心がバラバラだったことが明かされます。
橋部さんの脚本は、人の感情の動きがとても丁寧に描かれ、萌子美たち家族が再生していく姿からは、今の時代だからこそ伝わるものがたくさんある気がします。
――萌子美をどのように演じたいか、役作りで意識していることはありますか?
萌子美の1番の特徴はモノの気持ちがわかることなので、モノと対峙したとき一方的にモノの言うことに耳をかたむけるのではなく、ちゃんと“会話”しているように見せたいです。モノがどんな風に話しているのか、そのモノはどんな性格なのか、テレビの画面越しに伝えるのはとても難しいですが、丁寧に演じたいと思います。一方で、萌子美はどこにでもいる女の子だと思うので彼女の普通っぽさも忘れないようにしたいです。
もうひとつは“距離感”です。家族との距離感、他人との距離感、モノとの距離感…。家族は大切だけれど、モノの気持ちを聞いているほうが落ち着くような、萌子美の“心の距離感”をしっかり表現していきたいです。
――小芝さんがモノの気持ちがわかるとしたら、どんなモノの気持ちが知りたいですか?
ペットです! 今は飼っていませんが、何を考えているのか、何を欲しているのか、知りたくないですか? ペットではありませんが、家に観葉植物のガジュマルがあって、母と一緒に面倒を見るのにハマっているんです。観葉植物って水をあげるタイミングが難しいんですよ! あげ過ぎてもいけないし、足りないと枯れてしまうし。「今、水が欲しい!」とか「栄養が足りないよ!」とか言ってくれたら助かりますね(笑)。
――小芝さんと萌子美に共通点はありますか?
萌子美は周りから「ヘンな子」というレッテルを貼られ、自分がしゃべると気味悪がられるんじゃないか、家族に迷惑をかけてしまうんじゃないかと思っているので、人と上手にコミュニケーションが取れません。
私も、「ここはこうしてほしい」とリクエストするのが苦手なので、そういう面では萌子美に近いかもしれないです。それと、ガジュマルのことを「ガジュさん」と呼んで話しかけているので、そこはちょっと萌子美っぽいかもしれないです(笑)。
――視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします。
萌子美は自分だけの小さな世界から勇気を出して一歩踏み出し、数々の出来事に向き合います。そんな萌子美の奮闘をぜひ応援していただきたいです!
私自身も人との距離感や、自分の気持ちをなかなか伝えられないことなど、何か悩んでいる方に寄り添えるよう、さらに前に進むきっかけになるよう、いろいろなことに頑張る萌子美を精一杯演じます!
※番組情報:『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』
2021年1月スタート!毎週土曜日 よる11:00~11:30、テレビ朝日系24局