長嶋一茂、甲子園中止の決断に異議!「ほかのスポーツ含め全部できなくなってしまう」
華麗なる家庭で育ち、言いたいことを遠慮なく口にしちゃう、石原良純、長嶋一茂、高嶋ちさ子の怖いもの知らずのメンバーが、いま世間をザワつかせている社会現象について独自トークを繰り広げる『ザワつく!金曜日』。
6月5日(金)の放送では、一茂が甲子園に対する無念を熱く語る場面があった。
◆野球に長く携わってきた一茂が思いを吐露
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、中止が決まった夏の甲子園。
この決断に納得のいかない一茂は、レギュラー出演している情報番組『モーニングショー』でも開催の可能性について言及していた。
そして、この日の『ザワつく!金曜日』でも、「ソーシャルディスタンスや3密を避けた移動の方法をシミュレーションすれば、できるような気がする」と提言。
つづけて、大会を目指してきた球児たちの想いに触れ、「彼ら18歳だとしたら、(今年は)18分の1じゃない。甲子園に出るために4歳、5歳からずっと積み上げているものがある。もうちょっと大人が彼らの気持ちを慮る部分があってもいいのかな」と訴えた。
前述の『モーニングショー』に出演している白鴎大学の岡田晴恵教授の意見を引き合いに一茂は、「夏の屋外で行う野球の大会が開催できなくなったら、屋内のほかのスポーツ含め全部できなくなってしまう」と、大会中止によって生じるスポーツ全般への影響を憂いた。
また「はっきりいうけど、そういうときにこそやらなきゃいけない。やる方向で考えられないかっていう人がいなきゃダメなんだよ」と熱を込めて持論を述べる一茂。
さらに高校野球のみならず、来年2021年7月に延期となった東京オリンピックに関しても、「日本人は罰則がない自粛要請だけで自分たちを自重できるっていう、ものすごい国民性がある。そういう国民が世界に先駆けてスポーツシーンを復活させるという“オフェンス”の意識がないと。乗り切れたらすごい国だと思う」と言及、スポーツ界全体の今後について熱弁をふるった。
※番組情報:『ザワつく!金曜日』
毎週金曜日 よる7:00〜、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)