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ドラマ『人間の証明』今晩放送! EXILE ATSUSHIの名作主題歌カバーにも注目

©テレビ朝日

4月2日(日)にテレビ朝日系で放送されるドラマスペシャル『人間の証明』。本作は、1976年に発表された森村誠一の推理小説『人間の証明』をドラマ化したもの。

原作の小説は、孤高の刑事・棟居という名キャラクターを生み出し、現在までに単行本・文庫本で累計770万冊以上を売り上げている。1977年には、岡田茉莉子・松田優作主演で映画化されるなど、「昭和を代表する名作ミステリー」の呼び声も高い作品だ。

原作の魅力は、殺人犯を追う刑事を描く「本格捜査ドラマ」であるとともに、激動の戦後を必死に生き抜いた「ひとりの女性の数奇な一代記」であり、家族の絆と崩壊を描く「ホームドラマ」であり、そして「国境を越えた親子愛の物語」であること。

設定などを変え、これまで幾度もドラマ化されてきた『人間の証明』。今回のドラマでは、原作に忠実に「終戦直後から1970年代の昭和」を背景として、普遍的な訴求力に富むストーリーの映像化に挑む。物語に登場する棟居弘一良役を藤原竜也、八杉恭子役を鈴木京香がそれぞれ熱演する。

さらに、ドラマスペシャル『人間の証明』主題歌は、EXILE ATSUSHI & Charが担当。同楽曲は、映画『人間の証明』 の主題歌であり故・ジョー山中が歌った『人間の証明のテーマ』のカバー曲となる。

ドラマ制作陣からのオファーを受け、原曲へのリスペクトの想いからATSUSHIが敬意をもって受諾。約40年のときを経て同曲を歌うことになったEXILE ATSUSHIは「感無量です」と感想を語っている。

 

あらすじ

©テレビ朝日

昭和49年、東京。ホテルの最上階に向かうエレベーターのなかで、一人のみすぼらしい身なりの黒人青年が息絶える。胸には深々と突き刺さるナイフ。頬には一筋の涙が伝っていた。

現場に駆け付けた麹町東署の棟居弘一良(藤原竜也)は、本庁捜査一課の横渡伸介(緒形直人)とともに捜査を開始。青年が向かおうとしていた最上階で聞き込みを始める。

その日、最上階では高名な美容家の八杉恭子(鈴木京香)による盛大なレセプションパーティーが開かれていた。大勢のマスコミや招待客がひしめき、大物議員の夫(中原丈雄)と一人息子(堀井新太)とともにスポットライトを浴びる恭子は、理想の妻、理想の母として日本中の憧れを集めていた。

殺された青年の名前はパスポートからジョニー・ヘイワードと判明する。しかし、恭子のパーティー客に該当する人物はいなかった。

その後の捜査で、ジョニーはニューヨークのスラム街育ちであること、片言ながら日本語が話せたこと、そして死の間際「ストウハ」という謎の言葉を残していたことが分かるが…。

※番組情報:ドラマスペシャル『人間の証明

放送:2017年4月2日(日)午後9:00~午後11:10、テレビ朝日系24局