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永井大、『未解決の女』で新境地開拓。難役にも「喜怒哀楽を微妙にコントロールしながら…」

警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)に所属する肉体派熱血刑事・矢代朋(波瑠)と、文字フェチの頭脳派刑事・鳴海理沙(鈴木京香)がバディを組み、“文字”を糸口に未解決事件を捜査する新感覚の爽快ミステリー未解決の女 警視庁文書捜査官

8月27日(木)の放送では、永井大と久保田紗友がゲスト出演。謎が謎を呼ぶ「将棋を軸にした未解決事件」の奥底に潜む、“秘密の物語”のカギを握っていそうな重要人物を演じる。

先日、藤井聡太新王位が史上最年少で「二冠」を達成し、大盛況のうちに幕を閉じた「第61期王位戦」。『未解決の女』第4話では、そんな今年も熱い“将棋”にスポットを当てる。

朋&理沙は、17年前に対局した“天才ライバル棋士2人”をめぐる“2つの未解決事件”の再捜査を開始。実は、当時の対局で負けた棋士はその直後に殺人事件を起こして逃亡、行方不明になっていた。

さらに、勝った棋士は5年前、何者かに殺され、件の対局で贈呈された“伝説の将棋駒”が盗まれていた。その盗まれた駒が今になって突然、ネットオークションに出品される。

◆永井大が新境地を開拓

永井が演じる桜木歩は、ベテラン俳優・小野武彦が演じる“盗まれた将棋駒”を作った一流駒師・桜木正村の一番弟子。どこまでも実直に修業に取り組む一方、日頃から寡黙な男であり、彼の素性については正村もよく知らないという、謎めいた男だ。

視聴者はおろか、登場人物たちですらもどこか煙に巻くような、ミステリアスな存在である歩。実は、俳優として20年ものキャリアを誇る永井をもってしても、「これまで縁がなかった役」とのこと。

「心情や感情の表現が難しい役でした。とくに、色々な思いを押し殺したり、吐き出したり、怒ったり、悲しんだり、喜んだり…といった喜怒哀楽を微妙にコントロールしながら演じなければならないところは悩みました」と、難役を前にした素直な心境を吐露する。

しかし、永井はこの難役に誠心誠意、命を吹き込みながら日々の撮影に参加。無事にクランクアップを迎えると、「うまく表現できているかわかりませんが」と謙虚に前置きしながらも、「模索しながら演じる時間は楽しく、充実した日々でした」と笑顔。

ふたつの未解決事件を再捜査する主人公・朋を演じる波瑠からも刺激を受けたそうで、「波瑠さんはセリフをしっかりと相手に伝えることができ、一つひとつの言葉を大切にして演じているなぁーって印象でした。勉強させていただきました」と、実り多き共演を振り返った。

また、第4話の物語についても「今まさに藤井聡太新王位が話題になっていて、将棋ブームが来ているタイミングですので、あまり将棋が身近でない方でも楽しみながら見ていただける作品になっているのではないでしょうか」とアピールした。

◆久保田は「努力の積み重ねの大切さ」を学ぶ

さらに、未解決事件捜査の歯車がふたたび動くキッカケを作るのが、久保田紗友が演じる高校生・佐田彩子。

彩子は5年前、何者かに殺された天才棋士の娘で、今になって父が殺された際に盗まれた将棋駒がネットオークションに出品されているのを発見。未解決のままとなっている父の殺害事件を再捜査してほしいと、朋ら「特命捜査対策室」第6係のメンバーに依頼する。

実は撮影時、久保田も永井とはまた違った側面で、今回の役と格闘したそう。「彩子自身ツライ過去を抱えているのですが、あまり悲観的な子にも見えなかったんです。父を亡くしてからの5年間の生活も描かれていなかったので、どう演じようかと悩みました」と、台本にはじめて目を通したときの胸の内を明かす。

そんななか、「私なりに短い時間のなかで彩子をしっかり生かせられるよう、頑張ろうと思いました!」という久保田。「刑事さんとして長台詞を一発でバシッと決められている」波瑠からも「日頃から努力を積み重ねることの大切さをあらためて感じさせていただきました」と、全力で挑んだ撮影での収穫を教えてくれた。

◆永井大(桜木歩・役)コメント(全文)

この作品に参加できると聞いたときは、驚いたと同時にとてもうれしかったです!

今回の役は、心情や感情の表現が難しい役でした。とくに、色々な思いを押し殺したり、吐き出したり、怒ったり、悲しんだり、喜んだり…といった喜怒哀楽を微妙にコントロールしながら演じなければならないところは悩みました。

また、頂いた役どころはこれまで縁がなかった役でしたので、声をかけていただき本当に感謝してます。うまく表現できているかわかりませんが、模索しながら演じる時間は楽しく、充実した日々でした。

主人公を演じる波瑠さんは、矢代朋として淡々と相手に自分の気持ちや思い、考えをぶつける姿が凛々しくカッコイイな、と思いました。波瑠さんはセリフをしっかりと相手に伝えることができ、一つひとつの言葉を大切にして演じているなぁーって印象でした。勉強させていただきました。

今まさに藤井聡太新王位が話題になっていて、将棋ブームが来ているタイミングですので、第4話はあまり将棋が身近でない方でも楽しみながら見ていただける作品になっているのではないでしょうか。

どんな展開になっていくのか、どうぞお楽しみに!

◆久保田紗友(佐田彩子・役)コメント(全文)

台本を読ませていただいたら、彩子自身ツライ過去を抱えているのですが、あまり悲観的な子にも見えなかったんです。父を亡くしてからの5年間の生活も描かれていなかったので、どう演じようかと悩みました。ですが、私なりに短い時間のなかで彩子をしっかり生かせられるよう、頑張ろうと思いました!

主演の波瑠さんはすごく穏やかで気さくな方。でも、本番では刑事さんとして長台詞を一発でバシッと決められていて。役者としては当たり前のことかもしれませんが、やり遂げられている姿を間近で見て、日頃から努力を積み重ねることの大切さをあらためて感じさせていただきました。

第4話の最後のシーンは彩子にとって大切なシーンになりました。物語のなかで複数の重要人物が登場するので、視聴者の皆様も推理を楽しみながら、最後までご覧いただければ、と思います。

※番組情報:『未解決の女 警視庁文書捜査官
2020年8月27日(木)午後9:00~午後9:54、テレビ朝日系24局

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