YouTubeは「しくじった人でも、もう一度夢を見られる場所」。人気YouTuber・ヴァンゆんが語る
6月1日(月)深夜に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』には、男女2人組の人気YouTuber・ヴァンゆんが登壇。
「安易な考えでYouTuberをはじめてしくじらないための授業」を展開し、過去のしくじりから学んだYouTubeの極意を伝授した。
元ビジュアル系バンドボーカルのヴァンビと、元アイドルのゆんによる美男美女2人組YouTuber、ヴァンゆん。息の合ったトークが評判で、チャンネル登録者数200万人以上、動画総再生回数9億8000万回以上(5月29日時点)という人気ぶりだ。
授業では、YouTuberとして成功するために何をすべきなのか、ヴァンゆんが自らの過去のしくじりから学んだ動画制作ノウハウをわかりやすく伝授する。
まず教えたのは、「サムネイルを制するものはYouTubeを制する」という鉄則。ヴァンゆんによると、サムネイルによって動画のクリック率は大きく変化するという。
じつは、動画投稿をはじめたころ、サムネイルを軽視して5分ぐらいで“チョチョイっと”つくっていたというヴァンゆん。その大切さに気づいてからは、複数のカメラを使って10パターンものサムネイルをつくり、選考会議を経てベストな1枚を採用していると明かす。
「そもそもサムネイルで“映える”ものが撮れない場合は、企画自体をとりやめる」ともいい、これには“生徒”たちも驚き。さらに、「“関連動画”に表示されるタイトルづくりに命をかける」という教訓も披露し、常に新規の視聴者を意識したタイトルづくりが大事だと語りかけた。
◆「YouTubeは、どんなにしくじった人でも…」
ヴァンゆんはさらに、「再生回数よりも大事なのは“視聴者維持率”」だと力説。
視聴者維持率とは、動画がいかに長いあいだ見られたかを表す数字で、この数字が高いと関連動画やおすすめ動画、急上昇ランキングに選ばれやすくなり、再生回数が増えるという。
そんな“視聴者維持率”を高める編集の例として、教室にいた品川庄司・庄司の動画を検証。
編集でいかに印象が変わるか、ヴァンゆん方式で編集した動画を紹介すると、その出来映えの違いに生徒たちは騒然。庄司も、「最高!このまま(動画が)ほしい」と大興奮していた。
そして最後、ヴァンゆんは、これからYouTuberをはじめる人たちにエールとして送りたい教訓を発表。
それは、「YouTubeはどんなにしくじった人でももう一度夢を見られる場所」というもの。アイドルやバンドマンとしての夢は破れたものの、YouTubeドリームをかなえたヴァンゆんだからこそ発せられる言葉を贈った。
なお、地上波放送後から配信している「ABEMA」では、ヴァンゆん先生の授業“完全版”と、ABEMAオリジナル企画“お笑い研究部”の新作、「“リモート番組で爪痕を残す”を考える」の第2弾が展開されている。
※番組情報:『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
毎週月曜日 深夜 0:15~深夜0:45、テレビ朝日
※放送終了後から「ABEMA」も配信