北乃きいが「壮絶な人生」と息を呑んだ“東京ローズ”の知られざる秘密に迫る
6月18日(火)に、MCの東野幸治がゲストトークを交えながら、偉人達の人柄や魅力を再現VTRなどで紹介していく『コレ誰?! 偉人伝 ナニした!? 大調査団』(ABC・テレビ朝日系)が放送される。
◆戦時中にアメリカで注目された「東京ローズ」とは?
同番組は、とんでもない偉業を成し遂げながらその名前を知られていない偉人=「コレ誰?!」な人たちを徹底的に調べ上げ、成し得た偉業に加えて、その人物の魅力や人生ドラマを掘り下げていく偉人発掘情報バラエティー。
この日の放送では、“おばあちゃんの原宿”巣鴨地蔵通り商店街でリサーチしてみても「知らない」という声が多数で、「女優?」や「スパイ?」といった声も上がり、高齢の方々にもあまり認知されていない「東京ローズ」の知られざる秘密に迫る。
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太平洋戦争時、日本軍は連合国軍向けにラジオを使ってプロパガンダ放送を展開。その放送を担当していた女性アナウンサー(複数いたとされる)はアメリカの兵士たちの間で大人気となり、やがて「東京ローズ」と呼ばれるようになった。
昭和20年、終戦を迎えた日本には米メディアが殺到。彼らが最も取材をしたかったのは天皇陛下、東条英機に次いで「東京ローズ」だったということからも、その人気ぶりが伺える。
それほどまでにアメリカで注目された東京ローズとは一体何者だったのか?
そこには、戦争という時代に日本とアメリカの狭間で運命に翻弄され続けた一人の日系アメリカ人女性アイバ・戸栗・ダキノの存在が浮かび上がる…。
番組では当時の肉声や映像、そして緻密に描かれた再現ドラマで「東京ローズ」の知られざる秘密を解き明かしていく。
ゲストの北乃きいが「今では考えられない壮絶な人生ですね」と息を呑めば、宮崎美子は「彼女がアメリカ社会にこんなにも大きな影響を与えたことを、なぜ私たちが知らないのでしょうか」とひしひしと感じ入った様子を見せる。
◆世界初のビニール傘を開発した日本人も
そのほかにも番組では、日本で初めてクリームパンや本格的インド式カリーを製造販売したとして有名な、ある老舗食品メーカーの創業者である相馬愛蔵・黒光(こっこう)夫妻の一人娘・俊子の波乱の人生を紹介。
さらに、ATMに内蔵された紙幣を正確に数える真空ポンプを発明した町工場や、世界初のビニール傘を開発した日本人、切り口で手を切らない缶詰のプルトップを作り上げ世界に衝撃を与えた職人が登場する。
※番組情報:『コレ誰?! 偉人伝 ナニした!? 大調査団』
2017年6月20日(火)午後7:54~午後9:48、ABC・テレビ朝日系