オードリー若林「アウトレイジじゃん!」ニセ札を見破った男の危険すぎる手法に衝撃!
“激レア”な体験を実際にした「激レアさん」をスタジオに集め、その体験談を紐解いていく番組『激レアさんを連れてきた。』を、8月1日(土)に放送。
工藤阿須加と若槻千夏をゲストに迎えた今回は、“下町の小さな町工場の社長にして、世にはびこるニセ札をことごとく見破り、世界中から尊敬されている人”を紹介する。
現在70歳のマツムラさんは優しそうな雰囲気だが、ニセ札犯罪を食い止めるため、スーパーヒーローのごとく世界を股にかけて活躍をしている。
元々、マツムラさんは社員数30人ほどの機械を修理する町工場の社長。ニセ札判別に関しては“ズブのど素人”だった。
ところが1988年のソウルオリンピックが会社の転機となる。機械の部品など、不良品のチェックをしていたマツムラさんの会社に、大手企業から「ニセ札判別機を作ってくれないか?」と依頼があったのだ。
会社としてははじめての試みだったが、マツムラさんは嘘や偽物が許せない性格のうえ、「まぁ、うちの技術ならできるだろう」という自信もあり、機械の不良品を見破る技術を応用してニセ札判別機を製作する。
完成したマツムラ1号機はソウルオリンピックに入るニセ札を弾きまくり、その功績から韓国の金融機関の90%に導入されるほどに。その後、東南アジアにも進出し、世界中でも使われるようになる。
しかしあるときを境に突然売れなくなり、ついには会社倒産の危機にまで追い詰められてしまう。それはマツムラさんと、当時「本物のお札とまったく見分けがつかない」と言われたニセ札”スーパーK”との長きにわたる戦いのはじまりだった。
“スーパーK”の情報収集を開始したマツムラさんは、東南アジアなどさまざまな国へ渡航。フィリピンでは昼は刑務所で聞き込み、夜は歓楽街で怪しげな人に話しかけ、“スーパーK”の手掛かりを探した。
しかし、そんな危険すぎるニセ札探しのせいで、身の危険を感じた経験は数知れず。マフィアからボコボコに殴られたり、エレベーターのなかで背中に刃物を突き付けられたりしたこともあったそう。
マフィア映画さながらのシチュエーションに、オードリー若林は「アウトレイジじゃん」と衝撃を受ける。
そんな危険な状況に置かれようとも屈しなかったマツムラさん。“スーパーK”の弱点を見つけた方法や、イタチごっこのように次から次へと誕生したニセ札への対抗策などが明らかに。
マツムラさんのはてなき戦いを、驚きのニセ札技術とともに伝える。
※番組情報:『激レアさんを連れてきた。』
2020年8月1日(土)午後10:10〜午後11:10、テレビ朝日系24局(※⼀部地域を除く)