俳優・松尾諭は、井川遥の元ボディガード。デビューのきっかけは映画みたいな“封筒ドリーム”
“激レア”な体験を実際にした「激レアさん」をスタジオに集め、その体験談を紐解いていく番組『激レアさんを連れてきた。』。
11月2日(月)の放送では、塚地武雅とファーストサマーウイカをゲストに迎え、2組の“激レアさん”を紹介する。
1人目は、“超おっちょこちょいで失敗だらけの会社員だったのに“字がメチャクチャ上手い”というだけで人生大逆転しちゃった人”ことハラさんだ。
現在26歳の彼女は、書と絵を融合した書道アートが大人気で、テレビ番組やイベントで引っ張りダコとなっている。
小学3年のころ、史上最年少で『文部科学大臣賞』を受賞したこともあるハラさんだが、大人になると、地元福岡の銀行に就職。ところが周りが引くほどのおっちょこちょいで、当時は何をしでかすかわからないことから”爆弾”というあだ名で呼ばれてしまう。
ついには通常業務は任せられないと、本来はパソコンでプリントアウトすれば済むところを”あて名書き部署”に配属される。なんとこの部署、字が達筆なハラさんのためにわざわざ新設したのだった。
来る日も来る日も、朝から晩まであて名だけを書いていたハラさんだが、達筆なあて名が大評判に。やがて「こんなきれいな字を書く人に担当になってほしい」と新規の客が殺到するまでになる。
銀行での経験から、自分には書道しかないと実感したハラさんは、書道家になるために銀行を退社。勢いそのままに上京してしまう。
とはいえ、書道家としてまったく無名のハラさんが急に売れっ子になるはずがない。そこからどうやってブレークをはたしたのか。
そこには、とある理由で訪ねたシンガポールでの経験や、ある有名なスポーツ選手が関係しているという。筆一本で書の道を歩むハラさんのブレークの軌跡を見ていく。
◆井川遥に「癒し系」と言われた男
そして2人目の激レアさんは、“ある日道で拾った一通の封筒のおかげで人生が大逆転した人”ことマツオさん。
実はこの人こそ、バイプレイヤーとしてドラマや映画に引っ張りだこの俳優・松尾諭のことだ。実はマツオさんが俳優になったキッカケが非常に激レアだったのだ。
マツオさんは24歳のとき、役者を志して兵庫県から上京。劇団に入るためいくつか電話したものの、全劇団から入団を断られてしまう。というのも劇団には願書が必要なうえ、どの劇団も次の願書受付は1年後という状況だった。
失意のなかで、マツオさんに大きな転機が訪れる。缶コーヒーを買おうとした自動販売機の下に白い封筒を見つけたのだ。なかには国内線の航空券が1枚。マツオさんは、その航空券を警察に届けた。
後日、航空券の落とし主から連絡をもらい会うことになるが、その相手が芸能プロダクションの社長を務める女性と判明。マツオさんは、とんとん拍子でこの女性が経営するプロダクションに所属することになる。
とはいえ、なかなか目が出ず貧乏生活をつづけていたマツオさんに、事務所から重大なミッションが下される。当時、事務所の所属女優が大ブレーク。彼女の運転手兼ボディガードを務めるよう命じられたのだ。
その女優とは、井川遥。この出会いがやがて、マツオさんを俳優として成功の道に導くことになる。
井川を守る業務がマツオさんにもたらしたものとは何なのか。“癒し系女優”として有名な彼女から「癒し系だね」と言われたこともあるマツオさんが、井川との驚きのエピソードからブレークに至るきっかけを語る。
※番組情報:『激レアさんを連れてきた。』
2020年11月2日(月)午後11:15~深夜0:15、テレビ朝日系24局(※⼀部地域を除く)