オードリー若林「クソ野郎でしょ」後輩芸人の恥ずかしい黒歴史を痛烈批判
“激レア”な体験を実際にした「激レアさん」をスタジオに集め、その体験談を紐解いていく番組『激レアさんを連れてきた。』。
9月19日(土)の放送では、“20代で老舗和菓子店の御曹司と結婚し将来安泰!と安心していたら、実は借金数億の崖っぷち和菓子店だったことを明かされそこから売上をV字回復させた人”を紹介する。
ユイコさんが女将を務めるのは、江戸時代後期に創業され、210年余の歴史を誇る、京都でも老舗中の老舗ともいえる和菓子店。
現在は、SNS映えするかわいいお菓子に若い女性が殺到する大人気和菓子店だが、実はバブル崩壊後、売上は右肩下がりに。当時、創業以来、最大のピンチを迎えていたという。
そんなこととはつゆ知らず、ユイコさんは御曹司のヨシカズさんと24歳のときに結婚。幸せな日々を送っていたが、結婚から3年ほど過ぎたところで、店に借金が数億円あるうえ、毎年1000万円もの赤字が増え、倒産寸前だと聞かされる。
事実が明るみに出ても、職人たちが「今まで通り、伝統を守って丹精込めて和菓子を作るだけやなっ!」と打開策を見出そうとしない姿を見て、ユイコさんは「まったく売れていないのに今までのやり方で売れるわけがない!」「このまま放っておいたらヤバイ!」「私が店をどうにかしないと!」との思いに駆られる。
そこで、店の商品をあらためて見たところ、味、技術ともに素晴らしいものの、とにかく渋すぎることに気付く。老舗和菓子店の伝統的な高い技術に、女子目線のときめきが融合すれば、若い観光客にも人気が出るのでは?
そう考えたユイコさんは、“店の伝統”という高い壁に阻まれながら、ついにいまの時代にマッチした和菓子を生み出し、見事ヒットさせる。そこから彼女の快進撃がはじまる。
和菓子のことも、経営のこともまったく無知だったユイコさんが15年余りかけて店を復活させた裏には、ハチャメチャなアイディアを次々と提案する彼女と、伝統を受け継いできた者たちとの激しい攻防があった。
和菓子の世界を舞台にした、怒涛の人間ドラマを見ていく。
◆人気芸人の悲惨な青春
そしてこの日の放送では、視聴者の方からの投稿をもとに、レアな経験をしてきた芸人を紹介。
“演劇界の鬼才と思われたくて、常軌を逸したトガリ方をしていたら仲間全員を失ってしまい、仕方なくひとりで挑んだ公演で火災を起こして文字通り炎上した人”ことゾフィーの上田航平が登場する。
オードリー若林も思わず「クソ野郎でしょ」と切り捨てるほど、恥ずかしい黒歴史のもち主である上田。
トガリはじめたきっかけは、厳格な父親の教えだった。
「俺が興奮するような生き方をしなさい」という言葉が口癖だった父は、いい大学に進学していい会社に就職するような普通の生き方はつまらないので、「サラリーマンになったらぶん殴る」と言って上田を育てたそう。
その言葉通り、上田は大学進学後、演劇サークルの門をたたき、唯一無二の演出家を目指そうと決意。赤モヒカンに青いカラコン、スカジャンに下駄という個性的な出で立ちでカリスマ的立場に躍り出る。
しかし、トガリすぎて次第に周りから見放され、不用意なひと言で仲間が全員脱退する出来事が起こってしまう。
今では人気コント師として注目を集める上田が、「とにかく天才だと思われたかった」と当時の胸の内を明かしながら、あまりに恥ずかしい青春の日々を振り返る。
※番組情報:『激レアさんを連れてきた。』
2020年9月19日(土)午後10:10〜午後11:10、テレビ朝日系24局(※⼀部地域を除く)