ウルトラマンで人気の平田雄也、“自称引きこもり役”を怪演!「ひたすらに悩み考え臨ませていただきました」
東山紀之演じる天樹悠を中心に、個性あふれる刑事たちが、時代とともに複雑化する超凶悪犯罪や難解な未解決事件に挑むドラマ『刑事7人』。
8月12日(水)放送の第2話では、事件に関わりのある重要人物・村上雅人役で人気若手俳優・平田雄也がゲスト出演する。
平田は、新世代ウルトラマンシリーズといわれる『ウルトラマンR/B(ルーブ)』(2018年)で、主人公のウルトラマンロッソを熱演。翌年には映画化されるほどの人気を博した。そんな“ニュージェネレーションヒーロー”として、子どもから大人まで幅広い世代を魅了してきた平田が今回、“殺人鬼”という役柄に挑戦する。
村上は過去に殺人を犯した文部科学省の元事務官の息子。しかし、人を殺しておきながらも、心神喪失状態だったという精神鑑定によって無罪を勝ち取ったという過去をもつ。そもそも、その精神鑑定が正しかったのかを疑う専従捜査班。さらに天樹は、その事件以来3年間自宅から一歩も出ていないと語る村上の発言にも疑問を抱く。
そんな過去に起こした殺人事件にも、現在の暮らしぶりにも何やら裏がありそうな自称引きこもりの村上を、平田が長髪姿で怪しく演じる。
◆平田雄也(村上雅人・役)コメント
『刑事7人』という夏のドラマを象徴する作品に出演することができてうれしかったです! それと同時に、村上雅人は一筋縄ではいかない役柄だったので、ひたすらに悩み考え、撮影に臨ませていただきました。現場の空気に『刑事7人』ならではの重厚感や気品があって、あらためて魅力のあふれた作品だと肌で感じました。
東山さんには、今回はじめてお会いしたんですが、優しくて凛とした姿が本当にかっこよかったです。撮影場所にきらびやかなシャンデリアがあって、合間に東山さんがその前で写真を撮られていたんですが、猛烈に絵になる…やっぱりスターだ!と、あらためて思いました!
第1話からつながる数字の謎や、複雑に入り組んだ人間関係…。第2話はすごく厚みのある物語になっていると思います。また、村上雅人の人間性、二面性にも注目して見ていただきたいです。
皆さんの心を揺さぶる人物になっているとうれしいです。放送をお楽しみに! ぜひご覧ください!
◆第2話あらすじ
法務大臣・高木慎一郎(金子昇)の隠し子、教育委員会の元教育長・小林孝之(不破万作)の孫の誘拐事件が解決しないまま、3件目の誘拐事件が発生する。
さらわれたのは、過去に殺人事件の被疑者の精神鑑定を手掛けていた大学教授・木下幸二(藤田宗久)の孫。しかし、今回の現場には、前2件のように白い塗料で書き殴られた不可解な数字は残されていなかった…。
一方、殺害された小林の解剖を手掛けた法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)は、胃のなかからプラスチック容器に入った黒い紙を発見。そこには白いペンで数字が書かれていた。専従捜査班の天樹悠(東山紀之)らは、この数字が木下の孫を誘拐する犯行予告だったのか…!?と、首を傾げる。
2件の誘拐事件を調べると、過去に高木と小林が保身のために冤罪をでっち上げ、真相を闇に葬っていたという事実が判明。その事件の真相を公にし、真犯人を粛清する殺人事件が続いていたため、木下が過去に精神鑑定を担当した事件にも隠された真実があるのではないか…と考えた天樹は、1件の裁判記録を入手する。
これは3年前、帰宅途中の女性・本条美和(花奈澪)が廃墟に連れ込まれ殺害された通り魔事件の記録で、それによると木下が行った精神鑑定が採用され、被告人・村上雅人(平田雄也)が無罪になっていた。しかもその日にちは小林の胃から出てきた数字だった―!
一連の犯行は、遺族による復讐ではないかとにらむ水田環(倉科カナ)と青山新(塚本高史)は、通り魔事件の被害者の父・本条健一(正名僕蔵)のもとへ。しかし、前2件の被害者遺族・原田國広(阿南健治)、大河内貞夫(升毅)と同様、本条にも鉄壁のアリバイがあった…。
さらに捜査を進めると、美和と村上には関わりがあり、通り魔事件ではなく計画的な殺人事件だった可能性が浮上。しかし、村上の精神鑑定を担当した木下は真実を語ろうとしない…。なんとしても次の報復殺人を阻止したい天樹は、当時事件を担当していた元管理官・道上慎之助(田中哲司)のもとへ。
「過去の3つの事件につながりがあるとすれば『被害者遺族の会』ではないか」という道上の発言にヒントを得た天樹は、原田、大河内、本条が同じ『被害者遺族の会』で出会い、1か月前、ほぼ同時期に退会していたという事実をつき止める。
専従捜査班は新たな犯行を食い止めることができるのか…!? そして、彼らを待ち受ける衝撃の真相とは――?
※番組情報:『刑事7人』
2020年8月12日(水)よる9:00~9:54、テレビ朝日系24局