松本まりかも驚きで口ポカーン!座高計、プールの目洗い場…学校からなくなったモノの数々
8月10日(月)に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』では、銀シャリ・橋本直が登壇。「学校からなくなったものを知らずに若い世代との会話で恥をかかないための授業」を展開した。
橋本によると、時代が変わるにつれ、学校には改善されたものや進化したものがたくさんあるという。今回橋本は、むかし学校に当たり前に存在したものを取り上げ、現在はどう変わっているのかを紹介。“新たな学校の常識”を伝授した。
まず橋本が生徒たちに見せたのは、懐かしい“座高計”の写真。実は、座高測定は戦時中の徴兵検査の際に行われていたもの。当時は内臓が発達していれば健康という考え方があり、座高が高い=内臓が発達していて健康、と判断されていたようだ。
その後も学校で使う机やいすの高さを決めるのにも役立つとして測定が続いていたのだが、2014年に文部科学省は「身長と体重のデータを活用すれば座高は省略できる」という有識者会議の提言を受け、健康診断の必須項目から削除廃止を決定。
それを知った生徒たちからは「へえ~」と驚きの声が相次ぐ。生徒のひとり、松本まりかは「普通に測ってました…。そもそも学生時代、“疑問に思う”ってことをしなかったんだなって思いました」と自身を振り返り、その発言の深さに橋本は「哲学ですね!」とべた褒めした。
◆プールの授業のお約束だった“腰洗い槽”と“目洗い場”が消えた!?
続いて橋本が挙げたのは、むかしは学校のプールに必ずあった“腰洗い槽”。
これは塩素を含む水で有害な菌を殺し感染症などを予防する設備だが、なんと数十秒間のシャワーと同程度の洗浄効果しか持たないことが判明。しかも近年、ろ過装置つきのプールが増えたため、必要がなくなってしまったという。
「ええー!」と驚く若林正恭、吉村崇、澤部佑に対し、16歳の現役高校生モデル・田鍋梨々花や18歳のモデル・生見愛瑠は“腰洗い槽”の存在すら知らないと発言していた。
さらに、同じくかつては学校のプールに設置されていた“目洗い場”についても、2008年、大学の研究チームが水道水の消毒に使われている塩素が角膜を傷つける可能性があると発表。
以降、ゴーグルをつけて泳ぐことが推奨され、利用されることが減少したと説明される。その事実を知った松本はガックリ、机に突っ伏してしまっていた。
◆松本まりかも、ぼう然! 懐かしのアイテムが絶滅しちゃう?
このほか橋本は、“アルコールランプ”、“石綿付き金網”、“OHP(オーバーヘッドプロジェクター)”、“焼却炉”など、学校から消えたモノたちを紹介。
電子黒板が普及したことによりOHPの利用が減少したと聞いた松本は「…電子黒板?」と驚きのあまり口をポカーン。さらに焼却炉の写真を見て「給食とかに使うのかと思った」という生見の発言にも驚いていた。
さらに橋本は、近い将来なくなってしまいそうなものとして“HBの鉛筆”を挙げる。
昔は鉛筆といえばHBが中心だったが、現在は小学生の筆圧が弱くなっているため2Bが主流なのだとか。ほかにも、“人間ピラミッド”や“連絡網”、“チョーク”なども近々消えてしまうのではないかと分析した。
なお地上波放送直後より配信されている「ABEMA」では、銀シャリ・橋本先生の授業“完全版”と、ABEMAオリジナル企画“お笑い研究部”の最新企画「アイデンティティのその後を考える」の1本目を配信中だ。
※番組情報:『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
毎週月曜日 深夜0:15 〜深夜0:45、テレビ朝日
※放送終了後から「ABEMA」でも配信