「のび太」の名前に込められた“想い”。「パパもママも一生忘れない」…知られざる家族の歴史
テレ朝動画では、7月31日(金)まで「ドラえもん 夏の視聴感想文キャンペーン」を実施中。
テレ朝動画で配信されているアニメ『ドラえもん』約700話のなかから、好きな作品を視聴して感想文を送る、夏休みにぴったりのキャンペーンだ。
本記事では、テレ朝POSTのライターが執筆した名作「僕の生まれた日」の感想文を紹介する。
のび太の名前の由来も明らかになる、「泣ける」名作の魅力をぜひ感じてほしい。
◆「僕の生まれた日」あらすじ
のび太は、自分が生まれた日の写真が残っていないうえに、いつもママにしかられてばかりの自分は、この家の本当の子どもじゃないんだ!と言い出す。
ドラえもんが止めるのも聞かず、家出してしまうのび太。
戻ってこないのび太を迎えに来たドラえもんは、タイムマシンでのび太が生まれた日に行って、たしかめてみることを提案。ふたりは、のび太が生まれた年の8月7日に向かうことに…。
10年前ののび太の部屋は、パパの書斎だった。そこに、あわてた様子のパパが帰ってくる。赤ちゃんが生まれるという連絡を受けて、会社を早退してきたのだ。
のび太とドラえもんは、病院に向かうパパの後をこっそりつけることに。途中、カメラを買ったパパが病院に到着すると、ちょうど赤ちゃんが生まれた!
大よろこびするパパは、赤ちゃんに「のび太」と名づける。その理由を聞いたのび太は…!?
◆「ひさポン」さんの感想文
ツライとき、悲しいとき、本心じゃなくても「自分なんか生まれてこなければよかった」と思ってしまうことがある。
そんな私を勇気づけてくれるのは、いつも見守ってくれる存在がいること。「僕が生まれた日」は、大事なことを思い出させてくれた作品だ。
物語のなかで、のび太は「こんな子、産んだ覚えはありません」というママの言葉に傷つき、親に愛されていないと思い込んでしまう。
子どものころ、「おまえはウチの子じゃない」という親からの言葉にショックを受け、家を飛び出したことを思い出した。私と同じだと思った。
しかし、のび太はタイムマシンで自分が生まれた誕生日へ行くと、知らなかった家族の物語を知る。
自分の誕生を心待ちにしていたパパ。必死に生んでくれたママ。そして、「まっすぐのびのびと育ってほしい」というのび太という名前に込めた想いを…。
自分という存在が、両親にとってどんなに大切か、どんなに望まれて生まれてきたかをはじめて知るのだ。
愛おしそうにのび太を抱きしめるママの姿を見て、家出したあの日、必死になって探してくれた母親の姿が脳裏に浮かんだ。
いつだって私を見守り、肯定してくれる存在が、こんなに近くにいたんだなと。
「パパもママも一生忘れないぞ。お前ががんばって生まれてきてくれたことを」という言葉は、のび太に送ったパパの言葉。だが、私の心も明るく照らしてくれた。
※配信情報:テレ朝動画 『ドラえもん』月額見放題パック
月額500円(税抜)
テレ朝動画では、アニメ『ドラえもん』の見放題パックを提供中。約700話と豊富な話数のなかから、過去の名作エピソードを視聴可能。
新しいエピソードは毎週火曜日と金曜日に追加され、テーマや季節に沿って厳選した「おすすめ」も紹介されている。
※キャンペーン情報:テレ朝動画 ドラえもん 夏の視聴感想文キャンペーン
対象者:テレ朝動画「ドラえもん月額見放題」の会員
対象期間:2020年7月1日(水)12:00~2020年7月31日(金)23:59
対象作品:テレ朝動画で配信されているアニメ『ドラえもん』のお話
賞品:テレ朝動画オリジナルQUOカード
※番組情報:『ドラえもん』
毎週土曜日 ごご5:00~ごご5:30、テレビ朝日系24局