「売るつもりはないよ」NZで90年の“歴史”を誇る、小さな港のキャンプ場
2020.07.02
世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。6月26日(金)に放送された同番組では、ニュージーランドのサンドスピットマリーナについて特集した。
ニュージーランド北島の美しい入り江にある、サンドスピットマリーナ。そのすぐ隣には、ホリデーパークという小さなキャンプ場がある。
「人が多いときは大変だけど、3世代から5世代にまでわたって来てくれる家族に会えるのは楽しいこと」と話すのは、5代目のオーナー、ジャラッド・モリソンさん。
実は90年も続いている、このホリデーパーク。アウトドアが盛んなニュージーランドでも、古い歴史を誇るキャンプ場のひとつだ。
自慢は、ビーチが目の前にあるロケーション。長年開発の波に抗いながら、貴重な場所を守ってきた。
「ビーチフロントのキャンプ場は少なくなったけど、売るつもりはないよ。みんなにこの場所を楽しんでもらいたいんだ」
小さな港で時代を紡ぐキャンプ場。ジャラッドさんは、これからもこの場所を守りつづける。
なお、7月3日(金)放送の『港時間』では、スペイン東部、地中海に面した小さな漁港・カダケスを特集。港の風景を描いていた日本人画家を紹介する。
※番組情報:『港時間』
毎週金曜深夜0時15分~0時20分放送、テレビ朝日
(ABCでは毎週金曜夜11時10分~夜11時17分放送、メ~テレでは毎週日曜夕方4時25分~4時30分放送)