1日1,000件の着信地獄!電話番号をネットに晒したラッパー、“1本の着信”で人生激変
“激レア”な体験を実際にした「激レアさん」をスタジオに集め、その体験談を紐解いていく番組『激レアさんを連れてきた。』を、8月15日(土)に放送する。
檀れいと濱口優をゲストに迎えた今回は、2組の“激レアさん”が登場。
1人目は、“カリスマギャルだったのに急遽田舎の崖っぷち温泉の女将を継ぐことになり、 見事超人気温泉に変貌させた人”ことメイさんだ。
メイさんは、福島県の小さな村にある日帰り温泉の女将。
22歳とまだ若く、派手に髪を染めたその容姿から温泉の女将とは想像しがたいが、19歳でこの仕事をはじめ、さまざまなアイディアを投入。崖っぷちだった実家の温泉を盛り返した。
村で唯一の“ギャル”だったメイさんは中学生の頃からカラコンを入れ、ほどなくしてはじめたギャルコスメに関するブログや、高校生のときに行っていた動画配信アプリでのコスメ紹介が大人気に。
いつしか全国にファンがいる“カリスマギャル”になっていた。
見た目こそバリバリのギャルだが、一方で美しい田畑と山々に囲まれた村で規則正しく暮らしていたメイさん。そんな彼女に転機が訪れたのは19歳のとき。家族間でいろいろな問題が起こり、父と2人、経営に苦しむ実家の日帰り温泉で働くことになったのだ。
何の知識もなく、女将を任されたものの、メイさんは驚きのスキルを次々発揮。気が付けば温泉には老若男女幅広い層の客が訪れ、大にぎわいとなる。
“ゴリゴリのギャル”が“年配しかいない田舎の小さな温泉”の女将になったらどうなってしまうのか。奇跡起きまくりの激レア温泉物語を見ていく。
◆オードリー若林「うれしくなるバカだね」
そして2人目の激レアさんは、“ノリで自分の電話番号をネットに晒したら1日に1,000件の着信地獄に陥るなかで、ある運命の出会いをはたし、人生が激変した人”ことユウタさん。
「PizzaLove」という名義で活動するラッパーのユウタさんは、電話番号を歌詞に入れた楽曲を制作し、そのミュージックビデオをYouTubeにアップ。驚くほどの再生回数を誇り見事に“バズる”が、その一方で朝から晩まで着信が入るようになってしまった人物だ。
話は今から4年前、ユウタさんが22歳のときにさかのぼる。
自称ラッパーで収入もほとんどなかったユウタさんは、パチスロにはまり、気が付けば借金が600万円ほどに。家にも帰れず、道に生えている雑草を食べて飢えをしのぐこともあった。
超ポジティブな性格で、あまり深刻にならずにいたユウタさんだが、借金の取り立て電話が鳴りやまないことからさすがに落ち込むように。
「たまには楽しい電話がしたい」との思いから、2019年、歌詞に電話番号を入れたナンバーをネットで公開するという驚きの行動に出る。
ミュージックビデオを公開すると、ユウタさんの電話番号は瞬く間にネットで拡散され、1か月後には1日1,000件の着信が来るように。
当然、かかってくるのは自分が望んだようなものばかりでなく、トラブルも続出するが、ユウタさんは見ず知らずの人々からの電話に「メチャメチャ楽しいな!」と高揚感を覚え、すべての電話に出るようにしたという。
これにはオードリー若林も呆れかえり、「うれしくなるバカだね。最近テレビでバカ見ないからうれしいよ」と爆笑する。
そんな着信地獄がつづいたある日、ユウタさんの元に人生を見つめなおす1本の着信が入る。 以来、自身をめぐる状況も好転したという。
その電話の主が、今夜の放送で明らかになる。
※番組情報:『激レアさんを連れてきた。』
2020年8月15日(土)午後10:10〜午後11:10、テレビ朝日系24局(※⼀部地域を除く)