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大久保佳代子、“実在を疑っていた”沢口靖子との初共演に大感動!「本当にいたんだ」

京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く科捜研の女

10月22日(木)スタートの『season20』、その第1話メインゲストとして大久保佳代子の出演が決定。10年前の女生徒殺害を自首してきた元非常勤講師で、“女優みたいに華やかな名前をもつ、地味な女”を演じる。

第1話は、大久保演じる女子高の元非常勤講師・星名瑠璃(ほしな・るり)が「私、人を殺しました」と自首してくるところから物語がはじまる。

瑠璃は10年前、当時勤務していた女子高の山岳部の練習中、生徒を滑落させ死亡させたと自白するが、すでに事故死として処理されていたにもかかわらず、彼女はなぜ今になって自首してきたのか。美しい名前とは裏腹に、地味でどこか負のオーラを漂わせる彼女は、本当に生徒を殺害したのか。

マリコは科学で供述を裏付けるべく、鑑定を開始。“光の当たらない女”の歪んだ感情が絡まった事件の謎が、しだいにあぶり出されていく。

◆“実在を疑っていた”沢口靖子との初共演に感激

2019年5月に『緊急取調室』、同年12月に『警視庁・捜査一課長スペシャル』と、テレビ朝日のミステリーシリーズに相ついでゲスト出演した大久保。両作品での渾身の演技が反響をよび、女優としての評価がますます高まっている。

今回の『科捜研の女』のオファーには、また格別な感慨があったとし、「長く続いている大人気ドラマなので、たくさんの視聴者の方が期待しているはずと、かなりのプレッシャーを感じました。でも、家族がめちゃくちゃ喜んでくれたのでうれしかったです」とコメント。

主人公・榊マリコを演じる沢口靖子とは、今回が初共演。その美しい佇まいゆえ、実は大久保は長年、沢口に対して“ある疑惑”を抱いていたとか。それは、沢口靖子は本当に存在するのかというもの

そのため撮影現場で初対面したときは、「私のなかで“(沢口さんは)実在しないのでは?”と思っていた人のひとりなので、“本当にいたんだ”とまず感動しました。優しく声をかけていただきうれしかったです」と、大感激したことを告白した。

そんな沢口と対峙するシーンでは「マリコさんの凛とした強さに負けないよう、はったりでもいいから気迫を込めて、対等に向かい合えるよう頑張りました」と、並々ならぬ気合を入れて撮影に臨んだことも打ち明けた。

◆瑠璃の満たされない思いを理解し、熱演

取り調べを受けるうち、“女優みたいな名前を持ちながら、人生でいちどもスポットライトを浴びたことがない”というコンプレックスを抱いていたことが明らかになる瑠璃。

大久保はそんな彼女の心情に「わからなくはないです。私も女性として人間として、人生のなかで、一度は注目されたいと思うし、なんらかの主人公になりたいなと思っています」と、瑠璃の満たされない思いを理解。

「毎日変わりばえしない先の見えない生活を送っていたら、瑠璃のような行動をとることもあり得なくないと思いました」と、役柄の感情を深く考察しながら丁寧に演じ上げたことを明かす。

大久保はまた、「無茶苦茶なようだけど、共感できなくもない女性だと思います。いつもの醍醐味であるトリックを楽しむとともに、瑠璃の生き方に何か感じてもらえたらうれしいです」と、みどころをよびかけた。

◆大久保佳代子(星名瑠璃・役)コメント(全文)

――『科捜研の女』のオファーを受けたときの率直な気もちを教えてください。

長く続いている大人気ドラマなので、たくさんの視聴者の方が期待しているはずと、かなりのプレッシャーを感じました。でも、家族がめちゃくちゃ喜んでくれたのでうれしかったです。

――10年前の殺人を自白する元・高校非常勤講師という衝撃の役柄でしたが、撮影前に準備されたことは?

ドラマという畑違いの現場にお邪魔するので、みなさんに迷惑をかけないこと、それには、しっかり台詞を覚えていくということをまず入念にやりました。

――演じる上で大切にされたことは?

共演者のみなさん、監督をはじめとするスタッフのみなさんを信頼し、臆せずに雰囲気にのっかれたらいいなと思って、挑みました。

――撮影現場で大変だったことは?

専門用語の羅列が多く、覚えにくいし、かつ喋りづらいので苦労しました。“重過失致死”と“業務上過失致死”は、夢に出るほど繰り返し練習しました。

――「人生でいちどもスポットライトを浴びたことがない」と嘆く瑠璃の気持ちは、大久保さんの目にはどのように映りましたか?

わからなくはないです。私も女性として人間として、人生のなかで、一度は注目されたいと思うし、なんらかの主人公になりたいなと思っています。たまたまラッキーなことに芸能界という注目を浴びやすい世界にいますが、毎日変わりばえしない先の見えない生活を送っていたら、星奈瑠璃のような行動をとることもあり得なくないと思いました。

――沢口靖子さんとは初共演ですが、印象を教えてください!

私のなかで「実在しないのでは?」と思っていた人のひとりなので、「本当にいたんだ」と、まず感動しました。優しく声をかけていただきうれしかったです。“榊マリコ”と対決ではマリコさんの凛とした強さに負けないよう、はったりでもいいから気迫を込めて、対等に向かい合えるよう頑張りました。

――内藤剛志さんとは以前『警視庁・捜査一課長』でも共演されましたが、今回、“土門刑事”から取り調べを受けていかがでしたか?

2回目ということもあり、勝手に安心感を抱き、取り調べのシーンも土門刑事の気迫を感じながらも緊張しすぎずやれました。撮影の合間も役作りの話などしてもらい、助けていただきました。

――視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!

私の演じる星奈瑠璃は、無茶苦茶なようだけど、なんか共感できなくもない女性だと思います。いつもの醍醐味であるトリックを楽しむとともに、星奈瑠璃の生き方に何か感じてもらえたら嬉しいです。

※番組情報:『科捜研の女 season20
2020年10月22日(木)スタート! 毎週木曜日 午後8:00~8:54、テレビ朝日系24局