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サッカー日本代表のユニフォームに隠された意外なメッセージ。「この文字は人を感動させる力がある」

テニスの現役を退いてから、“応援”することを生きがいにしている松岡修造。

現在は東京オリンピック・パラリンピックに向けて頑張る人たちを、「松岡修造の2020みんなできる宣言」と題して応援している。

今回は、アンビグラムという、異なる方向からでも読める文字をつくっている野村一晟さんに話を聞いた。

野村さんのTシャツには「挑戦」という文字が。修造が逆立ちして見てみると、「勝利」いう文字に見えた。

東京2020を戦うサッカー日本代表のユニフォームに刻まれた「侍魂」という文字も野村さんが手がけたアンビグラム。上下逆にしてみると「日本晴れ」と読める。

野村さんはアンビグラム作家として、イベントやSNSなどで、アンビグラムを世に広める活動を行っている。

野村さん:「私が一番大事にしているのは、2つの言葉を組み合わせて、ストーリーが生まれるかということです」
修造:「『挑戦』していくなかではじめて『勝利』が見えてきますよ!とか。『日本晴れ』が見たい!そのためには『侍魂』持てよ!というストーリーが入っているんですね」
野村さん:「その通りです。アンビグラムは、いろいろなストーリーやメッセージを伝えられる素晴らしいツールだと思っています。対義語とか慣用句、時事ネタとか、いろいろな言葉で今、作りつづけているんです」

去年2019年4月、新元号が発表された際には「平成」が、180度回転させると「令和」になるアンビグラムを発信。さらに、新型コロナウイルスで医療現場がひっ迫するなか、「医療」を90度回転させると「感謝」に見えるアンビグラムを発信した。

これまでに3500点以上の作品を作ってきた野村さん。そのスタートは、美術を専攻していた学生時代だった。

◆「この文字は人を感動させる力がある」

野村さん:「はじめて作ったのは、友達や家族の名前でした。プレゼントしたら、すごくよろこんでくれたんですよ。そこから、この文字は人を感動させる力があると思いました」
修造:「東京2020ではどんな発信をしますか?」
野村:「選手の名前をひっくり返すと『おめでとう』とか『最強』みたいな、そんな言葉にしてみなさんを応援できたらと思っています」

すでに、東京2020に向けて考えているアンビグラムがある。そのひとつが「」。ひっくり返すと「」、夢の先に金メダルが待っているというメッセージが込められている。

野村一晟さんのできる宣言は「アンビグラムで世界中を応援したい!夢は金!」。修造は「応援するぞー!」と野村さんにエールを送った。

※番組情報:『TOKYO応援宣言
毎週日曜あさ『サンデーLIVE!!』(午前5:50~)内で放送、「松岡修造の2020みんなできる宣言」も好評放送中、テレビ朝日系

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