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声優・梶裕貴&甲斐田裕子、朗読劇に挑戦!『私の頭の中の消しゴム』のクリエイターが贈る“記憶”の物語

テレビ朝日はEXシアター六本木発の新シリーズ朗読劇『世界が記憶であふれる前に』を立ち上げ、11月14日(土)に上演する。

同作は、朗読劇の金字塔『私の頭の中の消しゴム』のクリエイターとタッグを組んで送るオリジナル作品。

ステージ上には男女2人だけが立ち、大がかりな装置や身体を駆使した演出はなし。出演者の声の演技と観客の想像力によって完成するライブエンターテインメントの感動、醍醐味を堪能できる。

第1弾はvol.0(ボリュームゼロ)と銘打ち、アニメ『進撃の巨人』の主人公エレン役などで世界的にも知られる声優で、俳優としても活躍中の梶裕貴、海外ドラマ『ゴシップガール』主人公セリーナ役など数多くの吹き替えを手掛けてきた実力派声優の甲斐田裕子が、圧倒的な表現力でお届けする。

◆梶裕貴(ソライ役)・コメント

一足早く脚本を読ませていただき…今からすでに、ソライを演じたくてウズウズしております。(笑)

何度も出演させていただいている朗読劇『私の頭の中の消しゴム』チームが送る、また新たな形の"記憶"をテーマにした人間ドラマ。原作・演出である岡本貴也さんの真髄ここにあり!といった作品です。お相手である、ナノ役の甲斐田裕子さんとの共演も楽しみでなりません。

朗読劇だからこそ表現できるであろう空気感を大切にしつつ、ご観劇されるみなさまと一緒に"忘れられない記憶"を作っていけたらなと思っています。公演を楽しみにお待ちください!

◆ 甲斐田裕子(ナノ役)・コメント

『超記憶症候群』数年前に海外ドラマでもこの特殊能力をもった女性を演じました。今回のお話をいただいたとき、まずそこにご縁を感じました。

とはいえ、まったく別の人生を歩み、まったく違った悩みをもつ女性。原作を読み進めながら、繊細な彼女を私が演じきれるか少々不安を覚えました。

特殊な能力ゆえ、傷つき孤立し、心を閉ざすナノの内側には、ごくごく普通の女の子がいます。私にはなかなか演じる機会のない、素肌感のある役、うん、ワクワクしてきた!

相手役の梶くんとご一緒する機会は多々あったけれど、今回のような関係性ははじめて。いつも自然体でそこにいてくれる梶くん、2人でどんな呼吸を紡ぎ出せるか、とても楽しみです。ご期待ください。

◆岡本貴也(原作・脚本・演出)コメント

自分の書いた小説が舞台化されるというだけでも飛び上がるほどうれしいのに、さらにその脚本を自分で書き、演出までさせてもらえるなんて、クリエイターとしてこれ以上のよろこびはありません。

『世界で記憶があふれる前に』は、大変苦労して生まれた小説で、とても思い入れが強い作品です。それが今回、最高の声優・俳優たちによって立体化されます。作り手としても、いち観客としても、心からワクワクしております。

どうかみなさま、2人のまっすぐな愛をぜひご堪能ください。

◆ ものがたり

体験したすべてを記憶して一切「忘れられない」特殊な能力=超記憶症候群の女性・ナノと彼女を救おうとする体力派男性・ソライ。記憶の容量オーバーゆえの体調不良、意識不明に見舞われ、自身の寿命が長くないことを悟ったナノは、特殊能力を駆使して大金を入手、2億円を元手に誰にも会わず何にも触れず一人でひっそりと生きていく決意をして、最後の計画を実行する、、、

緻密で大胆なトリック、香港、マカオと縦横無尽に繰り広げられる痛快なアクション、迫力の逃亡・追跡劇。

悲しい過去、誰にも理解されない孤独、やがて、2人に芽生えた恋心。
世界的大ヒットとなった『私の頭の中の消しゴム』のクリエイターが贈る、もう一つの“記憶”の物語。

あなたが忘れてしまっても、私はあなたのすべてを記憶する。

苦しくも切ない恋の先に待つものは――光か、闇か。

※公演情報:朗読劇『世界が記憶であふれる前に』

日程:2020年11月14日(土)開演16:00/開演19:30

場所:EXシアター六本木