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向井理は、なぜバーテンダーになった? 異色の経歴の背景が明らかに

人間洞察のプロであるインタビュアーが、さまざまなジャンルのトップランナーたちの知られざる真実を明かしていくBS朝日の番組『ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~』

6月24日(土)放送の同番組に、俳優・向井理が登場する。

©BS朝日

◆デビュー前は大学で研究に明け暮れる日々

現在35歳の向井は、デビュー前年にスカウトされるまで芸能界には興味がなかったといい、デビューは24歳と意外にも遅い。

明治大学農学部では遺伝子工学を専攻し、研究に明け暮れる日々を過ごした向井は、国際動物遺伝学会議に論文を提出しベストポスターアワードを受賞するなど、研究者としての成果をあげていった。

そんな彼が就職したのは、研究職とは無縁の飲食店。バーテンダーとしてカウンターに立っていたという向井の決断の背景にあった思いが明らかになる。

 

◆「水木しげる」という大きな存在を演じるプレッシャー

向井が芸能界に入ったきっかけは、街で声をかけられ撮影されたスナップ写真が雑誌に掲載されたこと。それを見た芸能プロダクションからスカウトされたのだという。

俳優の道を選択した向井だが、デビュー後はオーディションにことごとく落ちるなど仕事のない日々が続く。しかし、持ち前の探求精神と負けん気の強さで次第に頭角を現し、徐々に主要な役に抜擢されるように。

そうして迎えた2010年、NHK連続ドラマ小説『ゲゲゲの女房』で漫画家・水木しげる役を熱演。エランドール賞新人賞を受賞するなど、名実ともに同世代のトップを走る俳優の一人となった。

しかしその裏では、「水木しげる」という大きな存在を演じるプレッシャーから役作りに悩む日々を送っていたのだという。このときの心境を赤裸々に語る。

 

◆“第二の故郷”カンボジアとの関係

そして、向井を語るうえではずせないのが、“第二の故郷”カンボジアとの関係。

向井は2011年、日本・カンボジア親善大使に任命され、メディアでの発信や両国の交流促進イベントへの参加など、日本とカンボジア“懸け橋”となってきた

向井とカンボジアの出会いは、ドキュメンタリー番組で地雷原に畑をつくろうとしている家族の手伝いをしたこと。その体験から大きな衝撃を受け、価値観が変わったという。この経験が向井の俳優人生に及ぼした影響とは?

※番組情報:『ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~
2017年6月24日(土)午後 6:00~午後6:54、BS朝日