テレ朝POST

次のエンタメを先回りするメディア
menu

川栄李奈、木村拓哉は「本当にスゴイ方です」と感動!『BG』で初共演

6月18日(木)から、第2シーズンがスタートする木村拓哉主演のドラマ『BG~身辺警護人』

6月25日(木)放送の第2話のメインゲストとして、川栄李奈が出演。目が不自由な天才ピアニスト役に挑む。

丸腰の状態でまさに“命の盾”となり、あらゆる危険からクライアントを護る民間ボディーガードの生き様と戦いを描く同作。

10分拡大で送る第2話のメインゲストとして出演する川栄、今回が木村と初共演となる。

◆章が“クライアント自身から”クライアントを護る

川栄が演じるのは、国際コンクールへの出場も控えている“目の不自由な天才ピアニスト”・守尾恵麻。事務所の社長である実姉の献身的な支えと戦略も功を奏し、日本クラシック界の寵児となった女性だ。

ところが、本人はハンディキャップを武器にした売り出し方など、姉のやり方に反感を募らせる。姉に反発するだけでなく、なんと自らの死を招き寄せるような行動にまで出てしまう。

この状況に危機感を覚えた姉の依頼で、章(木村)は恵麻をほかでもない“恵麻自身から”警護することに

◆「ピアノは繊細。向いてないなぁ…(笑)」

そんな天才ピアニストという役柄に挑戦する川栄だが、実はピアノの経験はゼロ。撮影前に猛特訓を受けたが、「音符も読めないし、どの鍵盤が『ド』かもわからないレベルなのに、先生から『鍵盤を見ずに弾いてください』って言われて…(苦笑)。本当に難しかったです」と、並々ならぬ苦労を告白した。

しかし、人一倍努力家の川栄はくじけることなく、膨大な時間を練習に割き、リサイタルのシーンも見事に熱演。本人は「ピアノは繊細。でも、私は力強くてガサツな性格で、それが演奏にも出ちゃう! 向いてないなぁって思いました(笑)」と、どこまでも謙虚な姿勢だが、映像は川栄のほとばしる気迫が凝縮された、圧巻のシーンに仕上がっている。

◆木村が自身の経験を、川栄に伝授!

さらに今回、目の不自由な役も初挑戦となった川栄は、実際に視覚障害支援団体でも指導を受けたという。それでも、「見えていないと意識して演じていても、ついつい目が動いてしまったりして、すごく難しかった」と語る。そんな川栄に手を差し伸べたのが、主演映画『武士の一分』(2006年)で失明した役を演じた経験のある木村だ。

リハーサルの後に目線の動かし方や振り向き方をアドバイスしてくれたと明かし、「撮影合間にも気さくに、他愛もない話もしながら、場の空気を和ませてくださるので、すごくうれしいです。本当にスゴイ方です!」と感動しきりだった。

島崎章、そして木村拓哉に護られながら難役と向き合っている川栄。「劇中では章さんたちボディーガードのおかげで、恵麻の気持ちもスッキリとしていくんですけど、私自身も撮影が終わったら心が浄化されるんじゃないかな」と、充実感を漂わせる彼女の一途な熱演に注目だ。

◆川栄李奈(守尾恵麻・役)コメント 全文

ゲスト出演が決まったときはすごくうれしいなって思う反面、役柄に関しては演じきれるかどうか、ちょっと不安もありました。なので撮影前に、ピアノの先生や、視覚障害の方にご指導していただいたんです。でも、どちらもすごく難しいです…!

ピアノに関しては音符も読めないし、どの鍵盤が「ド」かもわからないレベルなのに、先生から「鍵盤を見ずに弾いてください」って言われて…(苦笑)。本当に難しかったです。なので、とにかく練習を繰り返し、鍵盤の場所を丸暗記して、撮影に臨みました。

ひとりでのリサイタルシーンはもう撮り終わって、あとは片手だけで弾く連弾のシーンを残すのみなので、今はホッとしちゃってます(笑)。ただ、今回挑戦して感じたのは、ピアノは繊細だってこと。でも、私は力強くてガサツな性格で、それが演奏に出ちゃう! 向いてないなぁって思いました(笑)。これを機にピアノを習おう…とは、恐れ多くて考えられません!

木村拓哉さんとは初共演ですが、本当にスゴイ方です! 私は目の不自由な役がはじめてなので、見えていないと意識して演じていても、ついつい目が動いてしまったりして、すごく難しかったんです。でも毎回、木村さんがリハーサルの後に「こうした方がいいんじゃない?」と、目線の動かし方や振り向き方を、理由と一緒に教えてくださるんです。

木村さんのアドバイスがすごくありがたく、心強いです! 撮影合間にも気さくに、他愛もない話もしながら、場の空気を和ませてくださるので、すごくうれしいです。

恵麻はハンディキャップを武器にせず勝負をしようとする、自立した人。そんなこともあって、お姉ちゃんにも反発するんですよ。実を言うと、私自身にも姉がいて、今でこそ仲良しですけど、小さい頃が全然仲良くなかったんです(笑)。だから、恵麻とお姉ちゃんの温度感も理解できますし、昔の感覚を思い出しながら演じる日々です。

劇中では章さんたちボディーガードのおかげで、恵麻の気持ちもスッキリとしていくんですけど、私自身も木村さんや共演経験のある斎藤工さんや菜々緒さんに優しくしていただいて、撮影を楽しんでいます。私自身も撮影が終わったら心が浄化されるんじゃないかなって思います。

※番組情報:『BG~身辺警護人~』第2話(拡大スペシャル)
2020年6月25日(木)午後9:00~午後10:04、テレビ朝日系24局