すべて手作業で船をつくる。90年貫いたメイド・イン・ジャパン「100年、150年とつづけていきたい」
2020.11.05
世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。10月30日(金)の同番組では、香川県小豆島を特集した。
瀬戸内海で2番目に大きい島、小豆島。島の北西にある琴塚港には、セーラーなら誰もが知る造船所がある。
1930年に創業した岡崎造船株式会社。すべて手作業で船をつくっている老舗のヨットビルダーだ。
「夢をもって来て頼んでもらえるので、よろこんでもらえる船をつくれるのが楽しさであり、おもしろさですね」と話すのは、四代目社長の岡崎英範さん。
オーナーたちの夢を形にして、90年。メイド・イン・ジャパンを貫いてきた。
◆「100年、150年とつづけていきたい」
職人は、ほとんどが小豆島出身。熟練した職人たちが、小型船でもおよそ3か月の期間をかけて、船をつくり上げている。
出来上がった船のフォルムは、この美しさ。手づくりのよさが詰まった珠玉の一艇だ。
岡崎さんはこの伝統を「がんばって守っていって、100年、150年とつづけていきたい」と語る。誇らしき職人たちによる“メイド・イン・ジャパン”を、これからもつくりつづけてほしい。
なお、11月6日(金)放送の『港時間』では、11月8日(日)からスタートする単独・無寄港・無補給の世界一周ヨットレース「ヴァンデ・グローブ」に挑む白石康次郎さんが、「Global One」号を紹介する。
※番組情報:『港時間』
毎週金曜深夜0時15分~0時20分放送、テレビ朝日
(ABCでは毎週金曜夜11時10分~夜11時17分放送、メ~テレでは毎週日曜夕方4時25分~4時30分放送)